お休みの日って、
なんだか少しだけ、
時間の流れがゆっくり感じられますよね。
私は先日、
午後のひとときに、
ちょっと近くのコンビニへ行ってきました。
お散歩がてら、
何か温かい飲み物でも買おうかな、
そんな軽い気持ちだったんです。
この時までは、
本当に、
ただそれだけのつもりでした。
では、いったい、
何が起きたのか。
実は、
コンビニのレジ横のケースで、
あるものと目が合ってしまったのです。
それは、
『新作のスイーツ』
でした。
こういうのって、
見るだけで、
なんだかワクワクしちゃいますよね。
でも、
私は自分に言い聞かせました。
「今日は、お茶だけにするんだ。」
そう思って、
そっと目をそらしたんです。
けれど、
やっぱり気になってしまいます。
人間って、
ダメだと言われると、
余計に気になってしまう生き物なのかもしれません。
これは、
一体どういうことなのでしょうか。
実は、
私の心の中で、
小さな戦いが始まっていたのです。
買わないでおこう。
いや、
せっかくのお休みだし、
たまにはいいんじゃない?
そんな心の声が、
行ったり来たりしていました。
こういうのって、
本当によくあることですよね。
みなさんは、
どうでしょうか。
コンビニの誘惑に、
毎回のようについ負けてしまう、
そんな経験はありませんか。
もっとも、
私の場合は、
負ける確率の方が圧倒的に高いのですが。
結局、
私はどうしたのか。
言うまでもありません。
すっかり負けてしまい、
レジへ持って行ってしまいました。
「温めいりますか?」
店員さんのその言葉に、
なんだか少しだけ、
胸が高鳴りました。
お家に帰って、
さっそくお皿に出してみたんです。
見ているだけで、
なんだか幸せな気持ちになります。
自分が幸せになる。
それだけではありません。
なんだか、
そのお部屋の空気まで、
ふんわりと優しくなるような気がします。
そして、一口。
食べた瞬間、
私は思わず声が出てしまいました。
「思った以上に、美味しい…!」
これは、
ただのコンビニのスイーツではありません。
『小さな奇跡』
と言ってもいいくらいでした。
外側はサクッとしていて、
中はトロッとしている。
甘さも、
ちょうどいい塩梅(あんばい)なんです。
甘すぎず、
かといって物足りなくもない。
絶妙なバランスで、
私の心をしっかりと掴んで離しませんでした。
ここで、
ふと思いました。
なぜ、
人はこんなにも小さな食べ物に、
心を動かされるのでしょうか。
それは、
日常の中にある、
『小さなサプライズ』
だからなのかもしれません。
いつもと同じコンビニ。
いつもと同じ日常。
なのに、
ほんの少しの出会いで、
世界がパッと明るくなる。
そういう瞬間って、
大人になると、
案外少なくなっている気がします。
だからこそ、
こういう小さな感動が、
心に染みるんですよね。
気がつけば、
あっという間に完食していました。
お皿の上には、
もう何も残っていません。
少しだけ、
名残惜しいような、
そんな気持ちになりました。
こういうのって、
やっぱりいいですよね。
お腹だけでなく、
心まで満たされるような感覚。
満たされる。
自分が満たされる。
すると、
不思議と優しくなれる気がするんです。
家族に対しても、
いつもなら気になってしまう小さなことが、
「まあいっか」と思えたりする。
食べ物の力って、
本当にすごいものですね。
もちろん、
カロリーのことは、
この際ちょっと忘れておきます。
たまには、
こういう日があってもいいのではないでしょうか。
むしろ、
こういう日を作ることが、
毎日を楽しく過ごすコツなのかもしれません。
そう考えると、
あの時、
誘惑に負けて本当によかったです。
自分への、
ちょっとしたご褒美。
そういう時間を大切にしていきたいなと、
改めて思いました。
次は、
いつまた買いに行こうかな。
そんなことを考えながら、
窓の外の青空を眺めています。
みなさんも、
お疲れの時は、
自分を甘やかしてあげてくださいね。
きっと、
