月曜日のアメリカ株は金利一服もさえず。ダウ-0.09%、SP500-0.16%、ナス-0.59%、フィリー半導体は-0.61%、ラッセル2000は-0.82%。ハイイールドは小動き、リートは小幅高。VIXは16.50とさらに少し上昇。米国債は少し金利低下で短期側のほうが大き目。為替は円>ユーロ>ドルの順、豪ドルは弱め。コモディティは原油-1.10%、金+0.420%、銅+1.00%。実質金利10年はごくわずかに低下で、金利も低下していて相殺しきれずに小幅に低下で+1.922%とわずかに緩む。

 

全体は値下がりが多く(値上がり38%、変わらず4%、値下がり58%)SP500のセクター別の値上がり上位はヘルスケア+1.27%、公益事業+0.88%、一般消費財+0.48%、値下がり上位は情報技術(IT)-1.04%、エネルギー-0.76%、コミュニケーション-0.19%。

 

ブロードコムが続落で、大型グロースもさえない中で、ディフェンシブ側がやや優位と。全面安ではないので、セクターローテの一環なんだろうけども、セクターローテでどこ迄というのもある。

 

ロビンフット-3.54%やコインベース-6.37%など仮想通貨など流行りもの(元はやりもの?)のようなバブリーなにおいがするものがダメっぽい。

 

それでもディフェンシブ側がマシそうで、公益で久しぶりだなと東電を少し買ってみる。原油安円高と東電には悪くはないんじゃないかと。売りはいまいち思い浮かばない。金利低下ならばSBGとか買いじゃない?と思ったけれど種類的には前述のバブリーなにおいがする銘柄群っぽいで自重。

 

結果(税手数料別)

9501 東電

09:00 買い 2000株659.9円

09:12 買い下がり 2000株648.5円

09:15 買い下がり 2000株645円

09:26 決済 2000株651円

09:26 決済 2000株651.4円

09:26 決済 2000株651.8円

+1600円

 

何とか逃げたけど、本質的に買いはいかんよなあ。何か流れが変わったか。日経平均は少し下向きになり始めた25日線を下に抜けるというのは、値幅か日柄の調整が必要か。

 

金曜日のアメリカ株は半導体とAIがダメで。ダウ-0.51%、SP500-1.07%、ナス-1.69%、フィリー半導体は-5.10%、ラッセル2000は-1.51%。ハイイールドは小幅安、リートは底堅く。VIXは15.74と少し上昇もまだ低位。米国債は短期側よりも中長期もほうが金利が上昇気味。為替はユーロ≧ドル>円の順も小幅、豪ドルは小甘いがいずれも小幅。コモディティは原油-0.30%、金+0.40%、銅-2.60%。実質金利10年はごくわずかに上昇で、金利も上昇していて相殺しきれずに小幅に上昇で+1.936%と少し引き締まった感が。

 

全体は値下がりが多く(値上がり33%、変わらず4%、値下がり63%)SP500のセクター別の値上がり上位は生活必需品+0.93%、ヘルスケア+0.30%、素材+0.19%、値下がり上位は情報技術(IT)-2.87%、エネルギー-0.93%、コミュニケーション-0.69%。

 

オラクルよりまともそうな決算のブロードコムが-11.4%で、半導体AI系が不穏な中でオラクルのデータセンターの稼働が遅れるというニュースでさらに下へ、オラクルが否定しても戻らない。金利が上昇した日ではあるものの、大型グロースもさえないものの、ディフェンシブ側が案外しっかりで、全面安にはならず、セクターローテがまだ効いているか。

 

半導体の色が出る日経は50000円付近で戻ってくることに。SP500で2%を超える下落までではないので、やはりローテーションでお茶を濁すという感じで今はしのいでいるように見える。

 

やはり為替はやや円安気味ではあるけれど、ディフェンシブ側を何か買うのが無難か。半導体を追っかけて売るのも中々。アメリカも案外値上がり銘柄もあってそこまで地合いも悪くはなさそう。やはり今はまだセクターローテなので。

