今日、200mの決勝で、世界新!&2大会連続100m/200mで金メダルの偉業を目前としている北島選手。


前回のアテネオリンピックが終わってからずっとスランプだったそうだ。

よく言う「燃え尽き症候群 」ではないのだろうが、相当悩んでいて、選手引退まで口にするほどだったという。


他のオリンピック選手にもあるようだが、前回のオリンピックでメダルを獲得するも、

その後成績が振るわず苦心するが、あることをきっかけに、再度輝きを取り戻し、翌年も良い成績を残す。


スポーツだけにかかわらず、一生ずーっと高いモチベーションを持ちつつけ、

勝ち続けるのは非常に困難なこと。


その中で、大切なのはしっかりとした「目標」を設定し、そこに向かって努力をすること。

また、その「目標」を達成するために、自分をコントロールし、最高の結果を導き出すこと。


やはり、あきらめず、続けること(気持ちのコントロール)に長けた人が結果・成功を手に入れるのだろう。


それにしても、プロ・アマ問わず、スポーツ選手の人生からは学ぶこと、考えさせられることが多い。

いや、スポーツに限らず、第一線で活躍しているひとにはいつも刺激を受ける。


いつも猛省!



もう少しで、北島のレースが始まる!

頑張れ!ニッポン。


北京オリンピック開幕。


外側ではいろいろなトラブル、問題を抱えてのスタートとなった。


賛否両論はあるが、あの開会式。


中国の歴史、昨今の国の勢い、

この機会で名実ともに先進国の仲間入りを果たそうという強い国の意思に裏付けられた「気迫」と

実行に移す「統率力」をひしひしと感じた。


一方、競技は日本にとって厳しいスタートとなった。


世界一を競う選手は、個人の想像を絶する努力の積み重ねが必要だが、

何事も一人で成し得ることは少ない。

偉業を達成する裏には必ずそれを支え続けている人たちがいることを忘れてはならない。


その中でも、いつも「勝敗」のあとの家族との絆には感動を覚える。


当然のことながら、「みんな家族に支えられて生きているんだな」と。


家族だけでなく、自分の周りにいる人への「感謝の気持ちと思いやり」は忘れまい!


よく見聞きする社長の言葉で、


「うちの○○は意識が低くてダメだ!」


「うちの管理職は責任感が欠如している・・・」


「うちの新入社員は・・・」


・・・・


確かに嘆きたくなるような場面が多くあるのは事実だが、

今一度、組織とは何か?


そもそも、自分ひとりでできないことを実現するために、会社が集めたヒトたちではないか?

また、立場が違えば、責任も、考え方も違うということ、そのことをもう一度考えたほうが良いのではないか?


そもそも、それらの重要な財産である「ヒト」の感謝の気持ちはどこへいってしまったのか!



叱咤激励は社長の重要な仕事であることは間違いないが、

「どうみても愚痴」にしか聞こえてこないようなこの手の発言は、

慎むべきではないか?


社長さんはじめ、その会社の品格を下げるだけでなく、

そのことを見聞きした、社員のモチベーション・クラッシュにもなりかねない!