高崎線へ出るという選択1―太田からの場合― | AKI―エーケーアイ―

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本年3月28日、ブログ開設17周年を迎えます。これまでのご声援に、深く感謝申し上げます。

東武伊勢崎線の末端区間は、本数が少ない。
太田や伊勢崎から東京へ出る場合、それでも東武伊勢崎線を利用するしかない、そう思っていました。

しかしながら、バスで高崎線の駅へ出るという手もあるということを、つい最近知りました。しかも、この方法で東京へ出るという人がかなり多いのだそうです。

太田駅から熊谷駅までは、2社によりバスが運行されています。

まず1つ目は、朝日バスです。
太田駅から熊谷駅まで、およそ45~50分で走ります。運賃は¥500です。
これだけ距離があるのですが、平日の6時台はなんと6本も走っているのです!
休日の朝も、7時台が1本だけのほかは、毎時4本あります。
日中以降は1時間に2本です。

熊谷駅からは、毎時2~3本です。
こちらは夜遅くまで走っています。平日については23:56発が最終です。
休日は23:02が最終です。

東京駅からの場合は、以下の列車に乗車すれば間に合います。
◆普通列車
平日22:30→23:46
土休日21:40→22:50

上越新幹線
平日23:00→23:38(たにがわ)
土休日22:04→22:43(あさま)

2つ目は、矢島タクシーによるバス「おおたCityシャトル500」です。こちらは太田市内に停留所があるほかは、熊谷駅までノンストップです。約45分で、¥500です。

こちらはほぼ終日、1時間に1本の体制です。朝日バスと大きく違うのは、その1時間1本体制と、太田発は23:00発、熊谷発は23:50発と、ひじょうに遅くまで走っているということです。

東京駅発23:00の上越新幹線MAXたにがわに乗れば、この終バスに間に合います。

在来線(普通列車)でも、東京発22:09で間に合います。

新幹線と在来線との脚力を比べてはいけませんが、23時の新幹線に乗れば終バスに間に合うということは、太田市民にとってはさぞかし心強いことと思います。

尚、東武鉄道浅草駅発の場合は、21:52の区間急行が最終です。東京駅から宇都宮線→久喜乗り換えの場合、21:46が最終です。浅草駅発と大して変わらないのは、宇都宮線の本数の関係です。

また、普通(一般)列車の本数も、東武電車とJR高崎線とでは段違いです。

東武電車は朝ラッシュでも1時間あたり3本程度、日中に至ってはわずか2本です。

それがJR高崎線は朝ラッシュは1時間あたり10本前後(土休日は7本くらい)、日中は6本もあります。なおかつ特別快速が1時間に1本ありますから、もう勝負になりません。

熊谷~東京まで、新幹線だと約40分、普通列車だと約1時間15分です。

太田~浅草まではりょうもうで約1時間20分、区間急行では実に2時間もかかります。

同じ太田市内でも、利根川寄りの住民なら間違いなく高崎線コースを選択するのではと思います。