「それは会計責任者が私に無断でやったことで・・・」
企業のトップである社長がこんな発言を堂々と主張し,責任を
会計責任者に押し付けようとしたらどんな反響があるだろうか.
一歩譲って,社内的な責任追及なら場合によっては通用する
企業も中にはあるかもしれない.
しかし,こんなことが社会的に通用するとは思えない.
部下が勝手にやったこととは言え,法律に違反するようなこと
をしてしまった場合,その個人はもちろんのこと,それを管理
監督する立場にある社長が,社会的な責任を逃れることは出来
ない.
政治の社会ではそれが通用するんでしょうね.
「それは秘書が勝手にやったことで私は一切関与しておりません」
という上申書を提出したと言うのですから・・・
どこか違う国の,違う世界のことのようにこのチビおやじの目には
映る出来事.