国の成り立ちを教える歴史教育がいかに根本から歪められてしまったのか、それらの原因についての話です。
皇室や神道と関係が深いものは抹殺
誰もが学校で教わるはずの歴史が、ある黒幕によって消されていました。
彼らは初代天皇である神武天皇を始め、古事記や日本書紀で描かれる建国の物語を意図的消して、日本古来の建国を抹殺したのです。
その犯罪的な行為の全貌をお伝えします。
日本の歴史も伝統も知らないアメリカ人が、日本人が何世代にもわたり伝承してきた日本神話と、建国の歴史を抹殺したのです。
GHQは、国柄の中心にある皇室を国民から切り離そうと、さまざまな改革を行いました。
その一つが、皇室や神道と関係が深い「祝祭日の廃止」でした。
敗戦後GHQ引き入るマッカーサー元帥は、日本軍の恐るべき強さの根源を、天皇に対する忠誠心と愛国心と分析し、再び強い日本が復活し、米国に向かうことができないよう、徹底的に破壊しなければならないとして、勝者による歴史の書き換えを実施してたのです。
※今の世の中「愛国心」といえば「言葉狩り」似合うような風潮は、ここが発端でそこに、後で出てきますが左翼がうまく利用して乗ったという事でしょう。
1945年9月2日マッカーサーの命令により、教科書の教育部分の削除、日本占領からわずか1ヵ月ほどしか立たないうちにそれまで使われていた地理や歴史の教科書が処分され、その後日本政府はGHQ検閲のもと新しく教科書を書き換えされました。
例えば、教科書で日本の美しい自然を描写した箇所を日本を賛美する表現として削除。
また愛国心という言葉は消されました。
皇室の歴史にも同様、天皇について肯定的な評論や記述は全て削除。
天皇の歴代史は、天皇の伝説(物語の如く)に変えられ、初代神武天皇による建国の物語についても排除されました。
歴史の削除と書き換え
神武天皇の建国精神を表す八紘一宇も削除
八紘とは神武天皇が即位されたときの言葉です。
八紘一宇は日本全体を一つの家とするという意味であり、日本人は皆家族であるから、日本人同士で争う事はやめて、一つの家族のように仲良くしようというもの。
これが、平和への願いが込めら
れた日本建国の精神であり、歴代天皇に受け継がれ続け、現在も天皇陛下が体現されている和の精神性でもありました。
しかし、日本が世界を征服する表れと思われ、八紘一宇の言葉も使用禁止となりました。
歴史教育では、GHQが承認した教科書のみが使用されるべきことし、日本の歴史教科書はすべてGHQ認可の教科書に置き換えられました。
これまでの日本の歴史が否定され、闇へ葬られた瞬間です。
さらに、GHQによって歴史の教員や歴史学者らが戦争協力者として追放されました。
そこには、戦前の犯罪者や共産主義者が大量に流入したのです。
そして、中国共産党ソ連コミンテルンから潤沢な活動資金を受け、反日活動を繰り広げる左翼思想家らにより、日本が独立を果たした後も、これらの共産主義者が、日本教職員組合、いわゆる日本学術会議の主要メンバーとして、日本の教育会を牛耳り本格的に反日教育を拡大させていきました。
反日左翼の巣窟とした戦後の古代学会では、天皇家の伝統否定する歴史観を主流にしていきました。
古事記や日本書紀は、創作物語であり、初代神武天皇は架空の人物であると東京大学名誉教授、京都大学、名誉教授、大阪、市立大学名誉教授など、明確な根拠もなく、ただ思想的な理由で、古代天皇の存在を歴史上から抹消させました。
こうしてGHQの占領後も、神武天皇による建国の歴史は完全に抹殺され続け、GHQや共産主義者の思い通りの歴史観が日本を支配し現在に至るようになったのです。
現在学校で使われている歴史教科書では、戦前まで載っていた初代神武天皇の名前すらなく、神武天皇による建国の歴史については一言も触れられていません。
神武天皇が辿る神武東征のルートには美々津、宇佐、筑紫、安芸の国、浪速国、難波など今も地名がはっきり残されていますし、この統制ルートのほぼすべての地域において、神武天皇がいたと言う記憶が古くからの神社や伝承信じ、祭りなどに完全な形で無数に残されています。
多くの歴史学者は古事記日本書紀を無視し、中国の歴史書から古代を紐解こうとするため、日本の古代史はあやふやなまま全くわからないことだらけの状態です。
(そもそも、中国の事を書いた歴史書で、日本の歴史がわかるわけがない)
その結果、多くの国民が自国の成り立ちを知らず建国を成し遂げた初代天皇すら知りません。
建国を祝う国民も少なくなる
日本青年会議所の調査によれば、日本建国の日を知っている日本人は2割しかいなかった。
一方で、日本在住の中国人と米国人で国の建国独立の日を正しく答えられた割合は、それぞれ100%と90%以上だったそうです
学校で卑弥呼や邪馬台国中心の古代史を学び続けることで、日本はあらゆる文明を中国から全て教わった小国だったという考えが定着し、自分の国を誇らしいと思えない、好きになれない日本人が増えてしまうでしょう。。
日本の教科書では建国について一言も説明されていないので仕方ありません。
そして戦後の歴史教育を学んだ若者が大人になって教師となり、歪められた歴史を次世代の子供たちに教えていきます。
本当の日本歴史を子や孫に
日本以外の世界の国々は常に建国と滅亡を繰り返してきたのに対し、日本は神武天皇の建国から2600年経った1度の王朝途切れさせることなく守り続けてきた、現存する世界最古の国家です。
圧倒的な長さを誇る世界最古の歴史の重要性、その価値の高さに改めて気づき、初代神武天皇から今の天皇陛下にまで126代にわたり、伝統の系譜がつながってきたことに誇りを感じます。
最近の日本を見ると、安易に今現在だけの事情で簡単に変えてしまうことは、守り続けてきた先人に失礼だし、未来に対しても無責任極まりありません。
初代神武天皇を実在した歴史上の人物として、日本建国を多くの日本人に知ってもらい、日本を誇らしく思える人が増え、それが子供や孫にも伝わる、そんな希望ある未来を願ってやみません。
参照：NEW HISTORY