FF14感想 新生〜暁月 ネタバレなし | お腹ポチャリーマンのゲームレビューブログ

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今回はFF14を新生から暁月まで半年かけて一気にプレイした感想を書いていきます。

基本的にはストーリーのネタバレなしです。

この記事で全体の大まかなネタバレなしの感想を書いて、あとから別で1つの拡張パックごとにネタバレありの感想記事を書いていこうと思います。

結論としては
世界観ストーリー音楽が最高!!

って感じでした。
良いところも微妙なところもいろいろとあるけれど、僕は特に世界観とストーリーと音楽重視なので僕にとってはかなり最高なゲームでした。

FF14は現在5つの大きなストーリーがあって、
ver2.0 新生エオルゼア
ver3.0 蒼天のイシュガルド
ver4.0 紅蓮のリベレーター
ver5.0 漆黒のヴィランズ
ver6.0 暁月のフィナーレ

と1つのストーリーでもRPG1本分以上のボリュームがあると思うんですがそれが5つも!
かなりのボリュームになっています。
なので暁月までクリアするのに半年くらいかかりました。
x.0がその拡張パッケージのメインストーリーで、x.1~x.5までが後日談とその後の拡張に繋がる導入の話、サブコンテンツやエンドコンテンツの追加となってます。

まずFF14をやろうと思ったきっかけについて。
前も同じこと書いた記事あるけど。

元々FFは好きだからいろんなナンバリングをやりたいなと思っていたけど、11と14はオンラインってだけで遊ぶ選択肢に入ってきてませんでした。

旧FF14と言われているFF14リリース直後の悪評をちょっと聞いたことがあるのでクソゲーなのかなってイメージがありました。

でもストーリーが面白いゲームのオススメでよく14を見るので、そんな面白いんだ?って思って興味を持ちました。
特に漆黒のヴィランズは歴代FFの中でも最高クラスにストーリーがいいって聞きます。

調べてみると旧FF14のクオリティが酷すぎて制作体制を一新して作り直して新生したとのこと。
それで現在はとても評価が高くなっているらしいです。
自分の中では旧の酷い評判のイメージしかなかったので、作り直して人気になったことも知りませんでした。

それでプレイしたいと思ったんですが、MMORPGはめちゃくちゃ時間をとられるってイメージがあったので躊躇していました。
でもいつかは絶対にやりたい!いつかやりたい!…もうやっちゃえ!って感じでついに始めました。
予想通りめちゃくちゃ時間をとられました笑


暁月6.0まで終わった感想
FF14のメインストーリーを最後までやった感想としては、

良かったあああああ!!!!

って感じです。
ストーリーは面白かったし何度も泣いたくらい心を揺さぶられました。
世界観の作り込みがすごくてエオルゼアは本当に大好きになりました。

でも想像通り時間がものすごいとられました。
泣けたけどゲーム5本分以上の時間をかけてまでやる価値があるかっていうと難しいところ。当たり前ですが人によりますね。
いろんなゲームをたくさんプレイしたいって人にはあまりオススメできないです。

各ストーリーごとのプレイ時間はこんな感じ。

新生2.0 92時間
新生2.5 84時間 計176時間
蒼天3.0 46時間 計222時間
蒼天3.5 70時間 計292時間
紅蓮4.0 165時間 計457時間
紅蓮4.5 69時間 計526時間
漆黒5.0 82時間 計608時間
漆黒5.5 64時間 計672時間
暁月6.0 68時間 計740時間

740時間てヤバいな笑
これでもまだまだやってないサブクエとかコンテンツたくさん残ってます。
普通のRPGが30〜60時間のものが多いのでプレイ時間だけでも12本分以上もあります。
まあかなり寄り道したしフレンドとただ話してるだけの時間も含まれてたりするんですが。

メインストーリーだけであれば200~300時間くらいでいけるのかな?

