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やー、とうとう完結しましたな。
もう今更語るべき事は何も無いんですが、、
やはり何か区切りを付けて置かないと落ち着かないのでw

何と言うか、「全員が」と言う訳じゃないんですが、
敵も味方も皆、全てをやり切った顔をして逝ってしまうのが印象的でありましたね。
逆に、残された者はやり切れない思いを抱えて生き続けるのと言うのは、
何か普遍的な真理を現している様な気もします。
なんだか判った風な事を言ってますが、
あんまり深くは考えないで下さいw

しかし、ラストバトルの盛り上がりといい、
エピローグの力の抜け具合といい、
ヒラコー漫画の魅力の全てを出し切っていたと思いますよw
改めて見ると、表紙のイラストがこの結末の全てを物語っているようにも見えますなw

最期の最期まで表紙裏のネタが楽しい漫画でしたw
あの、少佐の国王様コスプレの苦労にはフイタw
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ほろ苦ぇー・・・。
これが青春て奴なんですなw

「ヘタレ眼鏡」薫にああ言う度胸があるとはねぇw
しかし、律子の涙に心が自分に向いていない事を思い知り、
やるせなさをその原因である千太郎に八つ当たりする辺りがもう青臭くて良いですw

思わぬとばっちりを受けた千太郎でしたが、
その流れで伏せていた自分の過去を曝け出し、
自分もまた薫と似た境遇である事を告白して、
二人の間に生じたわだかまりを溶かすんですが、
あの子供の頃の千太郎が唯一の心の支えを失った瞬間の描写は、
台詞が無いのも手伝って視覚に訴えてくる喪失感が凄く大きくて印象的でしたよ。

で、傷心の薫が自分の心に区切りを付けたいのもあって、
音信不通だった母親に会いに上京し、
いよいよご対面・・・

って、おい!ここで終わるのかよw
うわー、この先どうなるのか気になるわー。
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何と言うか、相変わらずドラマの見せ方が上手いですねー。

前半は、エウメネスが育ったカルディアでの過去との決別を描いてましたが、
あの胡散臭さバリバリだったアンティゴノスさんの、
正体のバラし方はなかなか見応えがありましたよ。
「寄生獣」を手掛けていただけあって、ある種、ホラー漫画のような展開でしたw
例えるなら、得体の知れない化物がいきなり正体を現すのではなく、
間接的且つ徐々に読者の恐怖感を煽る手法が見事に決まってます。

で、後半はマケドニアへの生活拠点の移行と、
マケドニアの文化や情勢といったものの紹介の中に、
ポツリポツリと置かれた伏線がこれからどういう展開を見せるのかとても気になりますねぇ。
マケドニアの後継者問題や、派閥争いの火種、
生涯のライバル?となりそうな人物の印象的な登場の仕方など、
ますます面白くなってまいりましたw
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相変わらずの面白さで、ホント毎巻楽しみ過ぎますよw

今回は表紙の絵柄の通り、子供たちにスポットが当たった巻でした。
その中でも、特に太陽のエピソードの数々が印象的です。
何と言うか、獣の騎士団の中でも複雑な家庭で育ち、
感情を押し殺して生きてきた太陽にとって、
獣の騎士団での交流がもたらす人の暖かさが、
より冷え切った家族関係を浮き彫りにしていたのがいたたまれませんでしたね。

そして、10体目の泥人形との戦いの途中で、
ピンチの場面で生きる事を早々に諦めてしまう太陽をぶん殴って、
かました雪待の説教が凄く自分的には心に響きました。
自分もどちらかと言うと太陽のようなネガティブな性格なんで、
こう言うポジティブな考え方って目から鱗の思いでした。
ホント、自分も界王軒のラーメンが食べたくなりましたよw

で、そこに颯爽と現れた夕日と三日月の大見得は、
物凄くダサくてシビレルほどカッコイイですなw
半月の志を受け取った者の証として、
夕日のポーズが半月と同じだったのが泣かせますよw
その時の夕日たちを見る太陽たちの目線は、
夕日や三日月が半月を見ていた時と同じく、
尊敬できる大人を見る目のそれでしたね。
ここで夕日たちから子供たちへと、
半月から受け継いだ「大人の在り方」と言う物が、
更に受け継がれて行くとても良いシーンでした。

