1点差の8回表、2アウトランナーなしから一つの四球が命取りとなり失点。
更に満塁のピンチをこの回登板の国吉が招きます。
ここでクローザー益田直也登場。
クローザーの8回登板は異例だし、この回を抑えたとしても、9回はどうするんだろう?
そんな事を考えながらも、川村を三振に打ち取り、この危機を防ぎました。
そしてその裏、益田はイニング跨ぎすべくベンチ前でキャッチボールを始めます。
益田直也がベンチ前でチャッチボールするの、初めて見た。
しかし、なんと8回裏マリーンズに5点の援護点が入ります。
こうなると、9回益田が投げてもセーブ付かねーじゃん。
僕はそう考えました。
それなら9回は誰かに投げさせても良いんじゃね?
しかし、この日はプルペンディ。
もうすでに8人の投手を使ってる。
残ってるのは菊池と高野のみ。
この2人のどちらかを使う勇気が吉井理人にあるかどうかと思ったら、益田直也続投。
勝負師吉井理人、石橋を叩いたな!
そう思ったら、何と益田直也にセーブを付いた。
試合結果
5月26日 福岡ソフトバンク ZOZOマリン
ソ | 000 000 010 1
ロ | 002 000 05X 7
H:5 E:2
H:11 E:0
【勝利投手】中村稔 1勝 0敗 0S
【セーブ】益田 1勝 2敗 7S
【敗戦投手】スチュワート・ジュニア 1勝 2敗 0S
◆バッテリー
福岡ソフトバンク:●スチュワート・ジュニア、藤井、ヘルナンデス、松本裕、又吉=甲斐、海野
千葉ロッテ:岩下、○中村稔、澤田、坂本、澤村、鈴木、国吉、S益田=佐藤
◆本塁打
福岡ソフトバンク:なし
千葉ロッテ:なし
(マリーンズ配信より引用)
最終回6点差で何故セーブが付くのか?
僕の頭の中にあるセーブシチュエーションは、以下の通り。
1.最後までを含めて3イニング以上投げる
2.1/3以上投げて3点差以内
3.3連続ホームランを打たれたら同点になる場面。
つまり、最終回6点差ではセーブにならない。
そう思ってました。
そこで浅学なボクは、LINE友達の野球ファンにそれを問うたところ、優秀なる頭脳のA氏から以下の回答を貰いました。
「登板した時は1点差で最後まで投げきったのでセーブになります」
「そんな規定があるの?」と問いますと、以下のルール画面を貰いました。
【登板時に3点差以内で、1イニング以上投げること】
こう書いてあります。
つまり、益田は8回に1点差で投げて抑え、最終回投げ切ったからセーブとなる。
ということなんですね。
日本の場合、クローザーの回跨ぎは滅多に無いし、8回を抑え、その裏大量点を取るなんてシチュエーションは滅多に無いだろうから、こんな規定知らなかった。
また一つ野球のルールの奥深さを知ることとなりました。
ゲームと画像は次に続きます。