梅雨は明けたとはいえまだ蒸し暑い日曜日、区内センター北駅近くにある横浜市歴史博物館でユニークな展示会と講演会に行ってきた。
早めの昼食を済ませて地下鉄で一駅のセンター北駅へ。
センター北駅の長い階段の下にある大きな掲示板に昭和世代の爺は胸がときめく。
前回の講演会に来たのは去年2025年1月だった。
2年前の2024年12月には地元の都筑区・青葉区の区制30周年を記念した企画展でも訪問した。
センター駅から歩いて5分ほどの距離だが、一週間前のような酷暑ではなかったものの肌にあたる微風がやや湿っぽい。
神殿のような建物が横浜市歴史博物館(1995年1月開館)だ。
今回の展覧会は8月23日(日)まで。
エントランスの前の神殿回廊の向こうの市営地下鉄グリーンライン/ブルーラインの奥にはBOSCH本社がある。
講演会の前に展示会へ。
入り口で迎えてくれた福助さん
♫
明るいナショナル
明るいナショナル
.............
みんな家中
ラジオテレビ
なんでもナショナル
♫
で有名だったナショナル電球は松下電器産業(現パナソニック)が1936年に第一号を発売から2012年まで生産されたらしい。
一方、マツダランプはGEから商権を買った東芝が1913年から1962年まで商標を使用したタングステン電球。マツダ(MAZDA)はゾロアスター教の善神で光の神「アラウマズダー」に由来だ。(自動車のMAZDAは、前身の東洋工業創業の松田家からの由来と理解している)
出ました出ました! 懐かしいブリキ玩具達
ミニチュアの展示もコレクション多くあった。
ナショナル店舗
「それは夢の入り口だった」(たかばやしりつこ) [ 2025年]
少年倶楽部1932年1月号付録
ミニチュア
多摩書房店舗
高橋勝美(2022年)
「暮しの手帖」の創刊号から20号
横浜伊勢佐木町が発祥の不二家のペコちゃんの漫画
これまた横浜ゆかりの日産
貸本屋看板
ロボット三等兵
手打ち式パチンコ台(1970-80年代)
横浜市歴史博物館所蔵
等々の展示物のの情報をインプットして講堂での講演会へ。
講演のテーマ
「北原コレクションと昭和100年」〜コレクションの愉しみ
例によってお気に入りの最前列の席から。
抽選で当たった170名で会場の講堂は満席。
開始前に一枚。
講師:北原照久氏
□1948年京橋生まれ(青山学院大学卒)
□コレクションを始めたのはは58年前の20歳の時
□1986年「山手ブリキのおもちゃ博物館」(横浜)
□EDO GRAN常設展示場(京橋)
□2025年「TOY MUSIUM」(みなとみらい)
□「河口湖おもちゃ博物館」(富士河口湖)
講演のキーワード:
◾️江戸時代(ブランド=鎧、茶具)
◾️明治時代(趣味人、他人には価値のないくだらない物)
□モースの大森貝塚発見
・船一杯の品物を持ち帰った
・幕末の看板展
□淡島椿岳
・円山応挙作品
・いろいろやったが死ぬのは初めてだから楽しい(辞世の句)
□淡島寒月
・西洋かぶれ
・井原西鶴「好色一代男」
□寒月サークル
・斎藤昌三(郷土玩具収集)
・三田平凡寺(ドクロ収集)娘は夏目房之介に嫁ぐ
◾️北原さんの視点
□日本でいちばんになるのがコツ
□プロセス
①面白がる
②手にいれる(飾る、眺める、調べる)
③さらに集める(楽しい、リスク、更に興味を持つ)
④分類を始める(整理、全体が分かる)
⑤もっと集める(学問)
◾️コレクターの特徴=変人、奇人、オタク
◾️ロマンチスト、働き者、継続力
↓
◾️使命感(一時預かり)
◾️物欲
□人の持っていないもの
□この世に一つのもの
*ある蒐集家は一つと信じていた物が他にもあったので大金で手に入れた後それを即燃やしてしまったらしい。
□たくさん集めて自慢したくなる
◾️ブリキのオモチャの蒐集家との出会い
□PPM(Peter Poul & Mary)
□グラハム・ナッシュ
□デミ・ムーア
□ポール・マッカートニー
□ジョン・セラスター(TOY STORY監督)
□ミック・ジャガー
◾️蒐集第一号
粗大ゴミで拾った柱時計
◾️ラジオコレクション(京橋エドグラン常設展示場)
◾️ポスター
□赤玉ポートワイン(日本最初のヌードポスター)
□明治:一重瞼
大正:二重瞼、洒落(藻刈=儲かる)
昭和:脇開き、歯、洒落(蚊トール=勝とう)
◾️ブリキ1号(消防車)
◾️セルロイドオモチャ専用蒐集棚(ビデオで紹介)
◾️ズームイン朝(徳満)で紹介でヒットして世界へ
◾️西武コマーシャル(不思議大好き)
◾️羽田第一ターミナル3F常設展示
◾️京橋エドグラン(KITAHARA COLLECTION)
一階ホールの展示(2023年撮影)
*展示室内部は未訪問(宿題)
そして横浜ゆかりの物としては;
◾️不二家(伊勢佐木町)
□ペコちゃん(ベコ=牛から)
□ポコちゃn(ボコ=幼児)
◾️日産(追浜工場)
◾️3階建(1200坪)の蒐集品専用倉庫のビデオ案内
記念に図録購入。
講演後、思い出のために図録にサインをお願いしたら快く書いてくださった。

「ALWAYS 三丁目の夕日」の主人公と同世代で東京タワーを見ながら育ったという北原さん、実に笑顔の素晴らしい万年青年の素敵なサインだった。
昭和は遠くになりにけり
























