つぶやく方に向かっていく | 量子論と脳科学ベースの引き寄せ理論

つぶやく方に向かっていく

講座の中でこんな実験しています。

 

 

まず立った状態で力を抜いてもらいます。

 

 

その状態で目をつむり、頭の中で「前、前、、、」と呟いてもらいます。

 

 

そうすると自然と体が前につんのめってきます。(*゚ー゚)ゞ

 

 

逆に「後ろ、後ろ、、、」なんて呟いていると後ろにひっくり返りそうになります。

 

 

これってどういうことなのか?

 

 

簡単に言えば、頭の中で呟いている方向に「体が引っ張られる」、あるいは「体が向かう」とも言えますよね。

 

 

 

 

 

 

人間は1日あたり6万回思考する、と言われています。(*^.^*)

 

 

で、思考している、ということはイコール「言葉を呟いている」、ということでもあります。

 

 

その言葉を口に出すこともあれば、頭の中だけということもあると思いますが、常に四六時中なんらかの「言葉」を呟いているのです。

 

 

でも、1日に6万回も呟いている、なんて自覚のある人はほとんどいません。(⌒-⌒; )

 

 

なぜなら、その呟きの殆どは無意識だからです。

 

 

無意識(潜在意識)と顕在意識の割合がよく9:1と言われますが、そういう意味では、6万回の呟きのうち5万4千回は無意識となります。

 

 

無意識で5万回以上もなんらかの言葉を呟いている。。。( ;゚─゚)ゴクリ

 

 

果たして、あなたはどんな言葉を無意識に呟いているんでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

無意識なんでそもそも自覚するのが難しいのですよねー。

 

 

ですが、確認する方法はあります。

 

 

その方法はズバリ、”現実を見る” です。(#^ω^)

 

 

当たり前と言えばそうなんですが、あなたの目の前に展開している現実と、あなたが呟いている言葉には明確な関連があります。

 

 

ジェットコースターのような絶叫マシーンに乗ってる時に「なんかほっこりするね〜」なんて呟く人はそうはいない。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

 

 

それと同様、不安や欠乏という現実を見ている時に、「いやー豊かだな、安心安心」なんて呟いていることもないでしょう。

 

 

そういう意味でも、あなたの目の前で展開している現実と、無意識に呟いている言葉には明確な関連があるんです。

 

 

そして、その言葉によって、意識する方向が決まり、体が向かう方向も決まります。

 

 

そうなると。

 

 

まず現実を見て、言葉を呟き、意識がその方向に向かい、体もそちらに向かう、という順番になりますよね。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)

 

 

 

 

 

 

であればですよ。
 
 
「体がそちらに向かう」ということは、また同じような状況に遭遇する確率が上がる、とも言えますよね。
 
 
例えば、恐れや不安を意識する言葉を呟いていると、自動的にそれらをさらに意識するようになり、体もその方向に向かうわけですから。
 
 
つまり恐れや不安を感じる状況に出くわす確率が上がる、となるわけです。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 
 
もちろんその逆も然り。
 
 
喜びや楽しさを意識する言葉を呟いていると、自動的にそれらを意識するようになり、体もその方向に向かうわけで、喜びや楽しさを感じる状況に出くわす確率も上がるのです。
 
 
量子力学で考えられるこの世の仕組みはあくまで「確率」なので、あなたの現実は「どういう状況になる確率を上げているのか」の結果なんです。
 
 
で、その確率のカギを握っているのがあなたの「何氣ないつぶやき」だったりする。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
 
 
だって、そのつぶやきで体が向かう方向が決まり、つぶやき通りの現実が現れる確率が上がるわけですから。
 
 
 

 
 

 

以前にもご紹介しましたが、中村天風さんの例がわかりやすいです。

 

 

天風さんは日露戦争時代に日本のスパイとして活躍した人で、当時の彼は、屈強な肉体、明晰な頭脳、何事に動じない胆力も兼ね備えた、まさに「リアル007」のような人でした。ヽ(*'0'*)ツ

 

 

 

 

 

 

