昇進や給与UPが叶っても幸せになれない人。
逆に、
正社員から非正規雇用になったり規模の小さい会社に転職して給料が下がったり
いわゆるキャリアダウンと言われる状況になっても
むしろ幸せになっている人。
この差ってなんでしょうか?
こんにちは。
重ねた年齢を武器にして、もっと自分を好きになる
40代キャリア迷子のための転職・キャリアコンサルティング
オンライン&群馬県
キャリアコンサルタントの
「キャリアアップ」と聞くと、あなたは何を思い浮かべますか?
社内で昇進する、給料が上がる、有名企業に転職する。
こんなことをイメージされる方が多いのではないでしょうか?
一般的に、このようなキャリアチェンジは、人生の幸福度が増しやすいと
考えられていますよね。
でも、昇進や給与UP、待遇向上が必ずしも人生の幸せとイコールにならない
場合もあります。
逆に「キャリアダウン」というと、
希望していない部署に異動(いわゆる左遷)する、無職になる、
正社員から非正規雇用になる。規模の小さい会社に転職して給料が下がる。
こんなふうに、ネガティブな連想をされたかもしれません。
でもこれも必ずしも不幸とイコールではない、というのが
キャリアの面白いところです。
たとえば、今より小さい会社に転職して給料が下がったとしても
自分にとって本当にやりたかった仕事ができたり、
自分のプライベートの時間が増えるようになるなら、
満足度や幸福度はむしろアップすることがあります。
ハローワークの調査では、職業訓練後の再就職で
収入がアップしたのは約34%、
収入が変わらない、もしくはダウンしたのは約66%なんだそうです。
でも再就職先と前職を比較してどれくらい満足度が変わったかを聞くと
収入がダウンした人の中でも転職によってキャリアチェンジを実現したと
考える人については
・仕事全体、労働時間、キャリアの見通しの満足度が前職よりも上がった:50%以上
・仕事の内容、仕事と家庭の両立の満足度が前職よりも上がった:60%以上
という結果になりました。
つまり、給与は下がっても他の面で満足度が上がっているなら
そのキャリアチェンジはキャリアダウンではなく
キャリアアップと言えるのではないでしょうか。
つまり幸せとは、経歴、肩書、給与、地位など、客観的な指標でなく
仕事への満足度など、あくまで本人の主観的な評価による部分が大きいのですね。
だからこそ、転職したい、キャリアチェンジしたいと考えるときは
まず自分にとっての主観的な幸せがどこにあるかをしっかり見極めないといけません。
お金なのか、地位なのか、仕事内容なのか、関わる人なのか、
プライベートとの両立か、新しい学びを得る環境か。
どれも大事ではありますが、まずは
究極の選択で1個だけ選ぶ、他は捨てる、ということをやってみてください。
周りから見える客観的なものでなく、
仕事選び、キャリアの選択は、自分勝手な主観を研ぎ澄ませて、
これだというものを一つだけ選び取る。
そうすれば、キャリアダウンを恐れたり、幸せになれないキャリアップを目指さず
自分らしいキャリアチェンジができるのではないでしょうか。
◆
こちらのブログは
普段、企業人事や採用コンサルティング、
個人のキャリアサポートをなりわいとする私が
いま私、やれることをやってるだけで
やりたいことをやっていないんじゃない?
と気づいてしまい、
キャリアコンサルタントの技を駆使して
自分のビジネスをリブランディングしていく
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