我が家の長男、タロウが数独にハマっています。
どこかに出かける時、文庫本と数独のペンパ本を持って行きます。
この数年(十数年?)数独とかナンプレという名前で市民権を得たペンシルパズル数独。
実は私も35年くらい前にハマってました。
というのは、少し嘘が混じっていて、当時ニコリというペンシルパズル本にハマっていました。
その中に数字は独身に限る、略称数独があったのです。
私個人は、加算クロス(カックロ)、スリザーリング(すりりん)、推理パズル、ぬりかべといったパズルの方が好きでしたが、数独もそこそこ解いていました。
数独に限らずですが、こういったペンシルパズル、頭の体操にはとても良いというか、特に小中学生に最高の教材だと(勝手に)考えています。
小学生くらいの時って、物事の判断方法が意外なほど帰納的なんですよね。あのカラスは黒い。あのカラスも黒い、だからカラスは黒い。的な。
実際、生まれてから約10年間、彼、彼女たちはそうやって、知識や語彙を増やしてきたわけです。
あれは車、これも車、これは自転車、あれは馬、その積み重ねの結果として、車と自転車と馬の区別をつけていく。
ところが、算数、数学という学問になると演繹的な問題を解く能力が求められる(※)。このモデルチェンジはかなり大きな変化だと思っています。算数の解き方を近くで見ていると、理屈を積み上げて問題を解いていく、という習慣があまりないということに気づいたのがきっかけではありますが、よくよく考えてみると、小さい子どものうちに演繹的な思考を求められることってほとんどないよな、と思った次第です。
そういう時に、ペンシルパズルです。このマスには1か2しか入らない。んー、1かなで進めるとだいたい、行き詰まります。
パズルというエンタメで演繹的解法という世界を学ぶことができるというのは結構貴重な機会というか、いい教材ではないかと考えています。
さて。
そのタロウ。何を血迷ったか、最近は
①文庫本
②数独のペンパ本
③青チャート
を持ち歩き始めました。
こいつ、頭おかしくなったか?と心配をしましたが、どうも青チャートの問題を解くのが楽しいようです。学校の先生に勧められて、青チャートを解き始めたのがきっかけで、楽しくなってきたようです。数学が苦手だった私には、全く理解できないのですが、エンタメとして数学の問題を解くようになったなら、これはとても素晴らしいことなので、生暖かい目で見守っています。
それにしても、文庫本、数学、青チャート、持ち運びと、それぞれのコンテンツに対する消費時間考えたら、どれか1つにすれば良いのに…と心の底から思っています。
いづれにせよ、エンタメとして勉強ができるようになったら、それが最高なので、ジロウ、チエにもエンタメ勉強のきっかけを色々と提供していきたいと考えています。
余談ですが、「勉強」って言葉が良くないなぁと思っています。
「勉めを強いる」ですよね。神は細部に宿る。言霊。ちょっとした言い回しや表現でその事に対する心持ちや姿勢が変わるものと考えています。もっとこう、自発的なエンタメ勉強に対する良い言葉がないかなぁ。
学問っていうと堅苦しいし、学習くらいがちょうどよい言葉なのかなぁ。学習する、だとAIっぽい響きだし…
※数学にも帰納法的解法があるのは知っていますが、帰納法「的」な解法ですね。nとn+1で成り立つなら云々の、あれです。
