江東区のペルシャ猫 | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。

涼君とラブラブだった吹雪ちゃんは、涼君を探して里親さん宅で必死で探していたそうです。そんな吹雪ちゃんを見て、涼君のトライアルも開始。
吹雪ちゃん、いつも隠れてしまうのですが、涼君がいたら里親さんから隠れることも忘れて、涼君にすりすりだったようです。若菜ちゃんはのんびりとしているようです。3頭お試し中です。

杏子ちゃんも投薬終了に伴いフリーになっています。
時々遭遇すると、お互いにどっちにいこうか悩んでしまうチョコママと杏子です。


また、預かりっこクラブの37頭の避妊去勢手術、ウイルス検査、検便、トリミングおよびライオンカットを終えました。
とりあえず、4日間でずべて終了いたしました。

詳細のあるしゃしんは、預かりっこクラブのHPにてアップされると思います。
取り急ぎ、下記に4日間の入退院前後の写真をアップしました。
http://picasaweb.google.co.jp/chokomama/080925#

まだ人慣れしていない子もいますが、だっこできるこもおります。
重い毛玉、皮膚もつっていたと思います。
シェルターでくつろぐ姿がみられるようになり、お臍を上に向けてねっ転がる猫もいます。
妊娠ネコ3頭、子宮水腫猫1頭、爪の負傷、下痢、体調の悪そうな子には、血液検査も実施。
飼い主よりは、5000円で手術できるところがあるのならばそこに行ってもらいたいということで、♀♂ともに5000円のみの負担です。
トリミング、ウイルス検査、検便、ストルバイト結晶の検査(病院で血尿でドクターが検査)
支援物資は皆様のおかげで、高栄養の食事などを食べさてあげることができているようです。
どうぞこれからも、ご支援よろしくお願いいたします。

さてさて、4日間での36頭の手術をしてくださったドクターの協力には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
我が家にきた10頭のうちの7頭の手術をしてくださった獣医さんです。素敵な先生に出あえ、無事に36頭の手術を終え、私もほっとする一方で、猫たちの顔が違うんです。
毛玉で皮膚もつって、いたかったろうと思います。
一人の先生が、1頭ずつ手術、トリミングをすべてうけおってくださいました。猫もわかっているのか、戻る時に、「みゃ~」と鳴いていました。
悲しいことに、3頭の妊娠が確認され、1頭については胎児が6頭いて、妊娠1か月くらいの大きさでした。
もっと早くに手術をしていてくれたらこんな悲劇は起きなかったのにと
先生と、スタッフの方と、胎児にも手を合わせました。
1頭は、興奮状態のため、都内での手術としました。
後発団体のところでは、いまだに手術やトリミングが終わっていない子がいるようですが、一刻も早く、手術、トリミングを終わらせてほしいと思います。
今回、数頭ずつの手術などをしていたら、また出産があったかもしれません。
短期間の間に、大切なことを済ませるには並大抵の努力ではできません。
でも、レスキューする上で、絶対に早く済ませなければいけない大切なことでもあるのですが、
飼い主さんよりの前払いもない中、そして、5000円と決められた中で、猫のためを思いオペを先にしました。♀9500円♂6500円。
5000円で数頭ずつでは、時間がかかるために、費用優先ではなく、猫のクオリティライフの向上を第1としておこなうことになりました。
費用のかかる中で、安いところでなぜしないかと言われてしまうかもしれませんが、
ねこの状態を考えて、最善の方法をとったと考えております。

残念なことに、いまだに後発団体からは連絡がありません。
ライフキャッツとの連携をとっているからかもしれませんが、
考え方にたくさんの違いがあるのと、すでに介入して1か月すぎ、連絡もないので、たんぽぽの里としては連携は無理と判断をすることにしました。
ライフキャッツは休止となっておりますが、代表からは、残った猫たちのその後の事や、お試し中の猫のことを気にかけてご連絡をいただいたりしています。
同時に、今回預かりっこクラブのスタッフより、手術の手配依頼をいただき、広報支援として携わる機会を頂けたことにも感謝しています。
ボラ経験の浅い方もたくさんいる中で、それぞれが一生懸命できることを探し、猫のために活動されている姿は、ボラを続けている立場として初心を忘れずにと今後の活動を真摯に取り組みたいと思う次第です。

写真は日記とはまったく関係のない猫ですが、昨日病院で出会いました。
横浜のとある会社の外猫で、尻尾の先がちぎれて、
その猫の子供が、私のかかりつけの病院を使っていることで受診したものの、骨盤骨折、馬尾症候群(尾骨骨折)、しっぽの断裂などの診断。
明日、手術予定です。
治療をしても、その後また野良に戻るということでたんぽぽの里でほごすることになります。
どうか素敵な里親さんが見つかりますように・・・
そして、たくさんの猫たちの治療費が不足しております。皆さんのご支援には、本当に感謝しております。