確かにストーリーはとても良かったですが、いかんせんテンポは悪いですね。
まあオンラインゲームだからそんなもんかと思ってやってました。
なのでいろんなゲームをたくさんやりたい!オンラインゲームにありがちなテンポの悪さは許せない!って人はあまり向いていないと思います。

僕はストーリー目的でプレイしていてオンラインゲーム要素の他の部分はそこまで興味はなかったのですが、せっかく初めてのオンラインゲームだしフレンド作ってたくさん交流してみよう!って思っていろいろ手を出してみました。


個人的なFF14全体の項目別の評価 10点満点で
ストーリー 9
世界観 10
戦闘 5
音楽 10
テンポ 5

総合 8

って感じです。オンラインゲームなのにオフラインゲームと同じような項目で評価してしまっていますが。
微妙だと感じた部分もけっこうあったのですが、とにかくボリュームが多すぎて良い部分が微妙な部分をかなりカバーして最終的にはとても良いゲーム体験だったなって感じです。

ここから個人的に感じたFF14の良かったところ、微妙だったところを書いていきます。

良かったところ😀
・ストーリーがいい
・ボリュームが半端ない
・過去のFFネタが多くてFFテーマパーク
・本当に実在してるかのような仮想空間
・作り込まれたエオルゼアの世界観が最高
・マップが広くて景色がキレイ。世界中を冒険してるみたい
・ジョブの種類が豊富でジョブチェンジも簡単
・ある程度進めるとチョコボにずっと乗れる
・音楽かっこいい
・ソロ派でもやりやすい親切設計
・プレイヤーに優しい人が多くて治安がいい
・ゲーム外のコミュニティサイトで友達やコミュニティを探しやすい


微妙だったところ😅
・ストーリーは新生が微妙、蒼天からもテンポは悪い
・ムービー中のキャラのモーションが使い回しでショボい
・クエスト進行がマーカー追っ掛けるタイプ
・戦闘は戦略性皆無のギミックゲー
・HPMPが時間で回復しちゃう
・マップは広いけどアイテムが落ちてるわけじゃないので散策がつまらない
・弱いレベルで強い装備をつけられない
・ダンジョン攻略が人数揃えないといけないので自分のペースで進められない
・ゲーム内だけだと友達が探しにくい

って感じですね。
微妙だったところもあるけどストーリー目的だったので個人的にはそこまで気にならなかったです。
一番引っ掛かったはストーリー追っ掛けるのにボリュームがありすぎて大変だったってところくらいですね。

でもFF14のエオルゼアの世界は大好きになりました。

ここから細かく書いていきます。

・ストーリーについて
基本的にネタバレなしで書いていきます。
ストーリーはとても良かったです。紅蓮からは毎回泣かされました。ゲームでめったに泣かないんですけどね。最近のFFはストーリーが酷い作品ばかりですが14はMMOなのにストーリーの評価がとても高いです。
最近のFFに不満があるなら14をやれ!っていうのは本当にそのとおりだと思います。一番FFしてます。

ただMMOだからかテンポはとても悪いと感じました。特に新生のクエストなんかはお使いの連続でたらい回しで行ったり来たりばかり。
面白くないし遠いし移動遅いしでストレスたまるけどまあMMOだしって思って僕は楽しめました。
蒼天からはある程度解消されていきます。
主人公のヒカセンが強すぎて正直ストーリーにあまり緊迫感はない印象。
設定とか用語が難しくてめちゃくちゃ丁寧に説明してくれるけどその分テンポが悪い気がします。

ネットでの評判は、
漆黒>蒼天>紅蓮>新生
って感じで漆黒の評判がめちゃくちゃ高い印象です。
でも紅蓮はそこまで人気がない、新生はつまらないって評判が多い印象でした。
(暁月は不明ですが評価高そう)

でも個人的な好みは
紅蓮>暁月>漆黒>蒼天>新生
って感じで紅蓮が圧倒的に好きでした。

新生と蒼天は泣かなかったけど紅蓮からは毎回泣いてしまうくらい良かったです。
最近いろいろゲームやってきたけど泣くレベルまでのはなかなか無かったのに。
最近泣いたのはドラクエ11,マブラヴ、ドラクエビルダーズ2くらいです。

各拡張のざっくり感想
新生エオルゼア
新生のストーリーは全然面白くない、クソゲーってことを聞いていたのでハードル下がりまくっていたからかけっこう楽しめました。
確かにストーリーはつまらないってのはそうだと思います。
けど新しい世界を冒険するっていうワクワク感がすごかったし世界観や音楽もとても好みで良かったです。
何より初めてのMMOなのでこんな感じなんだーってのがとても新鮮でした。
大量にある薄味なおつかいクエストもMMOっぽいなーと思いながら楽しめました。
伝説級のくそおつかいクエストも、これがあの伝説の!って感じで面白かったです。
終盤の展開はアツくて普通に面白かったです。全然期待していなかった分とても楽しめました。

