消えた笑顔 | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。

12年ぶりに出場した松坂大輔.プロ野球オールスターゲームの話である.予定の二イニングは投げきることが出来ず,一回,五失点でマウンドを降りた.投球中彼らしい人懐こいあの笑顔が見れたのはほんの一瞬.打者を三振に打ち取った瞬間くらいだったような気がする.彼の心の中にはお祭りと言う雰囲気はなかったに違いない.日本を離れて昨日までの様々な出来事が脳裏をよぎったことだろう.特に日本へ帰ってからの苦悩は私達に計り知れないものがある.日本で活躍していた頃の彼だったら例えホームランを浴びても顔をくしゃくしゃにして笑顔を振りまいてくれたと思うと,それが出来ない彼の今の心境が切なく思えてくる.たぶんこれがオールスター出場は最後だろう.良い思い出として心に納めて欲しいと願う.救いはニュースで見たインタビューでの彼の笑顔だった.

 

地元誌,魁新報に載っていた記事の抜粋.

 

 

 

 

この様な記事を見ても全く意に介さないどころか,そんな事を気にしていたら何も出来ないなどと言い張るんだろうな・・・