[REIT]東証REIT指数の上昇と心理的ブレーキ | 勤め人の投資

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 3月中旬以降、REITの価格が軒並み上昇している。

 

 東証REIT指数は3月13日の1667.87を底として、3月21日には1800.73まで上昇した。

 

 一説には、年度末になると地銀が決算のためにいったん保有しているREITを売りに出すから、この時期にREITの価格が一時的に下がるのだそうな。もしそれが本当だとしたら、地銀が一旦売ったREITを買戻す段階が進んだのかも知れない。

 

 それはそうと、自分はもともと、ここに書いたようにREIT銘柄を乗り換えていくことを考えていた。

 

 でも、東証REIT指数が絶好調であることからもわかるとおり、どの銘柄も上がっているので、つい心理的なブレーキがかかってしまう。

 

 つまり、売るのは良いけど、買うのを躊躇ってしまう

 

 仮に売るとしたら、(3249)産業ファンド投資法人。128,000円で購入し、現在139,300円。利回りが4.87%まで下がっている。

 

 そして、仮にその代わりに利回りが最も高いREITを買うなら、今だと(3492)タカラレーベンが101,400円で利回り5.33%。

 

 利回りに0.5%の開きがあるというのはなかなかな気もするから、これらの銘柄を乗り換えるのは、当初の構想どおりと言えそうだ。

 

 でも、タカラレーベンのチャートを見ちゃうと、この銘柄がこのところグングン上がってきてのこの価格になっていることに気づかされる。上がった後のこの値段で買うのはな~…と、つい考えてしまう。

 

 それに、タカラレーベンは第三者割当による新投資口発行を1口あたり89,702円で実施(申込期日:3月25日)。これに比べてあまりに高い価格で買うのは癪だと感じてしまう。

 

 重要なのは今後の自分のパフォーマンスであって、過去の価格や他者の買付価格に必要以上に囚われるべきではない、とわかっているのだけど…。