 

と割り切って、無難にディフェンシブ側っぽいところで、日清食品を少し買ってみる。医薬品でもよいのかもしれないが、食品や酒のほうに。

 

結果(税手数料別)

2897 日清食品

09:00 買い 400株2890円

09:14 決済 400株2898円

+3200円

 

日経を見ると寄り底で、トピに至ってはプラテンまで。半導体やSBGを寄りで売っても何とかなったけど、特売りを追っかける気合はなかったな。日清の買いはあまり実りはなかったけど、少し取れたからまあいいか。

 

 

 

 

木曜日のアメリカ株は短期金利の低下で。ダウ+1.34%、SP500+0.21%、ナス-0.26%、フィリー半導体は-0.75%、ラッセル2000は+1.21%。ハイイールドは小動き、リートは小幅高。VIXは14.85と久しく見たことのない14台まで低下。米国債は短期側を中心に金利低下、中長期は横ばい。為替はユーロ>円>ドルの順、豪ドルは弱い。コモディティは原油-1.50%、金+2.10%、銅+2.80%。実質金利10年は横ばいで、金利も動いていないので実質金利10年も横ばい。

 

全体は値上がりが多く(値上がり59%、変わらず4%、値下がり37%)SP500のセクター別の値上がり上位は素材+2.23%、金融+1.84%、資本財・サービス+1.06%、値下がり上位はコミュニケーション-1.01%、情報技術(IT)-0.55%、エネルギー-0.42%。

 

オラクルこそ-10.83%だけど、フィリー半導体指数は寄り底っぽい感じで下げ止まり、金利低下を好感するダウやラッセル2000あたりは堅調で。逆にいえば指数を支える必要がない大型グロースは蚊帳の外と。ローテーションではあるけれど、全体としては値上がり銘柄の多い傾向なので、悪くはない。

 

日本はSQなので、気配が無茶苦茶になるのだろうけど、金や銅がしっかりでフリーポートマクモ+3.57%、アルコア+5.82%、ニューモント+5.32%あたりから、円高気味でも住友金属鉱山を成り行きと5500円以下に(SQの紛れに期待して)買い指しを並べておいてみる。円高気味で必需っぽい感のニトリもと思って、2900円に指値をおいてみる。

 

結果(税手数料別)

5713 住友金属鉱山

09:03 買い 200株5623円

09:10 決済 200株5708円

+17000円

 

成り買いにしたのはいいけれど、寄りが高すぎておっかなびっくりでこれでも早売りなのがなんとも。とはいえSQ自体は50536円で決まったので、先物夜間の引けが50920円なので安く決まったことにはなるが。そう考えると住友金属鉱山の成り買いは間違ってはいないのか。よくわからんな。

 

安寄ってから51100円付けて、そこから50500円まで下がって今は50650円と、SQが終わったのならば、大人しくなるのかと思ったら決してそんなことはなく。

 

 

記事を書いて終わろうかと思っていたら、OECDの景気先行指数が更新していたので。いつもの通りで修正が入っているっぽいので、比較する意味で前に書いた時の8月から10月をカッコ内に記載し、カッコなしで8月から11月を記載。

 

日本

(100.00→100.13→100.25)

99.99→100.14→100.29→100.43

 

アメリカ

(100.29→100.29→100.30)

100.30→100.31→100.31→100.30

 

中国

(99.48→99.52→99.59)

99.39→99.30→99.22→99.17

 

ドイツ

(100.92→101.04→101.14)

100.88→101.03→101.18→101.31

 

G20

(100.27→100.35→100.43)

100.23→100.29→100.34→100.39

 

アメリカがいまいちな停滞ぎみのままで、中国は上昇から低下へと修正。日本やドイツG20全体はまあまあ底堅く。この数字だけを見ると、中国に余裕がないというのは間違ってはいないか。アメリカは政府閉鎖で少し経済活動が停滞していただろうから、再始動する可能性はありそうだけど。