昭和40年代の名鉄バス路線-挙母線(豊田市~平戸橋)- | いい加減がよい加減

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本当は、鉄道&旅行貯金ブログなのです。ただ、お金&休みがないため、結果としてバスブログになっています。なんとか定期的に更新してますが、そろそろネタが尽きそうです。

前回の「足助線」で少し触れた豊田市~平戸橋は、「挙母線」の1系統として
運行されていました。

まずは停留所から。

$いい加減がよい加減-挙母線平戸橋BS
豊田市~平戸橋の区間運行は、下越戸経由と高橋町経由の2系統が
設定されていました。
下越戸経由は、矢作川右岸を鉄道三河線に沿って国道153号線を通って
平戸橋へ。
高橋町経由は、高橋で矢作川を渡り、矢作川左岸を北上して平戸橋の
東詰に出て、平戸橋を渡って平戸橋終点へ至っていました。

次に、豊田市発の時刻表です。
$いい加減がよい加減-挙母線平戸橋TT
高橋町経由便は毎時1本程度の運行になっていますが、国道経由の下越戸
経由便は不規則な運行となっています。
これは、他路線(大平線、小渡線、瀬戸線)が下越戸経由で運行されている
ためで、6、8、12、13、17、18時台にも下越戸経由便の設定がありました。
また、前々回の「名稲線」も国道153号線経由ですので下越戸経由便と同じ
経路ですが、この区間では急行運転していたため乗降可能なのは豊田市、
喜多町四丁目、平戸橋だけでした。

現在も名鉄バスとして残っているのは、矢並線、東山住宅線の一部の
豊田市~高橋町のみとなっています。
また、コミュニティバスである「とよたおいでんバス」旭・豊田線が平井町
~扶桑町を通っていますが、豊田市からの南側は豊田スタジアムのある
広川町経由、北側も扶桑町から勘八町へ抜けていくため、平戸橋を通る
路線バスはなくなっています。