みなさん、こんにちは。
週末、いかがお過ごしでしょうか。
せっかくのお休みなので、
少しだけ足を伸ばして、
お気に入りの街へ行ってきました。
お天気もよくて、
お出かけするには、
ぴったりの一日でした。
こういう日は、
なんだか気分も上がりますよね。
ここで、
お昼ご飯の時間になりました。
お腹もペコペコです。
私たちは、
前々から気になっていた、
おしゃれなカフェを目指しました。
SNSでも話題のお店です。
「きっと、おいしいランチが食べられるね。」
そんなふうに話しながら、
お店に向かいました。
でも、
ここで最初の予想外が起きました。
なんと、
お店の前には、
長い行列ができていたのです。
『まさか、こんなに混んでいるとは。』
私は、
すっかり油断していました。
休日とはいえ、
まだお昼の少し前です。
「すぐに入れるだろう。」
そう、
タカをくくっていたのです。
でも、
現実は違いました。
若い人たちや、
カップルで、
お店の外まであふれていました。
ここで、
諦めて別の店に行くという選択肢も、
ありました。
お腹も空いています。
でも、
なんだか悔しい。
せっかく来たのだから、
食べてみたい。
そう思ってしまったのです。
そこで、
私たちは並ぶことにしました。
これが、
あとで思えば、
長いドラマの始まりだったのです。
最初は、
おしゃべりをしながら、
楽しく待っていました。
「お腹すいたね。」
「何にしようか。」
そんな話をしながら、
メニューを眺めていました。
でも、
時間はどんどん過ぎていきます。
待てど暮らせど、
私たちの順番は来ません。
前には、
まだ何組も待っています。
ここで、
足の裏が痛くなってきました。
ヒールのある靴を履いてきたことを、
私は心の底から後悔しました。
「靴選び、失敗したな…」
小さな後悔が、
胸の中に広がります。
でも、
今さら列を離れるわけにはいきません。
プライドなのか、
食への執念なのか。
とにかく、
私たちは待ち続けました。
周りの人たちを、
なんとなく観察してみます。
みんな、
楽しそうに待っています。
スマートフォンを見ている人。
カップルでおしゃべりしている人。
それぞれに、
休日の時間を過ごしています。
そう考えると、
並ぶ時間も、
悪くないのかなと思えてきます。
けれど、
やっぱりお腹は空きます。
お腹が空きすぎて、
頭の中は、
今日のランチのことでいっぱいになりました。
パスタなのか。
ハンバーグなのか。
いや、
ここはやっぱり、
名物のプレートでしょうか。
想像するだけで、
お腹が鳴りそうです。
では、
いったいどれくらい待ったのでしょうか。
時計を見ると、
なんと一時間以上が経過していました。
ランチごときに、
一時間です。
我ながら、
びっくりしてしまいました。
私の人生の中で、
並んでまで何かを食べた経験は、
そう多くありません。
「こんなこと、あるんだな。」
なんだか、
変な感心をしてしまいました。
そして、
ついにその時がやってきました。
店員さんが、
「お待たせいたしました。
お二人様、どうぞ。」
そう声をかけてくれたのです。
天国への扉が開いたような、
そんな気分でした。
私たちは、
足を引きずるようにして、
お店の中に入りました。
店内は、
木の温もりを感じる、
とても素敵な空間でした。
スパイスのいい香りが、
ふわっと漂ってきます。
席に案内されて、
すぐにメニューを決めました。
迷っている暇はありません。
一番食べたかったものを、
力強く注文しました。
お水が、
やけにおいしく感じられます。
一時間並んだという事実が、
スパイスになっているのかもしれません。
しばらくして、
運ばれてきたお料理は、
想像以上の美しさでした。
湯気が立ち上り、
彩りも豊かです。
「わあ、おいしそう。」
思わず、
声が出てしまいました。
一口食べてみると、
言葉が出なくなりました。
本当においしかったのです。
疲れた体に、
染みわたるような感覚でした。
並んだ苦労が、
一気に報われた瞬間でした。
こういうのって、
やっぱりいいですよね。
最初はどうなることかと思いましたが、
結果的には大満足でした。
スムーズにいかないことも、
人生にはあるものです。
むしろ、
すんなり入れなかったからこそ、
この感動があったのかもしれません。
効率だけを求めていたら、
味わえない時間でした。
たまには、
こういうハプニングも、
悪くないなと思いました。
予定通りにいかない休日。
それもまた、
思い出の一つになります。
みなさんは、
最近そんな予想外の出来事に出会いましたか。
もしかしたら、
その面倒くさいことの先に、
素敵なご褒美が待っているかもしれません。
お会計を済ませて外に出ると、
風が少し冷たく感じられました。
お腹はいっぱい。
足はちょっと痛いけれど、
心はなんだか満たされています。
帰り道、
私たちは、
「次はどこのお店に行こうか。」
そんな話をしながら、
ゆっくり歩いて帰りました。
またお休みの日には、
新しいお店を探して、
出かけてみたいなと思います。
今度は、
もっと歩きやすい靴を履いていこうと、
心に誓いました。