4月30日、クラクフの朝。
ポーランドも季節の変わり目に一気に暑くなり
日中の最高気温は28度と予報される。
ただ本日午前中は観光は地中奥深く岩塩抗をさ迷う気温14度の
世界、
岩塩が採掘されていた地下65mまで階段で下っていく。
先史時代からこの地で塩が取れていたが、
ガジミエーシュ王の時代の1250年に岩塩抗は国営企業となり
ポーランドの発展に大きな役割を担う。
坑夫といえば世界中で過酷な労働環境を見せられるが、
ガジミエーシュ王は坑夫の安全を第一に考え坑道の安全第一
にメタンガスの排除から一日8時間労働に高賃金と、
第一に労働環境を整えた。
坑夫達は暇な時間に岩塩で像を造って遊び、
カソリックだけに礼拝堂など心の拠り所を造った。
聖キンガ礼拝堂は巨大で全てが塩で出来ている以外は地上の
教会と変わらぬ大きさ、
よく出来た最後の晩餐のレリーフから、
マリア像から
塩のシャンデリアまで実によく出来ており、
時に家族を呼んでここで結婚式を挙げた。見学可能な坑道
は3,5㌔、地下65mから135mまで下りながら歴史を辿り
我々は2時間で2,5㌔ほど歩いたが、
本格的な採掘が始まった1250年以降掘られつづけた坑道の
深さは350mで全長は300㌔以上だと言う。
洪水が起きる危険性からついに1995年に採掘は中止と
なり現在は観光用にのみ塩を生産している。
坑内の塩を含んだ空気はアトピーなど肌に良く、現在は
アレルギー改善の医療施設の役割もあるとか、
キリストの肌もツルツルである。
塩以外に支えとして使用されている松の木は何百年たっても
腐敗するどころか年々強度を増すという。
ちなみに1978年に世界遺産に登録されるが、その年こそ
世界遺産初年度で12件が登録されたその一つである。
ポーランドにはもう一カ所クラクフの旧市街も登録された。
地上に生還し、ゴヴォンブキと言う名のソバの実入り
ロールキャベツを頂く。
さて午後はクラクフ近郊オシフィエンチムの町へ、
負の世界遺産と言うアウシュビッツ強制収容所を
観光する。











