前回の問題、考えていただけましたでしょうか?


。。。って、  



   「そんなの知ってるよ!」


っていう方ばかり でした?



もしそうなら、すいません。


まあ、新聞やテレビでの解説で、

あまりこういう話は出てこないので。。。


(答えは最後の方に)




つまり、


デフレの日本では、

インフレのその他の国よりも、


為替のファンダメンタルズ(PPP)では


為替が強くなる(円高になりやすい)傾向  があるのです。



ただし、これは長期の話です。


ファンダメンタルズは長期でじりじりと影響を及ぼす要因です。


一方、ニュースや、需給、投機要因などは、短期の要因です。

つまり、長期的な傾向は円高で、

短期的には、それ以外の要因で、円高や円安に動くのです。




それでは、長期のPPPがどの程度の影響かというと。。。



例えば、2000年-2009年の10年間の物価上昇率を見ると


米国のインフレは累積で  約29%上昇です。

  これに対して

日本のインフレは累積で  約-3% 物価は下落です。


そうすると、差引で、 この10年間のPPP(購買力平価) としては



30%の円高圧力


が生したことになります。



今度こそ  びっくりしましたか?



そして、2000年前後は、為替は105円から110円ぐらいでしたから、

現在の84円前後は、当時の水準とPPPで考えると



デフレが続いた日本と

年間2-3%程度のインフレの米国の関係では

あたり前の水準ということになります。



そろそろびっくりしてくださいね(笑)


それとか  「ヘー!」  とか  「ペタ」  とか 「コメント」 

    して いただいてもけっこうです。(笑)




 「あたり前だ」 と言っても


円高は輸出企業にとっては死活問題です。



デフレと失業で苦しむのは、

     国民ですが、


さらにデフレが原因の円高で、

     輸出企業も苦しむのです。



つまり、デフレは、何重にも 景気と国民生活に

悪影響を与えるのです。


だから

戌渡は言うのです。


「デフレ」 と 「失業」 を解決しよう!



これ、本当に本気で考えてくださいね。

国民の一人一人が、この問題を本気で考えて、

政府に正しい政策をさせなくてはいけないのです。


そして、周りの関心の低い人と、

(戌渡がブログで書いているようなことを)

話題に出してみましょう。



戌渡はずーっと一貫して同じことを言ってます。

ブログをどこまでさかのぼって読んで、

厳しくチェックしていただいても結構です。


(以前は政府批判したくなかったので、

やんわりソフトに、マイルドでしたが(笑))



財政赤字を削減などと、

のんきなことを言っている場合ではありません。


デフレの退治が終わらなければ、

財政赤字の解消は無理なのです。


そして、デフレを終わらせないと、

国民と企業の苦しみの

解消は無理なのです。



そろそろ  


「財政支出でデフレと失業を退治しよう」


と、財務省と、政治家の皆さんを、 説得しましょう!


それには、世論の盛り上がりが欠かせません。


「デフレと失業を無くす」 ために何ができるのか、

    まじめに、でも  軽くでも  話題にしましょう。  

    議論して見ましょう。


これは、我々みんなの問題です!!


(すいません今日は少し熱く語りました。 気温は涼しいのに。。。(笑))

エコカーの補助金が予算切れで打ち切りになったそうです。


この補助金は、


私が以前から、

「麻生さんの方がまだ経済・景気を分かっていた」


と言っているのですが、


その麻生さんが導入を決めた景気対策です。




それが打ち切りになると、それでなくても、


民主党主導のデフレに
 (といっては、無知・無策なだけでわざとではないのですが。。)

苦しむ日本。


これで、菅さんへの攻撃材料が、また一つ増えるような気がしてなりません。


小沢さんの方がましなことを祈ります。



     。。。。戌渡、もう既に小沢さんが民主党代表になることを
         前提としています。。。(笑)


株式のファンダメンタルズと、

為替のファンダメンタルズ


違う  と先日書きました。



今日は、基本に立ち返って、


為替とは何?  ということを振り返りながら、



デフレの国の為替は (中長期で) 強くなる。


インフレの国の為替は (中長期で) 弱くなる。



その理由を一緒に考えてみましょう。




まず、為替のそもそもは


2つの国の間で 物を売買する際に、

物を売る人は

相手の国の通貨を受け取ります。


しかし、それでは、自国に戻っても

物を買えないので、


同じ価値になるような比率

通貨を交換する必要が生じます。




ですから、二つの国の通貨の

「適切な」交換比率 つまり為替水準は、

両国の物価水準によって決まることがわかります。


例えば、為替の教科書に良く書いてある

「ビッグマック指数」 とか、

最近では 「スターバックス指数」 などは、

この考え方を分かりやすく表しています。


この考え方を  「購買力平価」  といいます。


英語では 「パーチェス・プライシング・パリティ」 といいます。

訳すと、日本語のそのままです。(笑)


略して PPP (ピーピーピー: こっちもそのまんま!) といいます。



それじゃ、問題です。  よーく考えてね。


スタバのコーヒーが一杯


日本では 200円

米国では 2ドル   だったとします。


このとき、1ドルが 何円 だったら、


スタバのコーヒーの価値は日米で同じになるでしょうか?