蒼天のイシュガルド
蒼天から面白くなるって評判だったので期待していましたが、確かに新生よりかなりストーリーが面白くなっているもののモヤモヤとかが残る感じ。
暗くて陰鬱な雰囲気ですが終わったあとはやって良かったなと思える拡張でした。

紅蓮のリベレーター
個人的に最高だった紅蓮ですが、ストーリーというよりもアジアっぽい世界観がとても好きすぎでした。14初めたのも紅蓮のトレーラームービーで出てくる和の街の趣深い雰囲気が良すぎてここを散策したい!って思ったのが大きいですね。
その世界観で展開していくストーリーにものめり込みすぎた感じですね。
紅蓮は本当になにもかもがツボでした。


漆黒のヴィランズ
漆黒は評判が良すぎてとても期待していましたが、ハードルが上がりすぎて正直そのハードルは越えられなかった感じはします。
でもとても泣きまくるくらいには感動しましたね。
前の紅蓮が好きすぎて、漆黒からガラッと雰囲気が変わってちょっとこれじゃない感があって戸惑いました。14は拡張ごとに雰囲気がガラっと変わるのでついていくのが大変ですが毎回新鮮な気持ちでプレイできます。


暁月のフィナーレ
暁月は新生から続いてきたFF14の1つのフィナーレを飾るのにふさわしいクオリティでした。
ところどころツッコミどころや理解できないところはあったものの、そんなの関係ねえ!ってくらいアツい展開で大満足のストーリーでした。
終わったあとは、良かったああああーーーー!って気持ちになりましたね。


この記事のあとに各拡張ごとに詳しく感想を書いていこうと思います。


・ボリューム
このゲームはボリュームが半端ないです。
メインクエストだけでもすごいけどサブクエやジョブクエ、レイドや上級者向けバトルコンテンツやギャザクラ、ミニゲームやハウジングなど無限にコンテンツがあります。
ストーリー楽しむも良し、戦闘楽しむも良し、スローライフを楽しむも良しといろんな楽しみ方があります。

僕は主にストーリーのあるコンテンツをやっていました。それだけでもかなりのボリュームでした。まだまだやっていないコンテンツもあるので本当に楽しみ方は無限です。

メインストーリーとストーリーのあるサブクエをやって、ジョブも6つくらいやっていたら半年くらいたっていました。
このボリュームの多さはいいところでもあるけど、ストーリー追っ掛けるのもかなり大変だと思ったりもしました。


・FFのテーマパーク
14は今までのFFシリーズであった要素やストーリー、音楽をたくさん取り入れているのでFFのテーマパークみたいなところがあります。
ゴールドソーサーで遊べたり過去作の音楽をアレンジしたり過去作のダンジョンのオマージュだったり。
特に1〜6の要素が多い印象。でも7以降の要素もよく出てきます。
僕は6以降しか知らないのであまりピンとこなかったことが多いけど過去作をいろいろ調べてここがそうなんだーってなるのが面白かったです。


・本当に実在してるかのような仮想空間
ゲームの舞台はエオルゼアという世界で、いろんな街があってそこで他のプレイヤーが活動しているのでみんなと同じ世界の中で生きているっていうのが好きでした。

MMOならけっこう当たり前なんだろうけど初めてのMMOなのでとても新鮮でした。
NPCではないキャラクターが街の中で歩いてたりクラフトしてたり楽器の演奏をしていたりするのを見て、本当に世界があるんだなと実感できます。
実際に他のプレイヤーとも会話できますからね。


・作り込まれたエオルゼアの世界観
エオルゼアの世界観は本当に好きでした。
エオルゼアの世界はとても丁寧に作り込まれていて本当に世界が実在しているかのようです。
世界観が好きすぎてFF14の設定資料集を2つも買っちゃいました。
僕は剣術士スタートだったので最初は砂の都ウルダハから始まりました。
最初にウルダハに降り立った時の、これから新しい冒険が始まるんだ!っていうワクワク感は凄かったですね。スタートのワクワク感は今までのゲームで一番大きかったかもしれないです。

