評価：9
「D.C.３～ダ・カーポ３～」はD.C.シリーズの三作目です！
この作品も元々はPCゲームで、そこから家庭用ゲーム機に移植しました。
アニメ化もしました。
一作目と二作目に深く繋がり、タイトルの意味を伝える作品でした。
主題歌にもダ・カーポが含まれるほど、１と２があっての３なんだと思い知らされます。
そして今作は二つの世界が舞台となります！
舞台はロンドンにある魔法学園、風見鶏。
次代は1950年と、今までの作品よりも昔の出来事。
主人公の清隆は、義妹である姫乃と二人で故郷を遠く離れ、魔法の学校である風見鶏に入学します。
姫乃は日本の魔法使いの名門である葛城家の娘であり、清隆も才覚を認められて養子となった、立派な魔法使いです。
だからこそ本場で魔法を習うのも当然のことです。
ですが清隆には養父から頼まれた目的があり、入学は姫乃の付き添いのようなものでした。
目的とは、葛城家は代々、長女が鬼と呼ばれる存在と契約して力を扱ってきましたが、代償としてその者の命が短命となります。
つまり姫乃の命の危機というわけです。
風見鶏の図書館には魔法についての書物が多く存在するため、清隆は姫乃の命を助けるための方法を探しに来たわけです。
このことは姫乃にはおろか、他の誰にも秘密でした。
です図書館には閲覧許可が必要でした。
閲覧レベルを上げるため、清隆は授業でもあるロンドンで起こる不可思議な事件に挑みます。
ふと目を覚ます清隆。
そこはいつもの学校、風見学園でした。
舞台は初音島、時代は前作の１７年後です。
新聞部である清隆と仲間達は、新たな記事を求め、昔は年中咲き誇っていたという枯れた桜の木を調べに行きます。
昔はお願いをすれば叶うと言われていた魔法の桜の木。
面々は桜に手を当て、目を閉じます。
すると……？
と、二つの舞台が繰り広げられます！
１と２に比べ、より魔法というテーマが強いです。
何せ魔法学園ですから！
しかも時代や場所のせいもあってファンタジーって感じですね！
魔法とかそういうのが好きな方に特におすすめというわけです！
そして現代……というか近未来のもう一つの物語が、一体どう絡んでくるのか！
１と２のちょっとした謎が解けたりもします！
補足みたいな？
とにかくサラが可愛い！
１を知らなくても大丈夫だった２に比べ、こちらは最低でも２をやってないとちょっと難しいかもしれません。
ですので２をプレイしてからどうぞ！
シャルルさんの話はガチで泣けますよ！
ぜひ過去作と続けてプレイしてみてください！
