休日の午後、
ふらっと立ち寄ったスーパーの棚で、
『運命の出会い』
をしてしまいました。
それは、
見たこともない、
新しいお菓子だったんです。
カラフルなパッケージで、
なんだかとても美味しそうでした。
こういうのって、
ついついカゴに入れてしまいますよね。
せっかくのお休みだし、
たまには新しいものに挑戦するのもいいかなと思いました。
軽い気持ちで買ったそのお菓子が、
まさかあんな騒動を巻き起こすとは、
この時の私は、
まだ知る由もなかったのです。
家に帰って、
さっそくお茶の時間を楽しもうと思いました。
お気に入りのマグカップに、
温かい紅茶を淹れて、
準備はバッチリです。
主役の新しいお菓子を、
お皿に綺麗に並べてみました。
見ているだけで、
なんだかワクワクしてきます。
こういう時間って、
本当に幸せですよね。
一口食べてみると、
サクッとした食感のあとに、
甘酸っぱい風味が広がってきました。
思った以上に美味しくて、
これは当たりだったなと思いました。
パッケージの裏を見ると、
『期間限定』
の文字が書いてありました。
どうりで、
今まで見たことがなかったわけです。
限定という言葉に弱い私ですが、
これは本当に買って正解でした。
紅茶との相性も抜群で、
ついつい手が伸びてしまいます。
止まらなくなるとはこのことです。
あっという間に、
お皿の半分がなくなってしまいました。
ちょっと、
食べすぎちゃったかな。
そう思いながらも、
美味しかったので大満足です。
ここで、
事件が起こりました。
リビングにやってきた家族が、
私の食べているお菓子を見て、
目を輝かせたのです。
「それ、なに?」
そう聞かれて、
私は少し焦ってしまいました。
なぜなら、
その新しいお菓子は、
『最後の1袋』
だったからです。
もっと買っておけばよかったと、
心の底から後悔しました。
美味しかったので、
独り占めしたかったという気持ちも、
少しだけありました。
でも、
目の前には、
欲しそうにしている家族がいます。
こういうとき、
みなさんはどうするでしょうか。
分け合うべきか、
それとも隠し通すべきか。
我が家の小さな平和が、
試される瞬間でした。
問題は、
『人間の欲』
というものです。
せっかくの美味しいお菓子を、
一人でこっそり食べたい。
でも、
家族と一緒に美味しいねって言いながら食べるのも、
悪くはありません。
少し、
葛藤がありました。
結局、
私は優しい人間を演じることにしました。
「これ、すごく美味しいんだよ」
そう言いながら、
お菓子を半分こすることにしたんです。
家族に一口あげると、
「なにこれ、めっちゃ美味しい!」
と、目を丸くして驚いていました。
その反応を見て、
私はなんだか嬉しくなりました。
自分が美味しいと思ったものを、
他の人も美味しいと言ってくれる。
これって、
すごく素敵なことですよね。
自分だけが幸せになるのではなく、
周りの人も一緒に幸せになる。
大げさかもしれませんが、
そんなことを考えてしまいました。
でも、
ここで新たな問題が発生しました。
「これ、もっと買ってきて!」
家族がそう言ったのです。
いやいや、
あれは期間限定だったし、
私が買ったスーパーには、
もう残っていなかったかもしれない。
そう伝えると、
家族はガッカリした顔をしました。
ごめんねと思いながらも、
最初からもっと買っておけばよかったと、
再び後悔の波が押し寄せてきました。
こういうのって、
本当に難しいですよね。
新しいお菓子との出会いは、
思いがけないドラマを生み出すようです。
たかがお菓子、
されどお菓子。
日常のなかの、
小さな出来事ではありますが、
私にとっては忘れられない思い出になりました。
次にあのスーパーに行くときは、
棚にある分をすべて買い占めてしまおうかと、
本気で企んでいたりします。
大人はずるい生き物ですね。
でも、
それくらい気に入ってしまったのです。
みなさんも、
スーパーで気になる新しいお菓子を見つけたら、
迷わずカゴに入れることをおすすめします。
そして、
もし美味しかったら、
多めに買っておくことを強くお伝えしたいです。
そうしないと、
我が家のような悲劇が、
みなさんの家でも起こるかもしれません。
次はどこのスーパーに行こうかな。
また新しいお菓子に出会えることを期待して、
今週の家事も頑張ろうと思います。
こういう何気ない日常の楽しみが、
明日への活力になるんですよね。
みなさんの最近の、
新しいお菓子との出会いはありましたか。
美味しいものを食べているときの笑顔って、
やっぱりいいものだなとしみじみ感じました。
また今度、
お休みの日に、
のんびりスーパー巡りをしてこようと思います。