今は他のゲームやってるのでFF14は休止中だけど感想を書いてるだけでまたエオルゼアに戻りたくなってきちゃいました。

・マップが広くてキレイ
マップは広くてキレイなところが多いです。
マップがめちゃ広いのはMMOだからってのも大きいですね。
いろんなロケーションがあるので世界を冒険している感じは楽しめます。

その分移動はけっこうめんどくさいです。特に最初のうちはチョコボにも乗れないし空も飛べないのでおつかいクエストがかなりツラいです。空飛べると一気に楽になるんですけどね。

あとは他のオフラインRPGと違ってマップ上に宝箱とかアイテムがないのでそんなに散策しようっていう気にはならないです。なのでせっかくキレイなマップでもあまり見て回る機会がなくてもったいないなと思いました。
回るのはフライングマウント開放のための風脈集めと探検手帳コンプリートですかね。


・ジョブの種類が豊富でジョブチェンジも簡単
ジョブの種類がとても豊富で、戦闘職もあれば採集製作をするギャザラークラフターのジョブもたくさんあって、ジョブごとにレベルがあるので長大ボリュームでやりこみの要因ですね。
ジョブチェンジもその場ですぐできるのがお手軽でいいです。


・ある程度進めるとチョコボにずっと乗れる
最初は徒歩ですがある程度進めるとチョコボに乗れて、その後は街中以外はどこでもチョコボに乗れます。
なのでチョコボの価値がとても高いのが嬉しいですね。
チョコボ以外の種類の乗り物も多数あるので乗り物収集も楽しいです。

・音楽かっこいい
FF14は音楽がめっちゃ多くて、名曲もめちゃくちゃ多いと思います。
最初のエオルゼア三国の音楽とかどこも好きだしマップの音楽も好き。
過去のFFシリーズのアレンジ曲もいっぱいあります。
聞くだけであの冒険の日々を思い出させてくれる素晴らしい音楽がたくさんあります。
サントラ欲しいけど膨大すぎる〜

特に好きな音楽は
ウルダハ 昼 夜
ウルダハ昼の音楽はこれから始まる壮大な冒険を予感させる雰囲気がとても好き
夜は落ち着いた感じでとても癒やされます
こんなにウルダハが好きなのはウルダハスタートだからかもしれません。でもかなり素晴らしい音楽なのでウルダハからスタートするのおすすめです。

蒼天街の音楽
イシュガルド音楽のアレンジで、これからの発展を感じられるような希望に満ち溢れた雰囲気が最高です。蒼天が全体的に暗かった分、蒼天街の明るさがとても際立っていた気がします。
イシュガルドの音楽はどれも好きですけどその中でも蒼天街の音楽が一番ですね。

紅蓮IDボス 鬨の声
最高にテンションあげてくれるボス戦BGMです。
紅蓮のテーマソングのアレンジはどれも好きで、好きな要素が多すぎる紅蓮の中でも一番好きかも。

FF14は好きな音楽がとても多いけど、特に今あげた音楽は最高すぎです。

・ソロ派でもやりやすい親切設計
MMOは基本的に他のプレイヤーと関わりながらゲームをプレイすることになるけどFF14は他のMMOに比べてかなりソロ派プレイヤーにも優しい設計になっていると思います。
ストーリー進めるのに必須なダンジョンは他プレイヤーとランダムマッチングしてくれる機能があるので特に友達がいなくても安心です。
行きずりの人と20〜30分くらいダンジョン攻略して終わったら解散みたいな感じです。
これはかなり優しい機能だと思いました。
こういう細かなところまで遊びやすく作られているのが大人気な理由なんだと思います。

とはいえ初めて他の人とパーティ組んでダンジョン攻略する時はめちゃくちゃ緊張しました。
タンクで先導役だったのもあってどうすればいいかわからんし、もう進んでいいのかミスったらどうしようとかいろいろと考えてドキドキでしたね。
最初のダンジョンは簡単だったので問題はなく無事にクリアできました。他の人とプレイするのは初めての体験だったのでとても新鮮で面白かったです。


あと最近は新生の必須ダンジョンは完全ソロでNPCと一緒に攻略できるように改善されたらしいです。
漆黒以降で導入されたシステムで、他の人を待たなくていいのがかなり便利なシステムでした。
最初から導入してくれたらなと思っていたけどついに新生で導入されたんですね。

