審判はあっけなく静かに下された。非情なものだ。
昨日は深々と雨がふり、街はいつもの活気を無くしていた。
ボツボツと傘に雨が落ちては流れ、不穏なリズムを刻んだ。地球の小さな循環を感じる。
TVはつまらないものばかりだった、天気予報を何度も着けた。アナウンサーは真面目に義務的に仕事を続けていた。
ロボットの様に口だけを動かしながら。
朝、眼を覚ますとベッドの上だった。
空は昨日とは表情を変え少しばかり暖かかった。
何度も聞いたラジオを聞いた。TVと同じロボットの様だった。
退屈なラジオを聞きながらうとうととしてしまっていた。
その時、一発の銃声が鳴り響いた。
なに者かわからないが逃げ惑う人々、俺も怖くなり逃げた。
しばらくすると落ちつきを取り戻しまたうとうとした。
良かった。ほっとしている自分がいた。
口が寂しかったので酷く粉っぽいキャンディーを口に入れた。紛らわしくらいにはなるだろう。
178対259
赤組の勝利です!!
非情だ。