昨年も今年もこれで何度目だろう、
いつものリスボンベレン地区のサンジェロニモス
修道院。
いつもとは違う今だけの
王冠をつけるマリアは1640年以降ポルトガルの王と
なったからだがサンジェロニモスの教会内部で
紫の衣の悲しみ。
オリエンタル趣味のアジア象をデザインに取り入れる
アジアを知っているポルトガルらしさ。
青空に生えるテージョ川の貴婦人(とは司馬遼太郎)
ベレンの塔。
ここまではマヌエル1世(1469~1521)の時代、
1498年にヴァスコダガマが遂にインド到達。
大きな繁栄のなか建設されたもの。
こちらは大航海時代への礎を築いた
エンリケ航海王子(1394~1460)の死後500回忌を
記念し1960年に建てた、発見のモニュメント。
今日も、風に吹かれてボブさんは歌ってる。
昼食はリベイラ市場で自由食を、との事で
初めての市場。
こっちの21世紀型オシャレなレストランが出店する
フードコート部分。
どこもオシャレで量はコンパクトで値段は少し
高いけどここに来れば(ただでさえ)おいしい料理
食べたい料理がなんでも出揃う。
ここで自由食というのは良いアイデアだ。
午後はリスボン近郊のシントラへ。
8世紀に築かれたイスラム時代のムーアの城壁の
下、自然の山の景観を極力壊すことをせずに
14世紀ジョアン1世は
ここに夏の離宮を建てる。
今回の目的はこの城でなく、
標高529mシントラ山の山頂に1885年に建てられた
新夏の離宮ペーナ宮殿。
上空写真より。
ドイツから来たフェルディナンド2世は従兄弟の
バイエルン王ルートヴィッヒ2世同様山の上に
面白い城を造らせている。
さてさて、これにてポルトガルツアーは終了、
リスボンの最後の夜は、、、
また後にしよう。