こんにちはにこ
働くママの両立を叶える
インテリアコーディネーター
島村知子です。



今日は私の原点となった日のお話を。
私が心と空間の関係に気づいた日でもあります。


書くのにドキドキして
ずっと書けなかったんだけど

でも

でも

ここを避けて 私のおうちへの思いは
語れないから 書くって決めた



おうちってなんだろう?
私は
おうちは「こころの安全基地」だと答える。


安全基地って心理学の概念なんだけど
要は、心のよりどころ




不安や恐れを感じたときに
こわいよーって逃げ帰れる場所
 

安心して休んで 傷を癒して
心のエネルギーを補給して
再び出発できる場所




家がそんな場所になれば
いじめで行き場をなくす子もいなくなる


小学6年生のとき
きっかけは覚えていないくらい
ささやかな事だったと思う。
 
 
ある日、誰も口を聞いてくれなくなった。
クラス35人全員が。
 

「学校行きたくない」って言えなくて
 
 
仮病で3日休んだ
 

さすがに4日目には 
お母さんに 
「どうしたん?」って言われて
 

本当のことを話した



めっちゃ怖かったし
言いたくなかった
 
 

この時すぐに 
 
 
ほんまに 
 
 
即答で 
 
 
お母さんが



「学校行かんでいいよ。家にいたらいいやん。」
 
 

居場所を作ってくれました。


親としては
すごくショックやったと思うのに
私のこと、一言も責めなかった。
感謝しています。


私の中では
学校に行かない子=社会不適合者だったから
自分がすごくみじめで情けなくて
苦しくてしんどくて
でも、それでも、行けなくて



学校行く時間に家にいてもいいの?って
安心したの
 

それでも、
登校時間にはドキドキする日々を送るんやけど
 

おうちの中に精神的な居場所があることが
あの時の私をどれほど救ったことか



だから
家は家族の安全基地であれって強く思います。


友達とケンカした子どもが
安心して休んで次の日を始められる。
 

会社で疲れたお父さんが
エネルギーチャージできる。
 
育児でイライラのお母さんが
ほっと一息つける。

おうちは そんな場所であってほしい
 
 
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島村知子とインテリア。
大人になった私は家庭と仕事で悩むことになります。
 
 
つづく。