人生100年時代、働けるうちはいつまでも働いてください。
そんな国からのメッセージも虚しく、
年齢が上がれば上がるほど、転職が難しくなる現実。
仕事ができるのに転職に失敗する40代、その理由とは？
こんにちは。
重ねた年齢を武器にして、もっと自分を好きになる
40代キャリア迷子のための転職・キャリアコンサルティング
オンライン&群馬県
キャリアコンサルタントの
日本人口の6割が40代以上、
2030年には日本人口の平均年齢は49.8歳になるという高齢化社会。
定年70歳まで引き上げや定年制度撤廃など、
国をあげて、働けるうちはいつまでも働いてください！という世の中です。
そんな風潮にも関わらず、
そしてこんなにも世の中にミドルやシニア世代が溢れているのに、
年齢が上がると転職しづらくなるのは、なぜでしょうか？
そして企業はなぜ、年齢を理由に採用しない一方で、
自社の人材不足を憂うのでしょうか？
40代以上で転職がうまくいかない人の
最も大きな理由は
「この人を採用すると、チームが乱れる」
と、採用側に思われているからです。
どういうことかというと、
この人を採用することで、チームのバランスや雰囲気が壊れる、
と思わせているということです。
40代で採用されるには
これまでの経験やスキル、そしてリーダーシップやマネジメント経験が必要なので
40代で転職できる人は、何かしら新しい会社で活躍するための武器を持っています。
しかし！！！
その活躍するために使う武器（知識、スキル、経験）に
前職のニオイがぷんぷんと染み付いていることが、とてもよくある・・・・
そうなると、
・若手が育たない
・能力はあるけど社風に合わない
などの理由で、結果的に
「仕事はできるんだろうけど、この人がいるとチームの空気が悪くなる」
と判断され、
「扱いにくい人」認定されてしまうのです。
そしてどの会社も多かれ少なかれ
このような不幸な採用を体験しているので
反射的に
「年齢の高い人はちょっと・・・」と
選考時点でお見送りしてしまうというわけです。
じゃあどうすればいいの？
というと、
やはり求職者側が組織に適応するしかない、というのが結論です。
（雇う側、雇われる側は平等とは言え、本音ではまだまだ雇う側優位の世の中です）
なので
転職するなら、企業が求める人材とはどういうものかを、リアルな視点から考える。
定年後も会社に残ることを選択するなら、どう会社に貢献するのかを具体的に考える。
そのためには、
これまでの経験や教育、思い込みによって作られてきた思考パターンに気づき、
それをリセット、つまりアンラーニングする。
転職活動をする前に、このステップが必要です。
社会人20年で積み重ねてきた、あなたの信念や仕事に対する常識や価値観を
リセットするのは、想像以上に難しく、大抵の人は途中で挫折します。
だからこそ、それができる人は、
新しい組織にも適応できて、めんどくさい人認定されない。
そういう人こそが、40代を超えても転職が成功する人です。
一人でマインドセットとアンラーニングをするのは
とても大変だし、つらくて乗り越えられないこともあると思います。
一人でやらずに誰か壁打ち相手と一緒に、山を切り崩してくださいね。
近しい人に仕事の悩みを相談するのはちょっと・・・というときは
ぜひお気軽にご相談くださいね。
◆
こちらのブログは
普段、企業人事や採用コンサルティング、
個人のキャリアサポートをなりわいとする私が
いま私、やれることをやってるだけで
やりたいことをやっていないんじゃない？
と気づいてしまい、
キャリアコンサルタントの技を駆使して
自分のビジネスをリブランディングしていく
アンオフィシャル・裏アカ的な記録です。
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