寄席の日 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

(三笑亭夢丸)※夜の部9番

 

三遊亭遊喜)※夜の部10番春風亭柳太郎の代役

 

 

朝から爽やかな天気なのでどこかへ出かけたくなった。

 

先週はよく歩いたので室内娯楽が良いい!ということで、久しぶりに寄席に行くことにした。それも昼の部、夜の部全部観ちゃおう、という算段。

 

寄席といえば「浅草演芸ホール」

 

11時40分の開演まで時間がないので素早くそのホームページをチェックする。

 

な、なんと、昨日の笑点で観たばかりのあのウクレレ漫談の「ぴろき」がお昼過ぎに出るではないか。

 

最初に浅草で観で好きになった彼には一度、帰宅途中のJR府中本町駅で川崎行きの南武線車内で遭遇したことがある。

 

いつもの舞台衣装とあのヘヤースタイルのままの彼がの車両の優先席のオレンジ色の吊革に思いっきり手を伸ばした静かにごくフツーに立っていた。

 

横にいる彼に「どーも、お疲れさまです」の意を込めて会釈すると、舞台で見せる「ヒ、ヒ、ヒ」の1%ほどではあるが、無声でメガネの奥から優しい丸い目だけで返してくれた。

 

そして武蔵溝ノ口駅で下車、彼は私とは逆の東急田園都市線の上りホームへ。

 

 

途中誰も(気がついても?)振り向かない。まして、サインも求められない?クールな彼が好きだ。まあ、芸人さんはみんなそうだろうね。舞台と外はメリハリつけないと疲れるわな。

 

 

インバウンド観光客で賑わう仲見世を横切り、浅草演芸ホールに到着したのは開場直後の11時50分頃。

 

木戸銭を払おうとすると、「本日は1,400円」(いつもの半額)のプレート。

 

何故?と入口脇の呼び込みのお兄さんに聞いてみると、今日は年一の「寄席の日」だって!知らなかった。

 

これって、出来過ぎの超ラッキーもの。

 

一階は満席なので、二階席へ。

 

観客の着席が落ち着くまで待っていた「めくり」がちょうどめくられた。ラッキー!

 

さすがにこの中だけは純粋日本なので外国の方は見当たらない。

 

 

改めて、番組表を見る。

 

番組表とは違い(HPで確認した通り)5番目にウクレレ持った例の衣装の「ぴろき」登場。

 

二階席からでも「ヒ、ヒ、ヒ」はよく見える。

 

人生「明るく、陽気に、いきましょう〜」

 

昼の部の開演から約三時間後の仲入りで空いてきた一階席前方に移動した後、番組通りに14番目はヤホーの「ナイツ」が登場。彼等は創価大学の落研出身だとか。ボケの塙くん(「はなわ」の弟)は落語協会副会長の貫禄が出てきたね。

 

一部出演者の変更もあるが、変更なく16番目には「古今亭寿輔」、待ってました!カラフルな着物と口ひげと、とぼけた噺と即興の客虐ネタに大笑い。(以前我々も最前列でその被害者)

 

持ち時間の長短もうまく調整されて、4時40分には夜の部が始まる。

 

夜の部の仲入り後はいよいよ正面最前列に移動。

余裕か大胆かメモパッドにスケッチを2枚。

 

外に出ると通り雨も上がっていた。

 

 

前回来た5年前はお正月ということもあり、終演後の食事を取り損ねたので、今回は地下鉄入口前の屋台で8時間の腹筋運動で消費したカロリーを補給。

 

テレビで紹介されたタイ料理店は満席、向かいのお店に行くも閉店前?でアウト。

 

結局お隣の名も無いが贅沢な作りのラーメン屋さんへ。

 

 

笑い乾いた喉にビールが美味い!

 

NO BEER, NO LIFE!!

 

広々とした立派な無垢のテーブル、サービス満点、小皿も安くて美味。

 

おおあめも

しばらく

まてば

いっちゃった

 

これで「よせばよかった」ではなかった大満足の「寄席の日」は、「お・し・ま・い」

 

おあとがよろしいようで、、、、、。