多頭飼育崩壊たんぽぽの里の思いと飼い主にして欲しいこと | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

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3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。

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今回の現場ではありませんがほぼ同様・・・それ以上だったと記憶しています

このような現場を見た後に猫を残す事は私たちたんぽぽの里にはできません

 

 

この動画はたんぽぽの里の元スタッフが作ってくれたものです。

6年前の動画で猫たちも卒業したり、お空にお引っ越しをしたり・・・

懐かしい名前や姿に涙が溢れます。

 

飼い主から、1週間で家を出なければならないという緊急事案に

たんぽぽの里総動員でレスキュシター現場でした。

 

当然70匹以上の保護する場所なんてありません。

その為、現在のたんぽぽキャットクリニックのあるマンションの1室をお借りして対応をしました。

今回の崩壊現場も、気象庁観測史上の寒波到来という中で
行政の収容拒否という中で猫達にできる事をと

たんぽぽにゃんずの保護費用を削ってのレスキュー開始となりました。

 

できない理由を考えるのは簡単です。

たんぽぽの里の猫達が多く収容できない。

マンパワーが足りない。

 

行政がいってる理由ですから、一保護団体が断っても構わないでしょう

「飼い主がたんぽぽの里を信頼しているので対応できないですか」というセンター課長の言葉と

「無理ならば、断っても構いません。動物を現場に置いておくだけのことですから」と言った所長の言葉には動物をおもいやる言葉はひとつもありませんでした。

 

そこからが保護に向けての調整開始です。

私たちも多頭飼育崩壊対応の際には出来ないことばかりの中でも

どうしたら保護できるのかを考えます。

今回もそうですが、解決案は見つからない事が多々ありました。

 

場所が確保できても、お世話をする人がいなかったり

保護した動物達の食事、トイレ砂、生活用品に家賃

初期医療費、治療の必要な動物の治療費。

 

時に0からスタートする事もありますが

諦めたら、そこで終わりなんです。

 

諦めなかったからこそ

今までたくさんのご支援で支えていただいてきました。

 

今回もスタートは0から始まってのレスキューで

たんぽぽの里としてはマイナスです。

 

でも諦めたくなったので手を差し伸べました
今後も急なお願いが続くかもしれませんが

 

多頭飼育崩壊の飼い主が

行政やボランティアを頼ったときはそこにいる動物に手を差しべられる

唯一のチャンスなのです。

 

どうかたんぽぽの里にお力を貸してください。

 

できない理由を考えるよりも

どうしようと悩んでいるよりも

まずは手を差しべられるたんぽぽの里であるように

お力をお貸しください。

 

 

🍀  🍀  🍀 🍀  🍀  🍀 🍀  🍀  🍀

 

多頭飼育崩壊になってしまったのかな?

もう限界!!誰か助けてと思った時にして欲しい事書いてみますね

 

まずは個体管理をすること

自分の家にどれくらいの猫がいるかを

まとめていきましょう。

 

今回の崩壊現場で行政が個体管理の必要性を理解してなくて

出来上がったのは現場から猫がいなくなってから

それはとてもお粗末な事です。

 

猫はよく動くから難しいと思いますが

その都度、更新していけば良いです

同じ子がダブってしまうこともありますが

意外と隠れて漏れてしまう猫も少なくありません

 

 

個体管理表に記載して欲しい事。

名前・性別・色柄・尻尾の形・特徴・推定年齢

ウイルス検査の有無と結果

ワクチンの有無

成猫と子猫・乳飲み猫の区別
なれている猫か慣れていないかも記載していただくと良いと思います

 

とりあえず、わかる範囲で書いてみましょう

 

崩壊現場に入ると飼い主さんの申告数は大幅に下回っています

嘘をついているわけでもなく、把握されてない場合が多いのです

 

 

個体管理ができたら次にする事は家系図を作りましょう

 

初めの1匹はどこから来たのか

その子から生まれた猫、誰がパパで・・・わかる範囲で

書いていただけると助かります。

費用のない時など、代表で1腹ごとに代表で検査し、要請が出た場合などは

そこから優先的に検査をは閉める事ができます

 

私たちボランティアが初めに手を差し伸べるのは

出産しそうな猫です
かわいそうですが、堕胎手術となりますが

多頭飼育崩壊では多くの猫に手を差し伸べなければいけないからです

 

同時に保護するのは乳飲み猫や医療を必要とする猫です

 

順次初期医療をかけ、新しい飼い主探しをしたり

飼い主宅に残す場合には、環境改善の指導を受け頑張りましょう

 

 

 

 

同時にそれを行うことでどの猫が何回くらいの出産をしているか

把握できるので避妊手術の際に脆い子宮であったり

子宮内膜症、子宮水腫、卵巣などの病気などを念頭に

手術対応が可能です。

 

 

次にする事はゾーニングをする
ゾーニングって何?って思われると思います

簡単にいうとグループ分けです。

大きく分けてもらいたいのがメスとオス

さらに分けられるようであれば、ウイルスキャリアの猫はキャリアごとに

 

手術しているいないもオスメスの中で分けられるとより良いと思います。

 

また、風邪をひいている猫・医療が必要な状態の猫は

個体管理に記載いただけるとボランティアも行政も手を差し伸べやすくなります

 

 

飼い主だけが知ってる人間ですが

ある日突然、行政の職員やボランティアがやってきて

猫を追いかけ回すことのないように、ゾーニングしておくと

助かります。