黒地獄の企画記事。
木曜日は、駅名に「黒」とつく駅をご紹介致します。
4回目はJR西日本、福知山線の黒井駅。
兵庫県丹波市、福知山線の末端にある無人駅です。
ここから3駅乗れば、終点の福知山駅です。
黒井駅は、この駅のほかにもう1箇所あります。
それはJR東日本、信越本線の黒井駅です。
直江津駅の隣にあります。
福知山線の黒井駅の開業は、1899年(明治32年)12月です。
当時の阪鶴鉄道により開業しました。
福知山線黒井駅
Wikipediaより
黒井駅のある地域は、かつては氷上郡春日町でした。
その名残から、周辺の地名は「丹波市春日町黒井」となっております。
ここは、かつてのNHKの大河ドラマ「春日局」の主役で、江戸幕府三代将軍、
徳川家光の乳母、斎藤福(春日局)の生誕地として名高い場所なのだそうです。
さらに、同じ大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公、
明智光秀ゆかりの黒井城跡の最寄り駅でもあるそうです。
ここ黒井駅は、篠山口~福知山間の普通列車が1時間に1本運行されております。
朝の大阪方面、夕刻の福知山方面には、丹波路快速や特急こうのとりが停車します。
ここから大阪へは丹波路快速で1時間50分、特急こうのとりで1時間半です。
(列車により差があります)
普通列車は、現在は223により運行されます。
その前は、魔改造を遂げて生まれた113の3800番台(通称:サンパチ君)が運行されておりました。
3800番代
Wikipediaより
これが鉄道ファンの間で、福知山線の名物として注目されておりました。
ここが、福知山線の黒井駅なのです。