先日自分も拙文「単なる自己満足ではないか?【日本熊森協会】 」で言及した、日本熊森協会とその活動に対しする批判文章が「シリーズ」として連載されている。
その批判文章は上記の自分の拙文でもその内容を引用紹介させて頂いている、「ならなしとり 」と題するブログにおいて行なわれている。
下に自分の感想を記したが、ツキノワグマの生態やドングリの事など、基本的な知識から学べるのはとてもためになると自分は感じた。
そのフィールドの専門家以外の人間が、日本熊森協会の行なっている事の意味を理解するために非常に有益であろうと思われる。
今後の連載を期待している。
【以下自分の個人的読後の感想】
第零回;「熊森批判OP 」11月11日
初めはクマの生態、主に獣害についての文章から始まるとの予告。
「でも、今回の熊森批判シリーズを最後まで読んだら、きっと言葉では言い表せない何かが生まれると思う。」との言から、内容にかなりの期待を持てる。
第一回;「ツキノワグマとはどんな動物か? 」11月13日
日本に居る二種類の熊の内、現在主に話題となり熊森協会が関連しているツキノワグマについて、その基本的な生態の解説が行なわれている。
中学生でも判ると思われる、平易な言葉で説明がされている。
第三回;「クマの食べ物 ドングリってなんだろう? 」11月15日(本日)
ドングリについての説明。
<<以下上記記事からの引用>>
「クマはまだ木にある時からドングリを食べます。木に登り、枝を引き寄せ、折り曲げ食べまくります。そのため、しばしば、木の上にクマ棚と呼ばれる大きな鳥の巣のようなものが出来上がります。
ドングリが地面に落ちると、イノシシやシカ、ネズミといった競争相手が増えるので地面にあるドングリはクマの口にそうやすやすと入るものでもありません。クマからみれば、質、量が同じなら木の上にあった方が価値が高いともいえます。」
<<引用終了>>
正直な話、自分はクマ(ツキノワグマ)が「樹上に生っているドングリ」を食べているとは知らなかった。
それこそ熊森の人間と同様、落ちた実を食べる方が多いのかと思い込んでいた。
ツキノワグマは木登りが上手いとは聞いていたが、木の実を食べるために木登りをするとは…。
勉強になるなぁ。
<<以下関連ブログ記事特に後者は科学的データや論文を数多く紹介しているので必見>>
・【動物愛誤】クマの駆除に抗議・嫌がらせしてる連中のmixiがキチガイ過ぎて話題に http://bit.ly/9KPOpP
・種を生かすためにすべきことは餌付けではない http://bit.ly/c0iDuJ
【11/16追記;リンク失敗を正し、また記事からの引用部を明確にし、参考ブログ記事の再掲を行なった。】