大きな寺にたどり着いた。
線香の良い香りがただよってきて、癒される。
どうやら縁日だったらしく、にぎわっている。
私が行ったのは、もうそろそろ終わりの頃。
梵鐘もある立派なお寺。
本堂の木彫がすごいカッコいい。
龍がたくさんいる。7~8体くらい?
奥の彫刻にも、奇妙な生き物が彫られていたが、
暗くて見えず。
広い境内をふらふら歩いていたら、
夕刻の鐘がボォ~~ン、と鳴る。
情緒やね~。
な~んて、のんびりしていたら、
門が閉まっていて慌てた。
鐘をついているのは、きっとお坊さんなのだわ、
と、勝手な想像をしていたら、
作業着姿の普通のオッサンだったので、ガッカリ。
オッサンは、鐘を突き、次の鐘の合間に、
私に向かって、「そっちだ、そっち!通用門から出て!」
と指示をくれる。ちょっと怒られてる気がした。
通用門がわからなくて、迷っていると、
「そっちじゃないよ!」と激しく腕を振って、
通用門の方を指示する。
無事に表に出て、商店街を歩くと、
また鐘がボォ~~ン…。
あぁ、そうか、そうだった。
山のお寺の鐘が鳴る~♪ときたら、
みんな帰る時間なのであった。
境内で気がつけば良かったな。
鐘が鳴ったら、帰りましょう。
カラスと一緒に帰りましょう。

鋳物製風鈴(ふうりん) 魔よけ梵鐘
金属と日本人の歴史