無意識のストレス | 発達障害の子供たちとの日々

発達障害の子供たちとの日々

発達障害(ASD、ADHD)の二人の子供たちとの記録

今週家族で旅行に行くことになっているのですが、必要な荷物を準備していたら改めて子供たちの薬の量が多いなぁ…なんて感じてしまいました。

 

うちの子たちはアレルギーなどもあるので、朝に晩に飲まなければならない薬がいくつかあり管理が結構面倒です。

特にインチュニブは続けて飲むことで効果が出る薬なので、忘れないように毎日スマホのアラームを掛けて同じ時間に飲ませています。

 

子供が大きくなってくると学校でも宿泊行事などが増えますが、そういう時にはくれぐれも飲み忘れのないようにと子供にしつこく言って聞かせてから送り出します。

特にコンサータは飲み忘れると、一日中ぐだぐだになってしまう可能性があるので…。

 

 

さて旅行についてですが、我が家では長期休暇になると泊まりの旅行や日帰りの遠出などに出かけることが多いです。

恐らくお子さんのいらっしゃるご家庭ではどこも同じような感じかと思います。

 

ですが、子供にとっては楽しみな旅行も、イレギュラーが苦手なうちの子供たちのようなタイプには無意識下でのストレスになってしまっている場合があります。

確かに、行く前の晩はほとんど徹夜レベルで寝ませんし、現地に行っている間も夜は興奮してほとんど寝られません。

また、帰ってからも生活リズムの崩れが尾を引いて、朝起きられない、昼間眠くなる、夜寝られない等々の状況が数日間は続きます。

 

食事も旅行中はほとんど食べません。とにかく興奮状態になってしまい、ずっと浮足立っているような状況です。

いつも以上に落ち着きがないので、転んだり、ケガをしたりも多いです。(必ず毎年どちらかがケガをします、しかも結構大きいやつ汗)また熱を出すこともあります。

 

それと、一番の困りごとは予定変更がきかないことです。

例えば、今日はあそこへ行って、明日は・・・などと予定を立てていても天候などでそれが変わってしまうと、途端に「ギャー!」となります。

そのあたりを臨機応変に受け入れられないのは分かってはいるのですが、やはり旅行中にはままあることなので、ちょっと困ってしまうなぁというのが本音です。

 

 

そういう面から考えると、粛々と毎日のペースを崩さずに生活する方が精神衛生上いいのではないかとも思ってしまうのですが、子供たち自身は旅行や遠出が大好きですし、当然ですが夏休みになれば行きたい!と言い出します。

 

親としては単純に旅行を楽しむよりも心配事の方が多いですが、やはり後々糧になるような経験をなるべく多くさせてあげたいという気持ちは常々あります。

なので、今年も色々と頭を悩ませつつも、またドタバタ旅行に出かけてこようと思いますニコニコあせる