またも、学校の校訓やら建学の精神やらのようなお題目で恐縮であります。
また、勤労感謝の日が明日とうことで、柄にも似合わず堅めの仕事のお話を。
今年のピンポイント大掃除の旗印に連動し、仕事でもそれができるよう、仕事の進め方や机の環境を見直してきました。
それにより、かなりの確率で定時に上がれるようになりました。
そのきっかけはやはり、今秋から平日休みがなくなったことです。それにより、土曜日に時間をかけた仕事ができなくなりました。
また、極上の平日休みがないことで、
せめて仕事の日は、定時か30分くらいの残業で済ませたい
と思うようになりました。
また、忙しいなかにあっても、多少の余裕時間が必要です。
それにより、予定が狂った時に立ち直りやすくなります。
平成になって、もう四半世紀を過ぎています。昔みたいに
何はなくとも、男は定時を過ぎても残るべし
という時代ではないのです。これは弊社の悪しき伝統でした。もう昭和ではないのです。
私の入社時の部課長クラスは、いま老害と揶揄されている、団塊世代でした。そういう連中や、彼らに甘やかされ続けてきた女たちがそう言い続けていました。
それはそれはもう、思考回路がドップリ昭和で、怒鳴る、威張る、貶める(小馬鹿にする)、暴力を振るう、女に甘いと、凶悪な五点セットなのです。
残業が多いことは、美徳なんかではないのです。残業が多ければ、業務内容に問題があると疑わないといかんのです。
ということで私も、机の環境や、動きに無駄がないか等を振り返ってみました。
机については、要らなくなった書類や資料等を、時間を見つけバンバン処分してゆきました。
また、書類やファイルは、とにかく立てる!これを、改善した環境で、再徹底しました。
そういえば「こんまり」こと近藤麻里恵先生も、衣類の収納は立てることだ、といわれています。横積みの平積みでは、書類を探すのに時間がかかり、動作が鈍くなる原因となるのです。
ペンは、よく使うもの5点(ボールペン黒と赤、サインペン黒と赤、蛍光ペンオレンジ)のみを表に出すようにし、シンプルな状態にしました。
こんどは、この整理整頓を家でも実現すべく、力を尽くします。これは年内までには難しいと思われます。
次は、動きの無駄を省くこと。
待ち時間、何かと多いものです。資料の印刷、データの読み込み、FAXの送信など。
この時、料理のように、
○○をしている間に△△する方式
で、できうることをこなすのです。例えば、麺をゆでている間に別の作業をする、のように、手持ち無沙汰の時間を極力減らすことで、その分時間が短くなるのです。
すると、待ち時間を有効に使えて、その分仕事が進むのです。
また、段取りや準備を前もってやっていくことで、ピンポイント大掃除の進みが速くなったことを実感できました。
できることを先伸ばしにすることを、明日やろうは馬鹿野郎、といわれます。
すべてがすべてではないとは思いますが、できることはできるうちにやっておくのがよいでしょう。
ただし、もうやる気が失せ、急ぎでもないもの、明日に回したほうがよさそうなものについては、それには当たりません。
尚、私の場合は
後でやろうは馬鹿野郎
の傾向があったことに気づきました。
その「後でやろう」を、できる限り今やる、つまり「今やろう」に変えたことで、かなり楽になりました。
終わり間際に電話やクレームが入ってきたり、接客が長引いたり、電話当番などのための残業は、無能とは違います。
あくまでも、時間をかけずにできることを、後や明日に回さず今やる。
そして整理整頓をし、すばやく動けるような状態を保つ。
これが「結果を出す」ための土台であります。
ん?これは本当に当ブログなのか!?(^-^;