ステッチ・バイ・ステッチ毒舌批評 | ニコニコノコノコ

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銅版画とアート、街で見つけた面白いコト、猫、占い、夢日記など、愛とクリティックに満ちた個人のブログ。

目黒庭園美術館で開催している
ステッチ・バイ・ステッチを見てきました。
面白い、といえば面白い展示でしたが、
中には、これってどーなの?という作品も。

まぁ、現代美術って
昔からそういうところはあったけど、
これがウチの押し入れに入っていたら、
おそらく、母だったら
迷わずゴミとして捨てるだろうな、
と思える作品もありました。

自分はアーチストだ、と主張すれば、
昨今は誰でもアーチストですし、

ちょっと人と違う面白いことをすれば、
「芸術だ」と主張する事も容易な世の中。

「美」もなければ「感動」もない作品の
どこに芸術を認めればいいのか、
さっぱりわかりません。

現代美術は、だんだんと
人間バンザイ!な様相になってきていて、
そのうち、誰が何をやっても芸術に
なっちゃうような気がしてなりません。

今回は、芸術うんぬんというより、
もはや一種の文化人類学的なものだと
とらえて見たほうがしっくりする気がしました。

こんなことを一生懸命やってしまう
人間がどんどん増えているんだなぁ、と。
それで儲けようと必死な美術業界に
涙をいたす所存です。

こういう批評を書く人が、
もっといてもいいと思うんだけど、
いないよね~。

だから、あえて書いてみました。
みんな、本当はそう思ってるんじゃない!?

でも、お友達の版画作家さんが、
酷評したアーチストだったりしたら
気まずいもんね、
自分がその企画の学芸員さんと会うことが
将来ぜったいにないとも言えないですものね。
そうそう、そういうことなんだよね。
だから、ネガティブな事がいえなくなってる。

ほめ合ってほめ合って、
世の中に、特別なものは何もなくなって、
つまらなーーーくなっていくんだよ、きっと。

子供の運動会に一等賞がないように。

あぁ、でもチラシの作家さんの作品は、
良かったな(笑)。


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