後に日本を代表する様々なリーダーを指導する思想家となるのですが、そうなる前の日露戦争から戻ってすぐ、当時の不治の病であった肺結核にかかってしまいます。

 

 

語学も堪能だった天風さんは、その病を治そうとして世界を放浪するのですが、結局治す方法が見つからず、失意の中帰国の途につこうとしている時にインドのヨガの聖人であるカリアッパ氏に出会います。

 

 

そしてカリアッパ氏に誘われるまま弟子入りし、ヒマラヤの山麓でヨガの修行に入るのですが、カリアッパ氏からは「頭を空っぽにしろ」と言われるだけで、特に何の指導も無い状態が続きます。(・_・;)


肺結核の病状も進み、「早くなんとかしなくては」と焦る天風氏はカリアッパ氏に指導を懇願するのですが、カリアッパ氏はそれには答えず、別の弟子に野良犬を連れて来させます。

 

カリアッパ氏はその野良犬の足をいきなり短刀で切りつけ、その短刀でそのまま天風氏の腕も切りつけます。( ̄□ ̄;)!!


以下、腕を切られた後の会話は清水栄一氏著「中村天風に学ぶ絶対積極の言葉」からの引用です。

 

 

 

「何をなさるんですかッ」、思わず中村(天風)は叫んだ。


見れば、先程の野良犬の血のついたままの小刀だ。緊張感が走った。
 

怒り心頭をようやく抑えて、中村はつくづく思った。


ここは亜熱帯性の気候だ。山深い谷間の、湿気の多い小さな村だ。どうみても衛生的には最悪の状態だ。薬も消毒薬も包帯もない。おまけに野良犬の血のついた小刀で切られた。


下手をすると、間違いなく破傷風になるだろう。条件が揃いすぎている。状態は深刻になった----。

 

「どっちが早く治るか、競争だな」


無責任なことを言って、カリアッパ師は立ち去った。
 

もう怒る気力もない。ふてくされて横になった。破傷風になったらどうし よう。私は医者だからよく知っている(天風氏は米国滞在中に医学を学んでいます)。


こんな所で、予防も治療も出来ない。そういえば、ズキズキと痛む。痛み方が尋常ではない。こんな所で破傷風で死にたくない。

 

翌日、気のせいか腕が重い。もうカリアッパ師と会う氣もしない。開き直って寝ていた。破傷風の文字が頭から離れなかった。


二日経った。高熱が続いた。腕はすでに化膿している。全身に寒気を感じた。時々痙攣(けいれん)のようになる。やはり間違いなく破傷風だ。腕はもう上がらなかった。ひと晩中、うなってたようだ。


肺結核で死ぬとばかり思っていたのに、こんなわけのわからぬ所で破傷風で死ぬのか。ひとりぼっちで。孤独だが、もうどうにでもなれという気持ちになった。

 

「おい、どうした?」


朝、カリアッパ師がやって来た。


すっかり弱気になっ て、中村は、起き上がった。


「やはり、破傷風になりました」。だから言わんこっちゃないと、中村は恨めしくカリアッパ師を見上げた。

 

事情を察したカリアッパ師はゆっくりと中村の腕をとった。


「ほう、かなりひどいじゃないか」


感心してる場合じゃない。しかし、抗議する元氣もない。


「おい、この間の野良犬を掴まえて来てくれ」


カリアッパ師は、弟子たちに命じた。もう野良犬なんか見たくもない。中村はただうずくまったままでいた。
 

どこでどう見つけたのか、弟子たちはこの間の犬を掴まえてきた。


「よし、よし」そういって、カリアッパ師は、その犬を大切そうに、しっかりと抱きかかえた。

 

「おい、中村、この犬の足を見ろ。すっかり治っているぞ」

 

「ハイ」


 「ふむ、よく見たか、治ってるだろう」


「ハイ、確かに治っています」


 「そうだ。しかしお前はどうだ?」


「-----」
 

カリアッパ師は、犬を離して、再び中村の腕をとった。

 

