大相撲中継に思う | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。

初代若乃花が好きで小さい頃から相撲中継は観ていた.自分はどうやらスポーツ観戦はするものの,その競技そのもののファンと言うより,ある特定の選手,競技者のファンらしいと言うことに最近になって気が付いた.メジャーリーグ中継を見ていても大谷やダルビッシュが登板する試合は継続してみていることが多いが,それ以外は余り観ない.大谷が指名打者で出場する試合も彼が登場するまで余りにも間がありすぎて観戦意欲が低下する.

 

それはそうとして今場所の大相撲は競技の面白さとして見入ったような気がする.自分は遠藤関のファンと公言しているが,残念ながら終盤に連敗してしまい結局8勝止まりの成績で今場所を終えてしまった.ファンとしてはちょっと物足りない場所であった.

 

そんな中でNHKの相撲放送で気になったことがある.優勝力士が絞られてきた段階で彼らが土俵下で待機している時に彼らの表情,仕草をつぶさに映し出すことである.勿論,現在土俵上では対戦力士が仕切りを行っている最中である.確かに大相撲ファンは優勝の行方に興味を持って観戦するファンが多いことは事実であろう.しかし,中には特定力士を応援するファンもいる筈である.力士の家族,親戚と言えばむしろ優勝争い以上にそちらの力士の表情,仕草が気になるかも知れない.事実,女性ファン,外国人ファンの中には力士の所作が魅力的であると言うファンも少なくないと聞く.自分の子供が土俵上で一生懸命仕切りをしている姿を見ている時にその後の取り組みで待機している力士の顔がどアップでそれだけを映し続けていたら・・・子供が可哀想と思うのが親心,ファンの心理と言うものだろう.例えそれが優勝争いをしている力士たちの顔だろうが・・・今場所で二回ほどそのシーンを目の当たりにし,大いに気になった次第である.