その後、別の機会に太陽一人で泥人形と立ち向う事になるんですが、
生まれたばかりの弟に対して、自分が大人である事を意識しての行動だったのが、
夕日たちの行為がちゃんと太陽に届いていた事を証明していますよ。
また、ただがむしゃらに不器用な戦いをする太陽に、
感情を爆発させるエネルギーが生まれた事がとても感動的でした。

生への執着が太陽の中に生まれ、内なる変化を起こした彼がこれからどうするのか、
一刻も早く次巻が待たれますw
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あらすじ(裏表紙から転載)
都澤理紗はどこにでもいるような女子高生である。
よく笑い、よく食べ、よく眠り、ちょっとだけ学ぶ。
そんな彼女の「特別なこと」をひとつ挙げるとすれば、
野球部ただ一人の女子部員であること。
ささやかだけれど眺めていると訳もなく胸が騒ぐ・・・。
部活少女・ザワさんの日常素描。

ストーリー漫画ではなく、
ショートショートを読んでいるような感覚を覚える一話完結型の漫画です。

見所としては、体育会系美少女・ザワさんが高校野球という男だけの環境の中、
本人は自分が女である事を意識してなくても隠し切れない女らしさや、
スポーツをしている女の子にありがちな大雑把な性格がもたらす大胆な行動に、
ドギマギさせられる男子部員たちに感情移入する所ですねw
スポーツに真剣に取り組む女の子の均整の取れた体の美しさや、
野球のアンダーシャツ下の日焼けしてない白い肌に何とも言えない感情を抱かされますよw

しかし、この文章だけを見ると単なるフェチ漫画のようにも見えますが、
そう言う話だけではなく、ザワさんが野球に取り組んでいる時の凛とした表情や、
部員同士の独特な仲間意識など、体育会系部活らしい部分もとても良く描けているので、
その方面での評価もけして低いものでは無いと思います。

ま、なんのかんの言っても、ボーイッシュな女の子がお好きな方に、
どストライクな漫画なのは間違い無いでしょうw
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おおぅ・・・。
灼(しゃく)の髪型と衣装をいじったら随分変わったなぁw
ほとんど別人?w
ミニスカ・ツインテを装備した事によってかなり可愛らしくなってますw

で、新たに灼が仲間に加わった事でこの漫画に欠けていた女っ気が補完され、
これまで割と重い雰囲気だったこの漫画も少し風通しが良くなって、
随分と読みやすくなったように思いますw
ま、それだけじゃなく、だいぶ描き慣れて来た事によって、
水上さんらしさがより出て来たという事もあるのでは無いか、と。
しかし、それでも尚この漫画の持つテーマの重さ自体は変わってないので、
節目節目にその重さを実感させられますよ。

そして、なんかとんでもない中ボス?が出て来ましたな。
四獣将っつーからには四天王的な位置なのでしょうね?
圧倒的な力の差を見せ付けての登場の仕方は、敵とは言え痺れるカッコ良さでありました。
1巻での「城ロボ」といい、どうやってこいつらに勝利するのかが見物でありますw
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う~ん・・・。
なんだか凄く危なっかしいものを見ているようで落ち着きませんね。

と言うのも、例の地上へ降りる計画に参加しているソウタのせいなんですが。
いい歳した大人が自分がしている事の違法性に気付きもせず、
他人を軽々しく巻き込もうとしている事の重大さを認識していないのが、
どうにも自分的にはイラついてしょうがないんですよねぇ・・・。
ソウタの純真さに付け込んでいるニシマルが悪いのも解かるんですが、
自分の目にはソウタの浅はかさの方がより責任が大きい気がしてなりません。

仕事に対する考え方の良い話とかもあったんですけど、
こちらの方がこの漫画の今後の展開を左右する物だっただけに、
今後どうなるのか気になってしょうがありませんよ。
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伏線の一つ一つが補完されて話の全体像が明らかになって行く展開は、
ジグソーパズルが完成して行くのと同じ様な快感を覚えますね。
特にこの漫画の場合は難解なピースが混じってたので、
それがはまった時の快感は他の漫画の比では無いですよw