「随分、腫れたものだ」


いい加減にしてくれと中村は思った。
 

「中村、お前に聞くが、なぜ犬は治ったのに、お前は治らないんだ?」


「あちらは、犬ですから」。冗談じゃない。犬と一緒にされてたまるかと思った。


「ほう、あちらは犬だから治ったのか、じゃお前は何だ?」


「人間ですよ」、吐き捨てるように言った。
 

「それじゃ聞くが、犬と人間と、どっちが上等に出来ているんだ?」


「もちろん、人間です」、くだらん事を聞くと思った。
 

「そうか、ではもう一度聞くが、下等な犬が治って、上等な人間がなぜ治らない?かえって悪くなっているではないか」


「......」


「さあ、どうだ?」


返事に困った。


「中村、あらためて聞くが、お前の職業は何かね?」


「ハイ、医学博士ということになっています」


「医学博士?それはどういうことをする職業なのだ?」


「ハイ、人の病氣を治したりします」


「ほう、病氣を治すのか。 それならあの犬は医学博士なのかね?」


「いえ」、とんでもないと、中村は首を振った。

 

「では聞くが、医学博士でない犬が治って、医学博士のお前が治らないで、かえって悪くなっているのはどういうわけかね」


「-------」。


中村は言葉に窮してだんだん小さくなった。


しばらくカリアッパ師は、中村の顔を見つめていた。憐れむように優しくカリアッパ師は語り出した。
 

「なあ、いいかい。この前、あの犬が足を切られたとき、犬はどうした? 切られた箇所をひたすら舐(な)めながら、必死に逃げて行ったろう。理屈抜きに、傷口を舐めて舐めて、治ることを信じてただ舐め続けておった。ところが、 お前はどうだ? 何を考えていた? 私が代りに言ってやろうか?」
 

中村は妙に素直な気持ちになった。


「いいかい、お前は咄嗟(とっさ)にこう考えただろう。こんな野良犬の血のついたままの小刀で切られた。あいにくここは亜熱帯性氣候だ。湿度も高く、おまけに不衛生な環境だ。消毒も薬も包帯もない。これでは、傷口から破傷風菌が入って、外毒素のために中枢神経がおかされる。間違いなく破傷風になると思ったろう」
 

「ハイ」、思わずうなずいた。しばらくおいてもう一度、「ハイ、その通りです」といって神妙に頭を下げた。
 

「そうだろう、いいかい? お前が思ったその通りになったのだ」

 

それから静かに言葉を続けた。
 

「人間はね、自分の思った通りになるものなのだ」


中村は、初めて心に染(し) み通る言葉を聞いた。このときが、哲人中村天風の誕生だといえよう。
 

良くも悪くも、自分の心の思いが、自分自身をつくり、自分の運命も、自分の人生をもつくりあげていくのだ。

 

 

 

 

 

 


まさに天風さんがつぶやいている通りの現実が起こった、ということですよね。


「ああなったらどうしよう」

「こうなったら大変だ」

「これだとマズイことになる」

 

 

など、つねに自分や自分の周りに巻き起こるかもしれない「不安」に意識を向け、その不安を増長する言葉を呟いている。

 

「不安」になる言葉を呟いているので、体も「不安」に向かいますし、意識を「不安」に向けているので、量子の状態が「不安」で確定し、そのような現実をさらに引き寄せる、とも言える。(((( ;°Д°))))


天風さんが修行中のインドで身をもってして体験したことも、まさにこのことです。

 

 

今のあなたの現実が、望まない状態であるならば、どんな言葉を呟いているのかにまず注意をした方が良いですよ。

 

 

そしてもし恐れや不安、悲しみを増長するような言葉を呟いていることに氣づいたら、まずはそのような言葉を呟いている自分を「しょうがない」と受け入れることが大事です。

 

 

その上で、「それはまだ起きていない」と自分自身に言い聞かせ、「大丈夫、なんとかなる、きっと上手くいく」と慰める。

 

 

そうすれば、体は自動的に大丈夫な方に向かいますから。(・∀・)

 

 

あなたの体が望んだ方向に向かうよう、あなた自身が、あなたの呟きをコントロールするのです。

 

 

結局、人間は自分の思った通りになるものですから。(^O^)/

 

 

 

 

 

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