訪問先で出されたお茶は飲まないのが常識?? | 渡邊優子のハッピーワークスタイル

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ワークスタイル・アドバイザー

マナー講師の渡邊優子です http://intermanner.com/

最近ネット上で気になった記事。

2ちゃんねるに 「【悲報】新入社員、出されたお茶を飲む」 というスレッドが出来て、飲む、飲まない、どちらが正しいかという議論がされているという件。

このスレッドを立てた方は自信満々に「飲まないのが常識」とおっしゃっていますが・・・。



とんでもない!
マナー講師が口をそろえて言います。「そんなマナー聞いた事がない!」
有難くいただくのが常識です。

但し、タイミングが大切。

まず、出して下さった方に「ありがとうございます」の一言を忘れずに。
そして、先方から「どうぞ」と勧められてから口をつけましょう。
もし勧められなかった場合、先方が先に口をつけられてから「いただきます」「頂戴いたします」と言っていただきましょう。
残しても、飲みきっても、どちらでもかまいません。



また、お湯飲みに蓋がついているとき、コレを知っておくと便利です。
まず、蓋を取ったら垂直に持ち、2~3回振って水滴をお湯飲みの中に落とします。



次に、蓋を取っ手を下にして置き、ゴロゴロ転がるようなら、茶托の端に引っ掛けて安定させましょう。


そして飲み終わったら蓋を元に戻します。



話は戻って、お菓子などの食べ物も同様。
心を尽くしてご用意くださったものですから、遠慮なく召し上がってください。
茶道では食べ切れなかったものは懐紙に包んで持ち帰るのがマナーですが、そこまではしなくて大丈夫。
無理してまで食べる必要はありませんが、「残してしまって申し訳ありません」と一言添えるようにしましょう。




さて、マナーが解らないときは相手の立場に立ってみるのが原則です。

例えば、自社にお客さまが来られて
「今日は暑いから冷たい麦茶を出したら喜んでくださるかな~」
「そういえば頂き物のワラビモチがある。一緒にお出ししよう!」
と、おもてなししたとしましょう。

一口も召し上がらなければ、あら、お好みに合わなかったのかしら?
と、残念な気持ちになります。

それよりも
「お心遣い有難うございます。いただきます!」
と言って全部召し上がってくださったほうが嬉しいですよね。

そんな心配りもせずに、いつも全部残して帰るのはとても失礼。
お相手の心はしっかりと受け止めましょう(^^)