横で体感 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

最近の飲み会は開始時間が早くなった。早い時は4時なんてことも。(昼飲みは別)

 

かつての企業戦士仲間の月例の飲み会は「5時15分」からになった。この中途半端な時間には訳がある。

 

その店は「5時定刻開店」なのだが、暇を持て余す平均年齢喜寿手前のシニア達は大体15分前に着いてもまだ2階の定席の準備ができていないので、1階に吹き溜まることになる。これが企業戦士シニアには我慢できない。と、いうことで15分スライドして万事解決。

 

ということで、この時間を目指して例によってかなり早めに出ることにしている。いつもは日比谷図書館で2時間ほど学習するのだが、爽やかな空気に誘われて九段下から靖国通り経由竹橋方向へ歩いてみた。

 

神保町にレトロのようで斬新な建物発見。

 

 

1階はバー形式になっていたので「NO BEER, NO LIFE」をと思ったが、まだ開店前のミーティング中だったので諦めた。

 

 

交錯する飛行機雲のような首都高の下を潜って竹橋へ。

特徴のある毎日新聞の前のコンクリート製の「竹橋」を渡って北の丸公園方向へ内堀通りを登り「国立近代美術館」へ。

 

 

1969年竣工の日本で最初の国立美術館だけに格調が高い。

設計は谷口吉郎

 

たまたま「生誕150年横山大観展」をやっていたのだが、時間が中途半端なので観るのは諦め、外階段から2階のバルコニーに上がってみたが、なかなか良い眺めだ。

 

 

ここで例によってメモパッドに一枚。

 

 

 

 

東京のスカイラインはますます大きく成長中だ。

 

隠し階段みたいな1階への小さい階段を降りる。

踊り場には「イサムノグチ」の作品。

 

 

ミュージアムショップ前の細い廊下の掲示板で立ち止まる。

 

 

気になってた映画「モリの居る場所」のポスターを見てショップを抜けて広場に戻る。

 

キッチンカーでホットコーヒーを買って芝生の上の椅子に座って休息がてら一枚。

 

 

もうだいぶ陽が落ちてきて建物の陰が広がって空気が冷たくなってきた。

 

 

金曜日は夜間も開いてるようだが、夜の美術館?知らなかった。

 

 

 

横山大観を横で体感した後、神保町へ戻る途中「竹橋」をしみじみ観察。

 

 

 

欄干が青竹の意匠だとは知らなかった。

 

向かいの特徴ある毎日新聞本社ビル(パレスサイドビル)は好きだな。1966年竣工だから既に52歳だが、未だに青年の趣のある素晴らしいビルだ。日本の複合ビルの先駆者だそうだ。

 

(2016年10月)

 

神保町に戻ってあの「レトロなビル」を再訪。

 

 

夕陽を浴びて目鼻立クッキリ!

 

 

裏通りの小さい古本屋を覗きながら会場へ着いたのは5時丁度。

まだ明るい。

 

 

時間調整大成功!