答えは 1ドル100円だったら 日本でも米国でも

同じ価値だよね。



それじゃ、


5年間経ったとします。


日本ではデフレで物価は半分に、  

 日本のスタバも コーヒーの値段を半分に下げました。


米国ではインフレで物価が倍に

 米国のスタバは  コーヒーを倍に値上げしました。


つまり。。

  日本のスタバでは 100円になって、

  米国のスタバでは 4ドルになったわけです。




それではこれからが問題


このとき、   1ドルが何円になると

スタバのコーヒーは、日本でも米国でも同じ価値になるでしょうか?




この答えは、とても簡単な計算でできます。

直感でも大丈夫ですが。(笑)


よーく考えて答えてね。



もしかすると、答えの数字が信じられないかも。


答えと続きは、また明日にでも。

小沢発言で、


景気や円高に配慮した発言が増えてきた


そんな気がしませんか?


最初は、あまり論点にしていなかったが、



菅さんがまたまたよけいな発言で


  「財政の健全化」  


           = 「財政支出減らし」


                  (= 「景気の悪化放置」)


さらに


    「消費税発言=増税」



を強調して、経済オンチのスタンスを明確にする  のに対して

すかさず、小沢さんの発言は



「財務省に洗脳された」  「お役所べったりの菅さん」


= 民主党の中の自民党政治

= 古い政治体制

= 天下りを許す  


さらに、庶民の景気低迷による苦しさ放置   。。。などのイメージを植えつける戦略か。




やんわり、しっかりと批判を展開しています。



さらに、円高対策景気発言消費税はやらない、など


菅さんの発言に対抗する姿勢を明確にしています。




これはうまい作戦です!!



前に書いた、「小沢一郎が選挙に勝つ秘策」 を見てください。


http://ameblo.jp/inuwatari/entry-10622786348.html    


さっそく この作戦を狙っているように思える。


しかも、菅さんが発言をするタイミングを捉えて、

対抗する自分の論点を 国民受けする方にもって行く作戦。



ちょうど、二人の侍が刀を持ってにらみ合う。

経験の少ない 片方が動き出した瞬間、

もう一方が、隙をズバッと突く。


   そんな感じです。


菅さん、新聞などの (ちょっと眉唾の) 世論調査の人気で(?) 良い気になって、

言わなくていいことを、ぽろぽろと言い出す。


あれは、クセなのか?

その程度の器なのでしょうか?



「してやったり」 と 小沢さんは思っているのではないでしょうか。


「さすが」 小沢さんは、選挙上手。



相手の失敗を、やんわりと非難する。

そして、相手が意見を 「やっぱり、間違った」 

などと あと出しで言い変えられないように、

すぐに対立する大衆受けする論点を打ち出す。


言い訳できないように 外堀から埋めている。




もう数日もすれば、 


景気に配慮しない、

   財務省べったりの菅さん


             対  VS


景気に配慮し、 

   古い自民党体質の民主党を

      ぶっ潰そうとしている小沢さん



の構図が出来上がる。

小泉氏の戦略と、本当によく似ています。

http://ameblo.jp/inuwatari/entry-10622786348.html    




そうすれば、小沢嫌いの人でも、小沢さんの方がまだましと、投票せざるを得なくなる。


あと数日で、




勝負あった!





になるのではないだろうか。



ポイントは、この作戦で、小沢嫌いの人達の心を、

どの程度 つかめるか。。。反小沢を克服できるか、

にしぼられた。

ファンダメンタルズ という言葉を聞いたことありますよね。



株式 で 「ファンダメンタルズが良い」 というときは、

財務内容がしっかりしている。

そして、収益性が良好なこと。


経済 の 「ファンダメンタルズが良い」 というときは、

景気がしっかりしている。成長していること。

インフレが落ち着いている、など

基本的な経済の状況がよいこと。



ファンダメンタルの反対は、

ニュースなどの 短期的な (株価変動)要因や、

需給などのテクニカル要因


つまり、ファンダメンタルとは、

基本的というか根源的 (な要因)を 意味します。


以下、「ファンダ」と略します。(笑)


そして、株式で 「ファンダが良い」 というと、

 株価が上がる 基本要因になります。


「まあ、長期的には買ってもいいね。」

という感じで受け止められます。  

         (ちょっと単純化してますが。。)



それでは、日本経済が弱いし、デフレで

日本経済の 「ファンダは悪い」 わけですから。。。


「それならどうして 円高になるの?」



そんな疑問を 感じませんか?



株式のファンダを知っている人だと、

株価の高い安いと

同じ連想で、 「経済が弱い → 円安」 じゃないの? と


考えてもおかしくありません。


実際に、評論家やテレビの解説など

それから「NY発の市場関係者」のコメントでは、

日本経済のファンダが弱い  株や債券が売られて円安になる!!


それが 「円高なのは おかしい」


「他国のファンダが弱いから」 とか、 「投機的な動きが」


などといった発言があります。



しかし、

実際は(必ずしも)そうではないのです!!!



さらに言うと、


実は、  デフレは円高のファンダ要因!!!



なのです。



びっくりしましたか?


はい、びっくりしていただくと、

私もわざわざ言ったかいがあります。(笑)


ここからの説明はすこし長くなるので、

また次回にします。