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ほーんと、いいことなんです。


でも気になったので書いちゃいます。


子育てを大変だと感じる本当の理由


って内容のアメブロをFBで見ました。

簡単に要約すると

1.このブログを書いてる人は子育てをしている女性

2.ある男性が「子育てよりも仕事の方が大変」みたいな趣旨のことを言った

3.この女性が「子育ての何が大変なのか」をブログに綴る

4.論理武装の結果。。。「よって、子育ては大変。そういうこと理解してくれている父親少ないよね」

5.いいね!がいっぱいついている。。。


この現状をみて、「それゃ理解してくれる父親少ないよ。。。」と思いました。



してもらいたいことは、まず自分から

↑って書いたら、なんか偉そうかもしんないんですけど、思ったこと書いちゃいます。

自分の正当性とかを理解してもらいたいために、理論武装して相手に「自分の正しさ」を主張する。

よくあるパターンだと思うんですが、これが2者の関係を良くしたことを見たことがないです。

(歴史認識の問題とか、最たる例だと思うんですが、”歴史”という事実と史実の区別がつかないものをお互いの良い方に捉えて理論武装し、自分の正しさを主張する・・・という)

もし二人で協力して、より良い方向へ向かって行きたいなら、まずするべきは「パートナーの理解」だと思います。
自分がどんなに大変で切羽詰まってて余裕がなくても、絶対そうです。



確かにこのブログは沢山「いいね」がついていて、共感を得ているみたいなので、言ってる内容は正しいんだろうし、自分も読んでいて「そうなんだろうな~」と思ったんですが・・・
ちょっとさびしくなりました。

さびしくなったのは、もし父親に子育ての大変さを理解してもらいたい母親が、ここに書いてあるようなことをそのまま父親に伝えたら、
「そうかぁ、大変だね~、今日からもっともっと協力するね!!!」
とはならないと思うからです。


あと大前提として、仕事も子育ても、どっちが大変かなんて比べられないし、比べるべきものでもないのに、(それはブログ書いてる人も触れてはいるんですが)それをやっちゃってる感があります。
(コピー機のくだりとか)

例えば、ブログの内容で、「子育ての大変さ」の説明の部分として、主な論調は以下だと思ってるんですが。

その内容は・・・(「」内は本文引用)
「自分の意思とは無関係に
自分のやろうとしていたこと・したかった行動を子どもに遮られることの連続です。」
「達成感を得られないから。やり遂げる喜びを実感できないから。」
「このドーパミン不足達成感不足なのではないかなと思ったのです。」
「自分のしたいと思ったことを誰にも邪魔されず最後までやり遂げたい達成感を得たい欲求なんだと思います。」
それにイライラして、「自分個人の人格が子育てしてると行方不明になりやすいから」
「そんなママの状態に興味を持ってこころをよせてくれないパパや周囲への不満やさみしさなのではないかと思います。」

箇条書きにすると、
・自分のやろうとしたことを遮られる
・それにより達成感が得られない
・自分のしたいと思ったことを誰にも邪魔されずやり遂げたい
・それにより、精神不安定になる
・自分の仕事に対しての周りからの理解が得られない


これって子育て特有のことですか。
聞いてると、正に仕事と同じだと思うんです。
仕事って言っても色んな仕事があると思います。

看護師さんの夜間勤務
24時間システムを監視しているヘルプデスクとかの統制者
24時間営業してるコンビニの店長やオーナー
トレーダー(証券投資家、金融系のとか先物とか)
会社の役員
部下のいる人
中間管理職
政治家
消防隊員
自衛隊
社長
弁護士
医者

などなどなど・・・・・・

みんなそうじゃないですか?
「自分が共有スケジュールに商談があるって書いてあったのに、段取りの悪い部下の「助けて」が間際にきちゃって、しかもそっちも顧客絡みの大事件、さぁどうしよう」
「契約反故になったら、プロジェクトメンバー全員が路頭に迷う、この瞬間」
「社長である私の判断ミスで社員全員の給料向こう3年払えないかも、首つろうか。。。」
「自分がやりたい改革が抵抗勢力によって潰され、週刊誌にあることないこと書かれ家族離散」
「残業残業でやっと寝れたと思ったら、夜間のヘルプデスクからエスカレーションの電話で起こされる」
「1秒で数億円の処理ができるトレードシステムのシステム担当になった」

