映画「シンドラーのリスト」
ナチスからユダヤ人を1100人以上救い出した、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーの実話を描いた作品。自分の軍事工場で従業員として招き入れつつ救い出したそうです。
本作で監督を務めたスティーブン・スピルバーグもユダヤ人ですよね。まさしく彼の使命だった作品。
最後とかもう大泣きしました。
私もニーソンも。
今いる所からめちゃめちゃ近くにあるんで昨日行ったんですが、月曜~土曜の朝8時~12時までじゃないと開いてないらしくて出直してきました。
旧市街をZion Gate(シオンゲート)から出たら、左手に駐車場が見えるので、それを突っ切って坂を少し下ると「OSKAR SCHINDLER'S GRAVE」と書かれた表示があります。
門をくぐるとこんな感じ。
まさしく映画のラストの場面です。
この大きな十字架の下が階段になってますので、よかったらその下へどうぞ。
墓があるシオン丘から見えるパレスチナの風景が素晴らしい。
オスカー・シンドラー1908年4月28日-1974年10月9日没。
ドイツ人でありながら多くのユダヤ人をナチスから救い出した実業家。
ここから映画ネタバレします。
ナチスが無条件降伏したその日の午後、彼は夫人と逃亡することを皆に告げます。
誰も止める者はいません。
ユダヤ人が彼を見守る中、シンドラーは泣きながら後悔します。
「この車を売れば10人の命は救えたかもしれない。このバッチを売れば2人、いや1人だけでも救えたかもしれない。たった1人の命を…。もっと努力をしていれば助けられたのに、私はその努力をしなかった…。」泣きながら懺悔をする彼を見て、1人のユダヤ人がこう言います。
「こんなに多くの命を救っているのに?」皆に見送られながらシンドラーは工場をあとにしたのでした。