新生児の時に聴力に問題はないと言われた長女。

 

2歳の時、

「聞こえていないかも」と

思ったできごとがありました。

 

 

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こんにちは、イデアです!

 

聴覚障がいのある我が家の長女は、

2歳の時に難聴と診断されました。

 

どうやって今の診断に至ったのか、

3回に分けて書いています。

 

1日目:聞こえていると疑わなかった理由
 

2日目:2歳で難聴が発覚したのは「親の勘」


3日目:まさかの!診断が間違っていた話

 

 

  ただゆっくりなだけだと思っていた

 

新生児スクリーニングで再検査になるも、

「問題ない」と言われた長女。

 

私たち夫婦はそれを疑わず、

聞こえる子として、

初めての育児に奮闘しました。

 

聞こえていないので当然なのですが、

本来言葉が出ると言われる、

1歳半を過ぎても、

一言も言葉が出ませんでした。

 

ですが、

元々発達がゆっくりだった長女。

 

保健師さんやかかりつけ医も、

 

「言葉もゆっくりなんだと思います」

 

と言っていて、

私もそう思っていました。

 

 

 

  親の勘が働く

 

1歳11ヶ月の頃。

 

「一言も言葉が出ないのは、

 やっぱりおかしいのでは」

 

と、思い始めていたある日。

 

長女がたまたま、

私を探しているようなそぶりを見せました。

 

お風呂かな?と

お風呂場をのぞいている長女。

 

ふと思い立って、

その真後ろから、

私が出せる最大限の声で、

名前を呼んでみました。

 

振り向きません。

 

まだ、

ふざけてわざと振り向かない

可能性もあると思い、

 

長女が気づくまで、その場で待ちました。

 

しばらくして、

くるりと振り向いて、私を見た長女。

 

ぱっと顔を輝かせて、

 

「あ、おかあさんいるじゃーん!」

 

と、嬉しそうに寄ってきたのです。

 

明らかに、

はじめて気がついたという顔をしていました。

 

 

「聞こえていないかも」

 

 

私がほぼ確信した瞬間でした。

 

 

 

  かかりつけ医に信じてもらえず

 

すぐにかかりつけの病院に行き、

このできごとを話しました。

 

でも、

「聞こえてると思いますけどね」と、

言われてしまいます。

 

 

「私の心配しすぎだったらそれでいいので、

 紹介状を書いてくれませんか」

 

と、かかりつけ医にお願いし、

大学病院の耳鼻科に行けることになりました。

 

 

ちょうどクリスマスイブ。

 

聴力検査室に行き、

タンバリンを使った簡単な検査をしました。

 

↑検査に行った日の写真

 

 

ほぼ確信を持ったといっても、
だんだん時間が経ってくると、

やっぱり私の勘違いだったかな……?

と、揺らいでくるものです。


声をかけてちょっとしたら振り向いたり、
指さしで指示が通ったり、
私の話に頷いたり、

音楽に合わせてダンスを踊ったり、
 

とにかく聞こえているようにみえていたから。

当時通っていた
保育園の先生に聞いてみても
「みんなと同じように普通に過ごしていますよ」
と言われ、

両親や義両親からも
「声掛けたら振り向くし、

 ちゃんと分かってるから聞こえてると思う」
と言われ、

かかりつけ医も、
ママ友も、

誰一人として、

長女が聞こえていないなんて

思ってもいなかったのです

 

 

  検査結果

 

検査のあと、診察室に入りました。


耳鼻科の先生の表情からは、

どうだったのか読み取れません。
 

むしろ

「特に問題ありませんでした」

とか言いそうな感じ。


ですが、実際に先生の口から出たのは

「音への反応が悪すぎます」
「軽度〜中度の難聴の可能性があります」

「精密検査をさせてください」


という言葉でした。

 

 

そして、

その2ヶ月後の精密検査で、

 

高度難聴

 

という診断がくだりました。

 

↑診断された日

 

 

この日から、

私は難聴児の母親になったのです。

 

 

 

この日にくだった「高度難聴」の診断、

実は後々、間違っていたことが分かります。

それはまた、

明日の7:00の記事で書きますね♪

 

▶新生児スクリーニングの時の記事はこちらから

 

 

 

イデア