久しぶりに国会図書館での座学の日。
前回は1ヶ月前だった。
遅かった桜ももう葉桜
折角なので、学習前に、桜と国会議事堂が見える梨木坂へ。
この場所は、江戸時代に彦根藩井伊家上屋敷の裏門で梨の木が生えていたことから梨木坂と名付けられたことからこの名前が付いている。明治時代にはこの地には陸軍省参謀本部、陸軍大臣官邸などが置かれていた。また、現在の国立国会図書館のある場所にはドイツ公使館もあったらしい。
(2023年7月撮影)
警備の物々しい参議院の通用門越しに国会議事堂が見える。
守衛さんに見られ、巡回中のパトカーが横を通過していくプレッシャー?の中で、一枚。もちろん職質は無かった。
そして、図書館へ。
今日のテーマは、前回の北の丸公園で桜を見た時に気になった江戸城のお濠。
江戸城の濠は、内濠から外濠にかけて「の」の字のように渦を巻いている。[下図の通り]
また、内堀で水面標高が一番高いのは江戸城の西半蔵門の北にある半蔵濠と千鳥ヶ淵で、その水位は15.98m。一番低い日比谷濠(1.43m)との水位差は14.55mにもなっている。
半蔵濠が分水界で、桜田濠の水は南回りで日比谷濠へ、千鳥ヶ淵の水は北回りで清水濠へと江戸城を両手で囲むように二手に分かれれ流れている。
因みに皇居を取り囲む堀は循環濾過処理方式の浄化施設で浄化されているらしい。
萩原さちこ著「江戸城の全貌世界的巨大城郭の秘密」
(さくら舎、2017年刊)
田安門土橋(千鳥ヶ淵③→牛ヶ淵①)
[2024.04撮影]
清水門土橋(牛ヶ淵①→清水濠②)
[2024.03撮影]
二時間余りの学習で、先週の課題もこれでスッキリ。
外に出ると6時過ぎ、日は長くなったとは言え外はもう夜。
ライトアップされた議事堂の夜景に桜を入れて。
西の赤坂見附方向の空はまだ少し明るい。
最高裁判所前から議事堂。
日比谷堀から半蔵門
日比谷方向
国会議事堂と東京タワーの春の宵のツーショット成功。
千鳥ヶ淵を横断する首都高中央環状(C1)と北の丸公園越しにスカイツリーが見える。
千鳥ヶ淵緑道から大手町の夜景に葉桜を入れて。
葉桜花見の下では花金の飲み会もちらほら。
この先の緑道はもうライトアップも終わっていたので、ジジイはこの辺りで引き返して地下鉄半蔵門駅へ。
これで、今年の花見もオシマイ。
来年の桜はどうかな?
🌸
さくら、来年またな!(🐯)