明治学院南門行きの江ノ電バスは、実は歴史が浅い。 | AKI―エーケーアイ―

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戸塚の明治学院(横浜校舎)へは、戸塚駅から江ノ電バス「明治学院大学南門」行き、またはその先の「平島」行きに乗車する。これが定番のルートになっています。


この路線が開業したのは、実はけっこう最近の話です。2005年11月のことです。

それまでは、現在の「小田急分譲地線」が「明治学院大学循環線」という名称で、明治学院へのアクセスを担っていました。それが、道路の新規開業に伴い、明治学院へのアクセスを南門行きに譲りました。

しかし現在でも、明治学院への裏ルートとして利用されることがあります。最寄バス停は「小田急分譲地中央」で、北門にアクセスできます。北門には運動場「ヘボンフィールド」があります。

横浜校舎は1985年に開設され、今年で30周年記念を迎えました。大学の横浜校舎30周年記念サイトによると、その開設当初は通学、通勤がとてもたいへんだったそうです。それがこのバス問題だったのではと思います。

現在のバスは、正門と南門へアクセスしています。
終点の南門は、まさに南門の目の前まで走ります。しかし正門は、バス停から少々歩きます。セブンイレブン(横浜明治学院大学正門前店)の角の先にあります。

また、先日お話しした下校時の急行バスは、2012年10月に新規に設定されました。これは大学と行政、地域との話し合いから設定が実現しました。かねてから問題となっていた通学路の渋滞問題、そして地域住民がバスを利用しやすいようにという目的がありました。

この急行バスができてからは、学生は下校時にはこの急行バスを利用致しませう、ということになりました。


明治学院と地域と江ノ電バス。この三者間にある課題は、まだまだあるかも知れません。が、要望への対応が柔軟な江ノ電バスなら、難問題でも乗り越えられることでしょう。