前回のクロアチアから今回も引き続き、
グズついた天気予報の中の晴れ間の綱渡りが
続いたが今日からは晴天の予報。
祭壇には、8世紀イスラエルの(本家)ナザレより
ロマノという僧が持ってきたマリア像が
イスラム支配の中いつしか消え、それが468年経って
この地から発見され1377年この巡礼教会が建つ。
今までみたマリア像の中でもかなり古い時代のもの
が立っている。
今まで知らなかったがこの祭壇にはサンティアゴデ
コンポステーラの同様祭壇の中に入れ(1ユーロ)
そのマリア像と真近に向き合える。
じゃじゃんとこの景色。
110m断崖の上はシティオ地区という。
そこには小さな礼拝堂が建っていて、
こっちは1182年の奇跡の現場、メモリア礼拝堂。
霧のかかった朝狩りにでた城主は鹿を追っていると
突然鹿の姿が消えたと共に霧の中に聖母マリアの姿が。
鞁を引きストップすると、そこは断崖絶壁の岩の上で
城主は一命を取り留める。
今日はガイドさんが付かない一日、割と適当に時間を
使える。
海岸線のプライヤ地区にフニクラで降りてみる。
イパネマ程ではないがこうやって敷石をするなんて
すてきやん、
今日は特別美しく、人が少なく気持ちがよい。
34㌔内陸にオビドスの町。
8世紀のイスラム時代の町をベースに
城壁に囲まれた可愛らしい町は1284年以降
この町を気に入ったデニス王(コインブラ大学創立者)
によって愛する王妃に捧げられていこう
1834年まで代々王妃の直轄地であったという。
今日はどこかで自由に昼食を食べる日。
僕は駐車場近くの店でイワシのサラダだけを食べた。
さてさてさて
ユーラシア大陸最西端はどんな天気の具合で
迎えてくれるだろうか?
1500㌔ジョゼ氏との最後のドライブ、
リスボンまでは少し海岸線を走る。
カスカイス手前2㌔の地点に
大西洋の荒波と嵐が何十万年とかけ断崖を侵食し
夕日(現在21時)にはまだ早いけど穏やかな
海風を感じてさあリスボンへ。
明日が観光最終日、続きます。