水曜日のアメリカ株はややハトっぽいFOMCを経て。ダウ+1.05%、SP500+0.68%、ナス+0.33%、フィリー半導体は+1.29%、ラッセル2000は+1.32%。ハイイールドは上昇、リートも小幅高。VIXは15.77。米国債は短期側を中心に金利低下。為替はユーロ≧円>ドルの順、豪ドルは底堅く、ドル安。コモディティは原油+0.40%、金-0.30%、銅+0.60%。実質金利10年は期待インフレ10年がごく小幅に低下でも、10年債金利が低下した分が勝って+1.898%と上昇は一服。
全体は値上がりが多く(値上がり64%、変わらず4%、値下がり32%)SP500のセクター別の値上がり上位は資本財・サービス+1.84%、素材+1.77%、一般消費財+1.52%、値下がり上位は公益事業-0.11%のみで次点から生活必需品-0.00%、情報技術(IT)+0.05%。
FOMCは利下げ-0.25%、来年は1回-0.25%の利下げの見立て。短期債を中心にQE再開。今回で退任のパウエル議長だけど、このあたりは次の議長に任せるべくニュートラルな感じで、次は利下げ打ち止めも追加もできるようにフリーハンドを置いておくと。
そんなこんなで、株は小型株がしっかりで、特に金利低下で恩恵の銘柄で、シクリカルっぽいところ。半導体はしっかりだけど、大型グロースは他で上昇しているので、指数を支える必要がないのでさえない。
そんなFOMCを通過してオラクルの決算が引け後に出て、やや期待外れということで時価外で売られていると。
AI関連のオラクルがダメというのもあって、中々難しい中で、金利低下でヘルスケアは+1.45%でグロースっぽいエムスリーを少し買ってみる。あとは住友林業の気配が高いので1591円で買い指し。
結果(税手数料別)
2413 エムスリー
09:00 買い 400株2135.5円
09:01 買い下がり 400株2121円
09:23 買い下がり 400株2098円
09:38 買い下がり 800株2086.5円
09:56 損切 800株2097円
10:00 損切 800株2098円
10:01 損切 400株2099円
-15400円
んー失敗だったな。それでも上手く切ったほうか。そういえば日本は利上げだものな、アメリカにつられてグロースなんて買っている場合ではなかったな。寄りからさえない日経は、明日のSQなのか、来週の日銀会合なのか、それともアメリカのAI半導体などの腰折れか?どのあたりを懸念してだろう。
これで終わろうかと思ったけれど、景気ウオッチャーを忘れていました。
以下8月→9月→10月→11月の順
季節調整後の現状
46.7→47.1→49.1→48.7
家計は住宅と飲食が弱く、利上げ見越してか?企業も製造業がややさえず。
季節調整後の先行き
47.5→48.5→53.1→50.3
全体にさえない中で、住宅は少し目立って弱い。
地域的な特徴は、現状は甲信越がさえなく北海道がよさげ。先行きは全国的にさえない。
高市首相効果はわずか1か月で剥落することに。やはり物価高(金利の上昇)があると浮かれてはいられないか。