10月6日、ローレンシャン高原。
10年以上前の記憶だが、
ローレンシャン高原の紅葉が綺麗だった事を覚えている。
山が色付くその風情を美しいと感じる心が日本人にはあり、
世界に出るて秋の紅葉を目にすると、日本と比べて
期待以上のものはない。
ただ一つ、カナダの紅葉は日本同様、時にそれ以上に
綺麗だったなぁ、との記憶だけがあった。
今日はそれを確かめよう。
残念ながら今日は雨。気温は7~13度と寒くはないが、
昨日トランブラン湖越しに撮った場所からもう一度。
モントランブラン村で過ごすだけで十分だが、せっかく
バスを使えるので少しその周辺へ足を伸ばす。
氷河地形に多くの湖群。
ローレンシャン高原はモントリオールの北に広がる丘陵地帯、
秋の紅葉の美しさにメープル街道のハイライトとされるが、
夏にはハイキング、冬はスキーと一年中楽しめる自然環境に
1939年我々が宿泊するリゾート村ができた。
人々の生活があるのはリゾート村から少し離れた場所に
あった。旧駅舎に、
その昔電車が通っていた場所はサイクリングロードに
なっている。
立派な教会が建ち、
レンガの温もりを感じたり、、、
商店街は日曜日に多くが閉まっていたが、、、
リゾート村に戻ろう、
いい色だね、村は南北に600m程の道が通され、山の始まりに
向かって緩やかに上っている。
宿泊施設にレストラン、お土産やさんが軒を連ね、人の生活は
ない。
その町の上空を無料のリフトが行き交っていて、今まさに
上空へ、
3分程の空中移動だが、曇り空なのに美しい色だ。
右を見ても、
振り返っても、、
北の端で村は終わり、そこからはトランブラン山875mへ
向け伸びる有料のゴンドラに乗る。
安く、古いタブレットでも十分な色合い、
窓越しに撮っているが僕は感動している。
あっという間に山頂に、周囲13㌔のトランブラン湖、
わずかな標高差で色合いもまた違う。
曇り空に時折雨もぱらつくが、
カナダの大自然を眺められた。
ゴンドラでの帰り道、
ちょうどここらへんが綺麗だったと思いながら写真を撮る、
うん、綺麗だ。
もう一枚、
村に下った後、
Quintessenceというホテルレストランで、
湖を眺めながらの美味しいサーモンを頂いて、
午後の自由時間、自由夕食となった。
雲っていてもこれだけ美しい、
自分の記憶に間違いはなかった。