安倍総裁は「インフレ目標を設けてどんどんインフレになった国はない」 | 政治家の言質資料館

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29日、自民党の安倍総裁は都内の講演と愛知県名古屋市の街頭演説で発言。

安倍総裁の発言をまとめると下記の通り。

「(尖閣諸島の実効支配強化策について)今から海上保安庁の巡視船増強のための予算をつけても、船ができるのは2年後だから間に合わない。退役した自衛艦を海保に移し、即応予備自衛官を海保に編入させる必要がある。(尖閣諸島をめぐる中国の動向について)明らかに実効支配を奪いにきている。毎日のように船で周辺海域に入ってきて、ここは中国の海だと世界に向けて言っている」

「中国は「実効支配を確立した」「共同管理しよう」と言うかもしれない。実効支配が半々になってしまったら日米安全保障条約5条が適用できるかどうかという大きな問題になる。まずは物理力で中国船による領海侵犯を阻止しなければならない。我々が政権を取ったら、海保、防衛省の予算を増やしていく必要がある」

「(消費増税について)毎年社会保障の給付が10兆円増えており、対応する責任感をもたなければいけない。900兆円近い借金があり、金利の問題もある。世界の信認を得ながら財政再建を目指す。ただ税金を上げるだけでなく、経済成長をさせてデフレから脱却しないと税収は増えない。デフレ脱却について今までのレベルでない新しい、日銀の伝統的な方法でない新たな次元のデフレ脱却政策を進めていきたい」

「自民党はデフレ脱却と円高の是正策を発表しているが「野田総理には、それがあるのか」と問いたい。私を批判するなら、この1年間、効果的な政策を実施すれば良かったではないか。今までにない、力強いデフレ脱却策を集中的に行い、自民党が政権を失う前の政策とは次元の違うパワーアップした経済政策を実行していく。インフレ目標を設けてどんどんインフレになった国はない。2%の緩やかなインフレ目標を決め、その到達のために、日銀にはしっかりと金融緩和を行ってもらう」