・プレイヤーに優しい人が多くて治安がいい
オンラインゲームっていうと他のプレイヤーに怒られたりしてギスギスなイメージがありますがFF14はそんなにマナーが悪い人はいなくてかなり治安がいいと思います。
僕が関わった人もみんないい人ばかりでエオルゼアって素晴らしい世界だなって思ってました。
暴言吐いた人を通報したらすぐ運営が対処してくれるらしいのでそういう人が少ないんだと思います。
そういったところも遊びやすいですね。

・ゲーム外のコミュニティサイトで友達やコミュニティを探しやすい
オンラインゲームなら人との関わりが大切になってきますが正直ゲーム内だけだと友達やコミュニティは探しにくいところがあります。
ソロ派でも遊びやすいゆえ。

でもゲーム外でロードストーンという公式の交流サイトがあってそこでたくさんのプレイヤー達が仲間やコミュニティを募集していたりするのでそこに行けば自分にあったフレンドがすぐ見つかると思います。
プレイヤーの日記とかもあるのでそれらを見に行くのも面白いです。



ここからは微妙だったところ😅

・ストーリーは新生が微妙、蒼天からもテンポは悪い
ストーリーがとても評価の高いFF14ですが一番最初の新生はストーリーの評価は良くないです。
最初は無味なおつかいクエストばかりでむなしくなってくるんですよね。
これは世界観やシステムの説明とか主人公の下積み的な感じになっているので本当にショボい話ばかりです。
無駄にたらい回しにされたりとかもします。
ここらへんはつまらないっていう人はけっこう多いと思います。
そんな新生だけど終盤からいきなりめちゃアツくなって面白くなる部分はあると思います。
今までつまらなかったのになんで急にこんなアツくなるんだ!?って思いました笑

蒼天からは面白くなるけどテンポは悪いです。ストーリーが面白くなるにつれて長い会話シーンが増えていく気がします。
漆黒とか暁月は操作できない時間の方が多いんじゃないかってくらいひたすら会話シーンが続きます。



・ムービー中のキャラのモーションが使い回しでショボい
最近のゲームをたくさんやってきたのでモーションのチープさは少し気になっちゃいました。
ムービー中のモーションは操作中もエモートで自由に使えるので使いまわし感がありました。


・クエスト進行がマーカー追っ掛けるタイプ
マーカー追っかけタイプのシステムって僕はそんなに好きじゃないんですよね。わかりやすいのはいいんだけどクエストマーク以外への関心が薄くなってしまって周りに何があるのか全然見なくなってしまうんですよね。
ただマーカーへ移動するだけになってしまいます。
まあこのマップの広さとボリュームでマーカーじゃないってなると何すればいいかわからなくなってしまう気がするのでしょうがない気がするけど。


・戦闘は戦略性皆無のギミックゲー
・HPMPが時間で回復しちゃう
正直戦闘はあまり面白いとは思いませんでした。
オートアタックしながら時間で回復するスキルを出して攻撃していく感じで、弱点とかは特にないので戦略性が全然ないんですよね。
ボスの技やステージギミックを回避しながらひたすら効率よくボタンを押してダメージを与えていく感じです。
大切なのはギミックを避けることとダメージ効率がよくなるスキル回しを覚えることです。
だからあんまり戦略を考えることがないです。

あとはHPMPが時間で回復するのもあまり好きじゃなかった。
RPGとかではHPMPを管理しながらダンジョンを進んでいくのが好きだったんですけど、FF14は時間たてばすぐ回復します。
なのでHPMP管理しながらのダンジョン探索とか戦闘はあまりなかったです。
HPも味方のヒーラーが回復してくれるので全然気にせずひたすら敵を殴ってる感じだったのが微妙でした。

戦闘で面白いのは他のプレイヤーとパーティ組んでわちゃわちゃしてる時くらいですね。
パーティの中に役割があって、盾役のタンク、攻撃役のDPS、回復役のヒーラーがいます。
自分の役割をこなしながら他のプレイヤーと一緒にダンジョン攻略をしていくのは新鮮でけっこう面白かったです。
戦闘自体はそこまででした。


・マップは広いけどアイテムが落ちてるわけじゃないので散策がつまらない
マップ自体はすごい好きなんですけどいかんせん散策してもアイテムが落ちているわけじゃないってのが普通のオフラインRPGと違って微妙でした。
RPGの好きなところって自由に世界を散策できたり、散策中にアイテム拾って嬉しく感じるところなんですが、FF14は散策中にアイテム拾える楽しさはないんですよね。
なのでせっかく広くてキレイなマップでも隅から隅まで散策する気にはならないのが少し残念。
まあMMOだししゃあないって思いました。