想像以上に心が軽くなりますよ。
また今度、
お散歩がてら、
のぞいてみようかなと思います。
少し、
話しは変わりますが、
みなさんは、
普段のお散歩コースって、
決まっていたりするでしょうか。
私は、
お気に入りの道がいくつかあります。
でも、
時々あえて、
いつもと違う道を歩いてみたりするんです。
ちょっと、
裏道に入ってみたり。
一本、
筋違いの道を曲がってみたり。
すると、
これが意外な発見があったりするんですよね。
「こんなところに、
小さなお花屋さんがあったんだ。」
とか。
「うわあ、
このお庭の木、
すごく綺麗だなあ。」
とか。
普段は、
通り過ぎてしまうような場所にも、
素敵な景色が隠れていたりするのです。
そういうのを見つけると、
なんだか得をした気分になります。
宝物を見つけたような、
ちょっと嬉しく恥ずかしいような。
子どもに戻ったみたいな、
そんな純粋な気持ちになるんです。
ここで、
ふと思うことがあります。
私たちは、
いつの間に、
決まった道ばかり歩くようになってしまったのでしょうか。
効率よく、
目的地へ向かう。
最短ルートで、
用事を済ませる。
それはそれで、
忙しい毎日の中では、
とても大切なことです。
時間は有限ですからね。
でも、
たまには、
効率をちょっとだけ忘れてみる。
寄り道をしてみる。
目的もなく、
ただ風に吹かれて歩いてみる。
そういう時間の中にこそ、
実は人生の豊かさが隠れているのではないか。
最近、
そんなふうに感じることが増えました。
効率的ではないこと。
一見すると、
無駄に思えること。
たとえば、
あてもなく歩くこととか。
じっと空を眺めることとか。
お気に入りのカップで、
ゆっくりとお茶を飲むこととか。
そういう、
いわゆる『無駄な時間』。
実は、
その無駄な時間こそが、
私たちの心を潤してくれるのではないでしょうか。
すっかり忘れていた、
大切な何かを思い出させてくれる。
そんな気がするのです。
そういえば、
先週末のことなんですが、
久しぶりに大きな公園に行ってきました。
天気がとってもよかったので、
何か特別なことをしようというわけでもなく、
ただお弁当を持って、
出かけたんです。
持って行ったのは、
本当に簡単なサンドイッチと、
水筒に入れた温かいお茶だけ。
それなのに、
外で食べるだけで、
どうしてあんなに美味しいんでしょうね。
ホテルのランチも素敵だけれど、
青空の下で食べる手作りのサンドイッチも、
負けず劣らず最高の贅沢だなと思いました。
芝生の上にレジャーシートを広げて、
ごろーんと寝転がってみる。
上を見上げると、
高い空を白い雲がゆっくりと流れていっていました。
風が、
心地よく頬をなでていく。
鳥の声が、
遠くから聞こえてくる。
草の匂いが、
ふわっと鼻をくすぐる。
五感のすべてが、
心地よさで満たされていくような感覚。
こういう時間って、
本当に贅沢だなあとしみじみ思いました。
お金をかけなくても、
遠くまで旅行に行かなくても、
日常のすぐそばに、
こんなに素晴らしい時間があったんだなって。
私たちは、
普段いかにいろいろな情報や雑音の中で、
頭をフル回転させて生きているか。
公園の芝生に寝転がった瞬間、
それがよく分かりました。
頭の中のモヤモヤが、
青空にすうっと吸い込まれていくような。
そんな軽やかさを覚えたんです。
問題は、
こうした時間を、
日々の生活の中で、
どれだけ意識して作れるか、
ということになります。
忙しい、
忙しいと言っているうちに、
あっという間に一週間が過ぎてしまう。
気づけば、
カレンダーは真っ黒で、
自分のための時間なんて一分もない。
そんなふうになっていませんか。
私は、
しょっちゅうそうなってしまいます。
家事に追われ、
仕事に追われ、
気がつけばため息ばかりついている。
「あーあ、
今日も何もできなかったな。」
なんて、
夜になって自己嫌悪に陥ったりして。
でも、
よく考えてみたら、
何もしなかったわけではないんですよね。
家族のために動いて、
