前日の晴れとは違って、この日は雨。。。
っていうか、朝9時が15℃なのに昼には5℃になるって、なんか不思議な天気だわ??
とりあえず朝ごはんを食べまして、、
傘ではカバーできないぐらいの雨です。
路面電車でバス停まで行き、Google Mapで調べた、きっとこれで行けるはずというバスの運転手さんに行き先を言ってみると、「次のバス停でチェンジ」みたいなこと言われ、「え?そうなの?」と思っていると、
「China?」と聞かれたので、「Japan」というと、突然満面の笑み!
そこまで変わるってぐらい仏頂面から破顔一笑っていうか。
そして日本語を話し始めるっていう!
なんと、イスタンブールの日本人学校の運転手をしていたそうな。
そこからはひたすら話し始め、降りるバス停も教えてくれて、そこからどうやって目的地に行くかも教えてくれました。
↓車内より
っていうか、「次のバス停でチェンジ」はどうなったのだ?
そして私たちがチャイナだったらこの運転手さんはどうしてたのだ?
ちょっと怖い。。
それはさておき、私がイスタンブールで一番行きたかった場所へ着きました。
↓カーリエ・モスク
イスタンブール(コンスタンチノープル)は東ローマ帝国の首都でした。
カーリエモスクは元々東ローマ帝国のビザンチン式修道院・教会だったもの(私のツボど真ん中!)を、オスマントルコがモスクに改装💢
その際、ミナレットを建てるのはもちろん、素晴らしいフレスコ画などを漆喰で塗り固めたのです。
その後1945年にモスクから博物館に。
1948年から58年にかけて、アメリカのビザンチン研究所によって上塗りが除去され、漆喰の下にあったビザンチンの壁画が蘇ったのです。
オスマントルコは壁画を破壊せず、漆喰で塗り固めてた。
本来ならフレスコ画は劣化が激しいはずなのに、数百年もの間漆喰の下にあったからこそこんなキレイに残っていたらしい(オスマントルコ、たまにはいいことするやんけ)
が、エルドアン大統領がここを再びモスクにすると言って4年間の改修工事を2020年から行いました。
再オープンしたのは今年の8月。
その間、あれだけの素晴らしい価値を持つ壁画に、エルドアンは一体何を行なっているのか!?と散々世界から心配されたのですが、
ちゃんとキレイな状態で再公開。
すごいきれいに残ってる!! 感動だ〜!!!
正教会のフレスコ画のバックの青い色がめちゃくちゃ好きなのです。
絵もそれぞれストーリーがあるから、「あれはどういうことだろう?」などと、ずっと上を見てるので首が痛くて痛くて。
途中から手で首を支えてたぐらい😆
↓キリストがアダムとイブを引き上げてるところ
モザイクもたくさん残されてるのですが、やっぱり私はフレスコ画が好き。
↓、ほらこれ、こんな細い空間に聖人がが描かれてる!
これを見て、やっぱりアヤソフィアのドーム天井にも描かれていたはずだと確信したのでした。オスマントルコめ〜!(イスタンブールではこればっかりw)
観光客はそれなりにいましたが、私たちほど長居する人はやっぱりいない。
いつもいつも私たちは一個の教会滞在時間が長いのよ。
本当ならもっともっと見ていたいところですが、この場所はヒーターもないから寒くて寒くて、ずっと凍えてる状態。
この後行きたい場所もあったけど、とにかく寒くて、まずは暖まりたい、、、と目の前にあったカフェに入りました。
↓iPhoneで撮ると明るいけど、本当はもっと空も暗い
とにかく寒いので暖かくて甘いものを、、、と、何かわからないけど「Sahlep」と書いてあるものを頼みました。
シナモン振ってしまったからこんな色ですが、白い飲み物。
検索したら、Orchid Tubers(蘭の塊茎?)から作られた飲み物だって。
味はいかにもインスタントの粉を溶いたような味でしたがw、甘味といいとろみといい、寒い体にぴったり(後にまさにこのインスタントの粉をスーパーで見つけて10個ぐらい買ってきました)
が、寒いからカフェに長居したい、でももう一杯頼むほどでもない、、、
ということで、半分ぐらい飲んだところでお店の人に「お湯足して」と頼んでみたら足してくれました(爆)
濃厚だったからお湯で割ってもちょうどいい。
おまけにまた熱々ドリンクの出来上がり(セコイw)