昭和40年代の名鉄バス路線-足助線- | いい加減がよい加減

いい加減がよい加減

本当は、鉄道&旅行貯金ブログなのです。ただ、お金&休みがないため、結果としてバスブログになっています。なんとか定期的に更新してますが、そろそろネタが尽きそうです。

今回も名鉄バスセンターから飯田街道を東へ向かう路線。
名鉄バスセンターと足助との間を、北回りの米野木、保見経由で結んで
いた「足助線」を取り上げます。

まずは停留所から。

$いい加減がよい加減-足助線BS

名鉄バスセンター~赤池は他の飯田街道経由路線と輻輳しており、赤池
から北に分かれて県道58号名古屋豊田線の米野木、三ヶ峰、伊保地区を
通って平戸橋に出て、後は国道153号線経由で足助へ至っていたようです。

メインは以上の通りですが、名古屋市内で八事~平針を島田経由で運行
する便があったのが驚きです。

次に、起終点の時刻表です。
$いい加減がよい加減-足助線TT
名鉄バスセンター~足助の直通便がほぼ毎時1本、その補完で平戸橋まで
の区間便が数本あったという状況です。
名古屋市内が異経路となる島田経由便は、名鉄バスセンター~米野木の
1往復のみでした。免許維持路線だったと思われます。

足助からは、名鉄バスセンター直通便の他、鉄道の三河線終点である
西中金までの区間便が3本と、平戸橋から分かれる豊田市ゆきが1本の
設定がありました。
この豊田市ゆきは、前回の「名稲線」の区間短縮版といった感じで足助~
豊田市の経路は同じ国道153号線経由ですが、平戸橋~豊田市は各停留所
停車だったのが、急行運転だった「名稲線」とは異なります。
平戸橋~豊田市は路線名が別なので、後日取り上げたいと思います。

今回の「足助線」も現在は残っておらず、後身路線で現在も運行されている
のは、名商大線の米野木(現:本米野木)~名商大前のみとなっています。