生活を回して、
それだけで十分頑張っているんです。
それなのに、
自分を褒めてあげるどころか、
「もっとちゃんとしなきゃ」って、
自分を追い込んでしまったりする。
そういうのって、
なんだか少し、
もったいない気がしませんか。
もっと、
自分に優しくしてあげてもいいはずです。
「今日は、
よく頑張りました。」
って、
自分で自分の頭をなでてあげるくらいの余裕を持ちたいものです。
だから、
意識的に、
立ち止まる時間を作るようにしています。
たとえ五分でもいい。
いや、
三分のコーヒータイムだけでもいい。
スマホを置いて、
ただぼんやりと窓の外を眺める。
それだけで、
心の波がスッと穏やかになるのを感じます。
そういう小さな習慣が、
自分を保つための秘訣なのかもしれません。
みなさんは、
自分をリセットするための『魔法の時間』、
何かお持ちでしょうか。
お風呂にゆっくり浸かること、でしょうか。
それとも、
お気に入りの音楽を聴くこと、でしょうか。
夜寝る前の、
ほんの少しの読書時間、という方もいるかもしれませんね。
どんなことでもいいんです。
自分が「ほっ」と一息つけるなら、
それは立派な自分へのケアなのだと思います。
誰かに褒められなくてもいい。
誰にも分かってもらえなくてもいい。
自分が「心地いいな」と感じられる瞬間を、
一日のうちにほんの少しだけ、
強制的にでも作ってあげる。
そうすることで、
ギスギスしがちな心が、
ふんわりと柔らかくなっていくんです。
柔軟剤を入れたお気に入りのタオルのように、
心も柔軟に、
優しくありたいものですね。
もちろん、
そう思っても、
現実はなかなか思い通りにいかないことも多いです。
イライラしてしまったり、
余裕がなくなってついキツイ言い方をしてしまったり。
「あーあ、
またやっちゃったな」
と反省することもしょっちゅうです。
完璧な人間なんて、
どこにもいませんからね。
失敗しても、
「まあ、
人間だものね」
と笑って許してあげる。
自分に対しても、
もう少し寛大になってもいいのかなと思います。
そう考えると、
人生って、
案外肩の力を抜いて生きていっても、
なんとかなるものなのかもしれません。
むしろ、
力を抜いているくらいの方が、
物事がうまく回ったりするから不思議です。
がむしゃらに頑張ることも大切だけど、
力を抜く技術を覚えることも、
同じくらい大切なんだろうなと感じています。
もう少し、
肩の力を抜いていこう。
そう自分に言い聞かせてみる。
ふうっと大きく息を吐き出して、
姿勢を正してみる。
それだけで、
視界が少し明るくなったような気がします。
単純ですね、
我ながら。
でも、
そのくらい単純な方が、
生きやすいのかもしれません。
複雑に考えすぎない。
難しく捉えすぎない。
目の前にある小さな幸せを、
一つずつ丁寧に拾い上げていく。
あたたかいお茶を飲んで美味しいと感じること。
お気に入りのパンを食べて笑顔になること。
お散歩の途中で可愛い猫を見つけて和むこと。
そういう、
日常のささやかな瞬間の積み重ねが、
人生を形作っているのです。
そう思うと、
平凡な毎日の景色も、
少し違って見えてきませんか。
ただのルーティンだった家事や通勤の道も、
見方を変えれば、
かけがえのない宝物の時間なのだと気づきます。
今日も、
いつもと同じような一日が始まります。
特別なことは、
何もないかもしれない。
でも、
だからこそいい。
平穏で、
静かで、
優しい一日。
そんな一日を、
今日も大切に過ごしていきたいなと思います。
さて、
そろそろ洗濯物を取り込まなくちゃ。
乾燥機も便利だけど、
やっぱりお日様の匂いがする洗濯物は、
気持ちがいいものです。
お布団をパタパタと叩く音。
遠くから聞こえる子どもの笑い声。
夕暮れ時の、
ほんのりオレンジ色に染まった空。
こういう普通の日常が、
私はやっぱり一番好きです。
みなさんの今日という日が、
心あたたまる素敵な一日になりますように。
それでは、
またお茶でも飲みながら、
お話ししましょうね。