その分大量のサブクエでマップを駆け回る動機づけをしてるのかも。
風脈集めとか探検手帳とかも。そういうマップを駆け回るモチベを与えてくれる要素は好きでした。
だから6.0のアプデで風脈が大幅に簡略化されたのはちょっと不満でした。


・弱いレベルで強い装備をつけられない
強い装備を手に入れたら普通にすぐ装備したいです。
普通のRPGみたいに強い武器はただの上位互換で普通に装備できるのが好きです。
でもFF14はレベルごとに装備できるアイテムレベルに制限があるのが微妙でした。
強い武器を入手してもつけられたりつけられなかったりして有効性がよくわからないんですよね。
まあMMOだししゃあないと思ってました。


・ダンジョン攻略が人数揃えないといけないので自分のペースで進められない
他のプレイヤー待ちはけっこうツラかったですね。
すぐに進めたいのに全然人が集まらなくて進めない!ってのがよくありました。
ロールによって待ち時間はかなり変わるんですが。
タンクとヒーラーは人手不足なのですぐマッチングするけどDPSは過多なので全然マッチングしないです。
最初はタンクだったので2〜3分ですぐマッチングしてたけど、紅蓮は侍でやりたかったのでマッチングに20〜30分待ちとか普通にあってテンポ悪いなと感じました。

フレンドにお願いしようとしても全然ログインしてなくてなかなか集まらないこともありますからね。
マッチング待ちはけっこう大変でテンポ悪いなと思った要因でした。
まあMMOだししゃあなしだと思ってました。


・ゲーム内だけだと友達が探しにくい
人とあまり関わらなくてもソロでけっこう不自由なく楽しめる反面、いざ友達を探そうって時に初心者は探し方がわからないと思います。

ゲーム外にロードストーンっていうコミュニティサイトがあるんですが僕は最初知らなくて街中で知らない人にドキドキしながら話しかけたりしていました笑
この方法でコミュニティ探しやフレンドを作るのはかなりハードです!笑

それで最初に入ったコミュニティは雰囲気も全然わからないまま入ったのですが、正直あまり合わない気がしたし途中でコミュニティ半壊したので失敗だったと思いました。

そのあとロードストーンで探したコミュニティはいい雰囲気で自分に合っていて楽しめたと思います。

最初わからないうちはコミュニティやフレンド探しはとても大変だと思います。
わかればとても探しやすいと思うんですが初心者はロードストーンなんて知らないんじゃないかな。

でも一番最初にできたフレンドはとても優しくて気の合う方で、ずっと一緒にプレイしてました。
本当に初期のころ、フリートライアルでプライベートチャットもできずキーボードもなくてチャットも満足に打てない時期に、槍術士ギルドでなんとなくエモート合戦をした方がいました。
そのあと向こうからフレンド申請してくれて初めてのフレンドになったのですが、そこからずっと一緒にプレイしてくれてとても良い仲間ができて良かったなと思いました。

ホントに偶然の出会いで、よくそんな続いたなと思います。
エオルゼアってどんな出会いがあるかわからないですね。


そんな感じで良いところも微妙なところもあったけど、微妙なところはだいたいがMMOだからしゃあないかーと思える要素だったので全然気にならないでプレイできました。

なにより世界観とストーリーと音楽が大好きだったので最高のゲーム体験だったと思います。


他にもハウジングとかミニゲームとかここに書ききれないくらい無限にコンテンツがあるので他にも面白いコンテンツがあるかもしれないですね。


さすが10年以上もサービスを続けてきて常にアップデートしてきたコンテンツです。
普通のオフラインゲームでは絶対に作れない壮大なゲームであり、壮大な世界を感じられました。
こんなに凄くて素晴らしいゲームを作ってくれたスタッフの方々には本当に感謝。

オフラインゲームがダメってわけではなく、オフラインはオフラインの良さがあって、オンラインはオンラインの良さがあると思います。
FF14のこの圧倒的な質とボリュームはオンラインゲームとして10年以上運営しながら作り続けてきたからこそだと思いました。


次回からは各拡張ごとのストーリーのネタバレあり感想を書いていきます。

それではまた!