眼で聞け!! | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。

「話は眼で聞くものだ,相手が話をしていたらしっかりと眼を見て話を聞くものだ」.小学校の恩師が良く口にした言葉である.それ以来私は人の話を聴くときは勿論のこと,人前で話をする時には極力原稿を作らず,相手の顔を見て話すように努めてきた.テーブルスピーチなどは大雑把なストーリーを作り,順番だけを決め内容はその場まかせだったこともある.

勿論我々のそれとは比べものにならないことは重々承知ではあるが,首相の所信表明・・・どうにかならないものだろうか?政治家はその方面のプロである.その後のことを考えると一語一句間違えずに演説しないと大変なことになりかねないことも想像に難くない.しかし,だが,それでもやっぱり原稿にたまに目を落とすくらいでじっと正面をみたり野党の方々に微笑んだり,睨めたり・・・そんな演説が相手の胸に届くというもの.無理な注文かな・・・

まさか国会討論(代表質問に対する回答)もそんな姿になりはしませんよね・・・福田さん.そんな事をしたら本当に一時凌ぎの内閣になりかねませんよ.


「それでもいいんですよ,一度総理大臣の椅子に座ってみたかったんです」


なんか,そんな声が聞こえてきそうだな.