史実と事実について | IT知識をHip Hopで覚えyo!

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前回のブログでちらっと言ったことを少し。

なんか変なこと言い出しますが。。。
子供の頃に飲んだブラックコーヒーみたいになっちゃいますけど。

以下、なんとなく今日思ったこと。

史実と事実は違います。
史実は立場により変わります。
事実は変わりません。
人間はどーしても主観的なので、事実を基本的には語れない。と思ってます。
そして、人の数だけ自称「事実」が出来上がります。
そしてもっとも厄介なことは、過去は記憶の中にしかないこと、かと。
記憶は曖昧で書き換えることだってできます。
「過去の事実」は最も厄介で、ドラえもんのタイムマシンがないと絶対的なことは言えません。

よく近代史を語り合ってる人たちが、「歴史を勉強しろ」とか言いますが、「歴史」こそ、何が本当で何が嘘か、確かめることができないと思います。
でも歴史は勉強するべき。
温故知新です。
でも、相手を攻撃するために、自分に都合のいいような史実を掻き集めて、それを歴史として相手にぶつけるなら、勉強しないほうがいいと思います。

それよりも相手の身になる心を勉強したほうがいい。

インターネット上でいろいろと罵りあってるのを見ると、寂しくなります。

海外に行くと大体下記の様になる。

例えばカナダに留学してる日本人の場合、殆どのケースで
日本人のベストフレンドは韓国人です。

近くにいると、違いが目につくけど、遠くで出会うと似ているところに親近感を覚えます。

コーヴの話をされて、10人くらいいる中で自分だけ日本人だった時、韓国人だけが「相手の食文化にケチつけんじゃねぇ」とかばってくれました。
「おれらも犬食う地方があるけど、あれうまいんだぜ~」と笑って言ってくれて、場が和みました。

インドの山奥に住んでた時があるんですけど(ちょろっと)、そこでは犬は「害虫」なので、みんな車で弾いて行って、犬の断末魔と真っ二つになって転がってる屍体が日常でした。

その土地では、家畜を飼って生計を立てている人が殆どだから、狂犬病を運んでくる犬は最も怖いんです。
ちなみに狂犬病は発症したら致死率100%だから人間もビビってます。

そういうシビアな面を理解すれば、犬を駆除する人は責められない。
でも普通の日本人の感覚だったら、受け入れがたいかもしれない。

そういったお互いの壁を乗り越えるのは、相手を理解する心。相手の立場になれる心。

日本人は得意なはず。
それは、それこそが日本古来の和の心だと思ってるから。

相手の顔色を伺って、KYと言われるのを恐れて、列を乱さない様に歩くのが、和の心ではないんだと。
それは保身です。

和はもっとでかいと思ってます。

神道が国の宗教だった時、仏教が伝来しても、それを排除しようとしなかった。

クリスマスもハロウィンも、「とりあえず祭りだー!」と盛り上がっちゃう。

多様性を受け入れいていたから、過去の日本は豊かだった、というのが持論というか勝手な想像です。

罵りあうための武器を拾い集めることが「歴史の勉強」ではないよね。

どうやって、国交を正常化してきたか、相手の立場になってきたか。違いを認め合ってきたのか。もう一度、石橋湛山から勉強だ~!

がーーー!おやすみ~