とかとか、ちょっと想像しただけでも山ほど出てくるし、なんだろう、その職位とか職責によると思うんですけど、「仕事に命かけてるな~」「この商談の成否で何十人の人の首がかかってるな」とか、周りにそんな仕事、そんな人、沢山いますよね。

で、その人たちがみんな、周りに認められているか、達成感や充実感をもっているか、誰にも邪魔されずに仕事が遂行できているのか。全然そうじゃないですよね。

会社のこと、皆の事を想えば想うほど嫌われ役にならないといけない場合の方が多いし、厳しいことを言えば下には嫌われるし、でも社員を甘やかしてたら今度は会社自体が潰れちゃうかもしれないし。
会社には派閥も学閥もあるし、抵抗勢力も個人同士のいがみ合いもあるし、足の引っ張り合い、騙し合いばかりじゃないっすか。。。

だからね、そういう仕事をしてる人に、このブログに書いてあるようなことを伝えて
「だから子育ての大変さを理解してほしい」
って言っても、響かないと思います。

じゃあどうすれば響くか

それは冒頭でも言った通り、「相手へ理解を示す」ことだと自分は思うんです。

子育てが大変。
これは自明です。
男はみんなそう思ってます。

でも、例えは変ですけど
「おれ寝てないんだ~昨日残業残業でさ~」
って早出しじゃんけん寝てないアピールされて、
「おお、そうなんだ、大変だったな~大丈夫か?」
って心の底から言えますか?
おれは心が狭いので言えないです。
言おうと思ってても、そのきもちが掻き消えます。

でも、残業で大変だったやつが、次の日の朝に
「この前のあの件さ、ごめんな。時間かかっちゃったんだけどやっと完成したからさ、あとで目通してくれるかな。あと、顔疲れてない?あんま無理し過ぎんなよ」
なんて逆にそんな声掛けられたら、頭が下がるし、こっちも労いの言葉をかけたくなるし、惚れちゃいます。

人間ってそういうもんだと思います。

だから、子育てで大変な人こそ、相手の大変なことに関して理解を示してあげるべきです。
自分個人の大変さを主張しても、何も始まらないです。
”おれ・私大変アピール”をされたら、
「おれだって大変なんだよ」って言いたくなるのが人情です。

というのも、自分がそうだったからです。
仕事が大変で、自分の目標を達成したくて、それをパートナーにも理解してほしかった。
だから、会えなくて寂しいとかどこか一緒にいこうとか、余計辛くなるから口にしてほしくなかった。
みたいな感じかな・・・。

でも、それを主張したところで、うまくいったことはなかったです。
逆に、絶対に一週間に一回は、二人だけの時間を設けたり、食事にいったり、小さなプレゼントをしたり家事をしたりしてみました。
そしたら、「仕事大変なんでしょ?今度の日曜日は仕事してていいよ」
と言ってくれるようになりました。
今も相手の事を考えられてるか自信がないですが、人間ってそういうもんだと思います。

ながなが、また書いちゃいました。



でもですね。なんで、この人はこのブログを書いたのか。
それは、子育てへ理解や関心を示す父親が、本当に少ないからなのかなと思います。

子育て。
これの大変さは(自分はしたことないですが)、これもちょっと考えただけでも大変なのは自明なんです。
何が大変って、「子供の命を守る」これが凄いと思います。

子供って何するか分かんないじゃないですか。
高い所が危険とか
これ口にいれちゃいけないとか
ここで思いっきり走ったら、車に轢かれて死んじゃうとか
これ食べたらワライダケとか
これで遊んでたら感電死するとか

そういうの何も分からない。
いつ病気になるかも分からない。
24時間べったりで、常に緊張しちゃうでしょ。

その子を看て、育てる。
それ考えただけでもめちゃめちゃ大変でしょ。

それプラス、今日の献立、洋服どうしよう、自分のスケジュール管理、子供の健康管理、病気の発見、道徳心とか情操教育、教育資金のやりくり・・・まぁ考えだしたらきりないですわ。

責任感があって、しっかりした人ほど、大変で終わりのないもの。だと思います。

だから・・・
同じ男として、ブログに出てきたような男友達がいたら、こっそり教えてあげましょう。

あとこれ見ておけって言います。↓

World's Toughest Job - #worldstoughestjob -(日本語訳)


お後がお悪いようで!