で、この巻では残されたパイロットの二人、
ウシロとマチが既に逝ってしまったパイロットの家族を訪れる旅に出るんですが、
このエピソードを読むと、何と言うか、
命と言うものは他者によって形作られている様に思わされますね。
遺族とウシロたちが語る思い出話は、
これまでのパイロットたちの個性を鮮明に思い出させてくれて、
失った物の大きさを実感して何とも言えない気持ちにさせてくれますよ。

そして、旅の終わりにはウシロとマチの距離も随分と接近し、
マチの初々しい告白が何とも可愛らしく、重かった旅の空気を振り払ってくれて、
この絶望的な状況に僅かな希望を予感させ









・・・てはくれませんでした (T◇T)
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一歩一歩、着実にチームとしてまとまって行く描写がなかなか感動的ですね。

皆が自分の弱さを一人で解決して行くのでは無く、
仲間のサポートを得つつ信頼と融和を高める王道パターンではありますが、
キャラクターの厚みがしっかりしてるのでベタな展開でも飽きず付いて行く事が出来ますよ。

今回は特に志乃がクローズアップされてましたが、
その流れの中で三國・兄が大きく株を上げてましたな。
いいとこのボンボンらしく器の大きさを見せ付けてくれてますよw
で、そんな三國・兄にどうやら志乃が落ちてしまったようですw
あるトラブルからチームを飛び出した志乃を諭し、
仲直りの切っ掛け作りまでしてくれた三國・兄に対して、
頬を染めながら憎まれ口を叩く志乃は、
これまで見たことの無い恋する少女の顔をしててとても新鮮ですよw
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あらすじ(裏表紙より転載)
13世紀初頭。
史上最強と言われる蒙古軍から「悪霊(シュトヘル)」と恐れられた女戦士がいた。
かつては蒙古の脅威に怯える西夏国(タングート)の一兵士に過ぎなかった彼女だが、
数々の死線をくぐり抜け超人的な強さを手に入れる。
一方、蒙古側の皇子「ユルール」は敵方である西夏文字に魅せられ、
その行く末を案じていた―――。

あの未完に終わってしまった「皇国の守護者」の作者さんが、
スピリッツに移籍しての連載第一弾です。
冒頭から戦争シーンなんですが、相変わらず絶望的な負け戦を描くのが上手いですねぇw

それにしても何と言うか、随分と仕掛けを凝らしたオープニングだったように思います。
現代で自堕落な生活をしていた男子高校生「須藤」が、
突然、古代中国の西夏国の女戦士になると言う、何がどうなっているのか解らない情況で、
蒙古を裏切り西夏の至宝を守る少年・ユルールに助けられ、
過去の出来事を語られて行くと言うのが大まかな流れなんですが、
まるでタイムスリップしたかのような展開です。
ですが、実際に須藤の体が時空を移動した訳では無く、
シュトヘルと呼ばれる過去の女戦士の肉体に須藤の意識が乗っかっているように見えますね。

で、今後の展開としては、西夏の至宝「玉音堂」を巡り、
蒙古を裏切ったユルール、蒙古の将軍であるユルールの兄「ハラハル」、
蒙古を仇として来たシュトヘルの体を持つ須藤、
この3人の複雑な葛藤を描いて行く事になるのでしょう。
更に、玉音堂そのものの価値がどういう物なのかと言う謎もあり、
これは随分な大作になりそうな予感がしてワクワクして来ますよw

また、なぜ現代の高校生を過去に飛ばす設定にしたかと言う疑問も残ります。
過去と現代とで何かリンクさせる展開が今後あるのでしょうか?
ユルールが転生した?転校生「スズキさん」も、
冒頭に出て来たっきりそのままってのは無いですよね?w
このままずっと過去の話を続けて、最期は夢落ちなんてのはまず無いとは思いますがw

それに、須藤とスズキさんが過去ではお互い性転換している点も気になりますw
もし現代でのストーリー展開もあるとしたら、二人の関係がどうなるのか興味が尽きませんねw

とりあえず、今回は原作者も居ないようなので、なんとか無事に完結して貰いたいものですw
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